「パントリー」とは? 時短に役立つキッチン収納をご紹介!
家事の時短に役立つ「パントリー」をご存知でしょうか。
キッチンに隣接する食料品貯蔵庫のことで、最近の家づくりで人気急上昇中の間取りです。
おすすめの設置方法をご紹介します!
このコラムでわかること
- 「パントリー」とは? なぜ時短に役立つの?
- スペースに余裕があるなら「小部屋タイプ」
- コンパクトに作りたいなら「壁面収納タイプ」
- まとめ~時短できないのは収納計画のせいかも~
目次
「パントリー」とは? なぜ時短に役立つの?
パントリー(pantry)とは、ラテン語の「パンの貯蔵所」がもとになったとされる英語です。
家づくりでも最近よく耳にするようになった単語で、一般住宅の「パントリー」とは、食料を貯蔵する小部屋を指します(ホテルなどでは配膳室などもこう呼ばれます)。
パントリーはキッチン隣接、もしくはキッチン内設置が一般的で、食料品のストックや、根菜類の保存、季節の食器や調理用具を収納する場所として大活躍します。
パントリーを備える利点はたくさんありますが、中でも「まとめ買い」食品がスッキリ収納できる、という点に注目。
家事専業の家族がいるなら毎日食料品の買い出しをしてくれますが、共働きだと毎日の買い出しはかなり負担ですよね。
その点パントリーがあれば休日にまとめ買いした食品も即収納できます。
足元になぜか買いだめした○○が積んである…ということはありませんか。
この状態は見た目がよくないだけでなく、防災の観点でもあまりよくありません(キッチンの大掃除、ついでに防災対策!ポイント3つ)。
パントリーがあればキッチンはいつでもすっきり臨戦態勢、すぐ調理が開始できます。
ちなみに、まとめ買いした食品を使った一週間レシピ作成もおすすめです。
パントリー+一週間レシピの効果で、毎日のお料理の手間が省けますよ。
スペースに余裕があるなら「小部屋タイプ」
さて、そんな「パントリー」ですが、クレバリーホームでは大きく分けて二種類を提案しています。
一つ目は王道の「小部屋タイプ」。
光や空気の出入りが少ない小部屋として設計すると、紫外線や温度変化による食品の劣化を抑えることができます。
味噌や梅干しなどの手作り保存食や、ウォーターサーバーのボトル置き場にもぴったり。
簡易ワインセラーなどを設置される方もいます。
居室としては光が差しにくく使いにくい北向き、東向き部分の有効利用にもおすすめできます。
コンパクトに作りたいなら「壁面収納タイプ」
一方、キッチンまわりに小部屋ほどの広さが確保できない場合には「壁面タイプ」がおすすめ。
この場合は収納量が限られるので、モノに合わせて棚板を細かく仕切れるように設計し、空間の無駄を作らないようにします。
棚の奥行きは30cm~45cmと浅めにすると奥のモノまで取り出しやすくなります。
よく使うモノは腰から胸の高さにしまうと出し入れもスムーズ。
壁面タイプを採用する場合は、扉を折れ戸にするとさらに省スペースになり、おすすめです。
まとめ~時短できないのは収納計画のせいかも~
最近のキッチンはリビングやダイニング(食堂)と同じお部屋でオープンになっていることも多いですよね。
ごちゃごちゃと「今は使わないのに出しっぱなし」だと少し残念ですが、パントリーがあればスッキリをキープできるんです!
キッチン収納のパントリーに限らず、モノの定位置、帰る場所が決まっていれば散らかる確率が減り、片付けの時間も減ります。
家事の時短がなかなか進まない場合は、お家の収納計画がうまくいっていないことが原因かもしれません。
クレバリーホームでは現在のお住まいでの問題点をお聞きしたうえで、家事の効率化、時短に役立つ間取りや工夫を豊富に提案しています。
すっきりキレイが続くお家、ご一緒に考えましょう。
どうぞお気軽にご相談ください♪
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