注文住宅の間取り成功例！おすすめ間取りアイデアを紹介
クレバリーホーム
この記事では、おしゃれで暮らしやすい注文住宅の間取り成功例を、延床面積で分けてご紹介します。
30坪以下のコンパクトなお住まいから、大家族や二世帯住宅に向いている40～50坪の注文住宅まで、参考になる間取りアイデアをピックアップ。
それぞれの間取りづくりのポイントも紹介しますので、ぜひ住まいづくりの前に覚えておいて実践してみてください。
目次
ライフスタイルに合った間取り成功例を参考にしよう
最近はSNSやインターネットで手軽に情報収集できるようになり、注文住宅の間取りアイデアもたくさん見つかります。しかし逆に、情報が多くて、どの間取りアイデアがご自身に合うのか分からず迷いますよね。
ご家族の人数やお仕事、家事のこなし方や趣味など、ライフスタイルによって適切な間取りは異なります。大切なことは、ご自身に合う広さや間取りを見つけて、上手に採り入れることです。
今回は30坪以下から50坪台まで、広さ別に注文住宅の間取りアイデアをご紹介し、考え方のポイントも解説します。理想の住まいについてこれから考える方は、ぜひいろいろな成功例を見て、ご自身に合う広さや間取りを見つけてみてください。
30坪以下の注文住宅間取り成功例
30坪以下のコンパクトな注文住宅は、アイデア次第で単身・ご夫婦・ファミリーまで幅広いライフスタイルに対応できます。
狭小地にも対応しやすい、予算をコントロールしやすいなど、コンパクトな家ならではのメリットも少なくありません。必要最小限のシンプルな暮らしを目指す方は、30坪以下の間取り成功例を参考にしてみてください。
30坪以下の間取りづくりのポイント
30坪以下の注文住宅の間取りを考える際は、限られたスペースを有効活用して、圧迫感を無くしつつ効率の良い動線をつくるのが成功のポイントです。
30坪以下の広さで3～4人家族に必要な間取りを配置すると、各部屋に圧迫感が出てしまうことも少なくありません。なるべく面積効率の良いアイデアを採り入れて、開放的かつ動線効率の良い間取りを考えましょう。
例えばリビングに階段を配置すれば、居住スペース＋通路の二役をこなして廊下や階段ホールを省略することが可能です。スケルトン階段なら圧迫感が出にくく、リビングをおしゃれに見せる効果も。
なるべく一つの間取りに複数の役割を持たせてムダを無くしていくことで、コンパクトでも効率的に暮らせるマイホームを建てることができます。
30坪以下の間取り成功例
延床面積 24.28坪
1F
2F
小屋裏
25坪弱の床面積を最大限活かし、開放的かつ暮らしやすく仕上げた間取り成功例です。
玄関ホールにシューズボックス以外の収納を追加し、掃除機などを置けるスペースに。少しの工夫で玄関の利便性が大きくアップしますね。
採光性に優れる2階リビングを採用し、高い勾配天井で開放感もある素敵な空間に。
本来デッドスペースになる小屋裏も、収納・くつろぎスペースとして有効活用しています。
延床面積 25.86坪
1F
階段スペースが不要な平屋は、30坪以下の広さでもアイデア次第で暮らしやすく仕上げることができます。
LDKは平屋の屋根形状を活かした勾配天井で開放感をアップ。天然木の梁も、おしゃれなアクセントとして機能しています。
リビングに隣接する和室は畳を一段下げてさりげなくゾーニング。キッズスペース、家族のだんらんなど、多目的に活躍する効率の良い間取りです。
キッチンの奥には書斎兼ワークスペースを配置。個室ではなく、視線が抜ける窓があるので、コンパクトなスペースでも圧迫感がありません。
30坪台の注文住宅間取り成功例
30坪台は平均的な広さで、間取りの選択肢が増えるためさまざまな要望を盛り込むことができます。さらにちょっとした工夫やアイデアを採り入れると、より暮らしやすくおしゃれな間取りに仕上げることが可能です。
30坪台の間取りづくりのポイント
30坪台の家は部屋数や広さの選択肢が増え、組み合わせられる間取りアイデアも豊富になります。選択肢が増えるので、ライフスタイルに合わせて間取りを調整するのが成功のポイントです。
例えばこれから子育てに取り組むご家族なら、広いLDKにプライベートスペースを組み合わせると、お子様を見守りながら家事もこなしやすい間取りになるでしょう。ご自宅で在宅ワークをしたり趣味に集中したりする機会が多いなら、プライバシー性の高い書斎がある方が満足度は高くなるかもしれません。
30坪台の間取り成功例
延床面積 34.37坪
1F
2F
小屋裏
シューズクローク、物干しスペース、ファミリーライブラリーなど、暮らしやすいアイデアをたくさん採り入れた間取り成功例です。
LDKは部分吹抜けにして、開放感と明るさを大きくアップ。
吹抜けの2階部分は室内物干し兼クローゼットにして、利便性もしっかり確保しています。
2階ホールに設けたファミリーライブラリーは、読書スペース・書斎など、複数の役割を持つ効率の良い空間です。
延床面積 35.54坪
1F
約35坪の平屋に大容量の収納や回遊動線などを組み合わせ、効率の良い暮らしを送れるマイホームに。
キッチンからサニタリーに直通できる動線で、複数の家事を同時進行できるようにサポート。
サニタリーは回遊動線で玄関ともつながっているので、帰宅後スムーズに手洗いもできます。行き止まりが無い回遊動線は、シーンに合わせて最短ルートを選ぶことができます。
広々としたLDKにスタディコーナーを配置し、お子様の勉強や在宅ワークに対応しているのも便利な間取りアイデアです。
40坪台の注文住宅間取り成功例
平均より広めの40坪台の注文住宅は、かなり間取りの選択肢が増えるので理想のライフスタイルを実現しやすくなるでしょう。ただし、広い分間取りづくりが難しくなるケースもあるので、しっかりポイントを押さえて取り組むことが大切です。
40坪台の間取りづくりのポイント
40坪台の床面積を活かすなら、開放感のあるLDKをつくるのがおすすめです。
過ごす時間が長いLDKを広くおしゃれに仕上げることができれば、住まい全体の印象や満足度を大きくアップすることができます。
また、シューズクロークやパントリーなど、使いやすい収納アイデアも上手に採り入れてみましょう。大きな収納をまとめてつくるのではなく、使う場所の近くにバランス良く配置すると暮らしやすい間取りになります。
40坪台の間取り成功例
延床面積 40.74坪
1F
2F
4LDKにさまざまな間取りアイデアを組み合わせ、デザイン性や暮らしやすさにこだわった素敵な2階建て実例です。
キッチンはダイニングテーブルと横並びで配膳効率を高め、さらにぐるっと一周できるアイランドキッチン風のレイアウトです。
LDKはただ広くするだけでなく、多目的に使えるタタミコーナーを組み合わせています。お子様を見守りながら家事をこなせる、効率の良いアイデアです。
洗濯をまとめてこなせるランドリールームも、40坪の広さを活かした間取りアイデア。
延床面積 46.33坪
1F
2F
約46坪の広さを活かし、さまざまな間取りアイデアを採り入れたお住まいです。
玄関には約3帖のシューズクロークを設け、5人家族の靴や荷物が散らからないようになっています。
約28帖の広いLDKに小上がりのタタミコーナーを組み合わせて、便利でおしゃれなアクセントにしています。
開放感あふれる吹抜けのリビングと階段を組み合わせて、家族が集まり動線効率にも優れる間取りに。
40坪台の間取り成功例はこちらのコラムでもご紹介しています。
50坪台の注文住宅間取り成功例
50坪台の注文住宅は二世帯住宅も視野に入る広さで、間取りの選択肢もかなり豊富になります。ただし床面積が広くなる分、動線が長くなったり、建築費用が高くなったりするので注意も必要です。
50坪台の間取りづくりのポイント
50坪の注文住宅はかなり広めで、大家族や二世帯同居を検討している方も、理想を盛り込んで暮らしやすい間取りを考えやすいでしょう。ただし、延床面積が広い分移動距離が長くなりやすいので、効率の良い動線を考えることが大切です。
また50坪台の家だと広めの土地が必要になりますので、建築費用と土地取得費用のバランスも重要です。家の中心に自然光が届きにくくなるので、日当たりの良い土地を選ぶ必要もあるでしょう。広めの注文住宅を検討する際は特に、間取りだけでなく土地探しにもこだわってみてください。
50坪台の間取り成功例
延床面積 51.57坪
1F
2F
1階に主寝室や水回りをまとめて、平屋と2階建ての良い部分を組み合わせた間取り成功例です。
平屋のような高い天井のLDKは開放感ばつぐんで、2階スペースとつながり家族の存在を感じられる効果も。
2階部分は多目的スペースとして、趣味や団らんなどさまざまなシーンで活躍してくれます。
効率良くお料理をこなせるアイランドキッチンも、広さを活かした間取りアイデアです。
延床面積 54.10坪
1F
2F
小屋裏
年代の違う家族が心地よく暮らすためのアイデアがたくさん盛り込まれた、二世帯住宅の間取り成功例です。
家族全員で食事をとれるように、ダイニングキッチンは広く開放的な空間になっています。
リビングも折り上げ天井でデザイン性や開放感をアップし、自然と家族が集まりコミュニケーションする場所に。
親世帯のセカンドリビングも配置して、それぞれのプライベートタイムにもしっかり配慮。
二世帯住宅の間取り成功例はこちらのコラムでも紹介しています。
注文住宅の間取りはシミュレーションが大切！？
理想の間取りで注文住宅づくりを成功させるためには、シミュレーションと修正の工程が大切になります。注文住宅は完成するまで実際に見ることができないため、間取りをシミュレーションしてイメージとのギャップを無くす必要があるのです。
最近はスマートフォンで注文住宅をシミュレーションできるアプリもたくさんありますが、操作を覚えて間取りをつくるのはなかなか大変です。そんなときは、ハウスメーカーが用意している簡易シミュレーションを活用してみましょう。
例えばクレバリーホームの規格住宅「Cleverly D’ees（クレバリーディーズ）」は、簡単な質問に答えるだけで、ライフスタイルに合わせたおすすめ間取りをシミュレーションできます。
3人の建築家によるおしゃれで暮らしやすいアイデアを盛り込んだ、130通りを超える間取りプランをご用意しています。
またクレバリーホームの住まいづくり相談会では、注文住宅の間取りや資金計画について、さらに詳しく話を聞くことができます。設計相談会では家づくりのプロがどんなご質問・ご要望にもお答えしますので、ぜひお気軽にご参加ください。
