「末永く快適に暮らせる間取りで、子ども達をのびのびと育てたい」そんな想いから、平屋の住まいを実現したM様邸。メインとなるのは、天窓付きの勾配天井が、明るさと開放感を演出するリビング。ご夫妻はここで野球観戦をするのが日課だそうで、球場にいるような臨場感を得るために、天井にはスピーカーを設置し、試合中はご贔屓球団のユニフォームを着て応援することも。「球場に行った気になって、家でめいっぱい楽しんでいます」とご夫妻は笑います。空間デザインにもこだわったM様邸。インテリアについては「銘木フロアーが気に入ったので、それをベースに色味を決めていきました」とご主人。クロスは白をベースにすることで、床や建具の木目がより映えるように工夫しています。奥さまがお気に入りなのは、グレーの折り下げ天井に、ワインレッドが映えるキッチン。「料理が本当に楽しくなりました」とニッコリ。外観は、大らかな切妻の大屋根のシルエットに、グレー、ブラウンをベースにアクセントを加えた総タイル貼り。「軒天を深くして、安定感を出したのもポイントです」とご主人。M様邸では、家族のふれあいも大切にしています。例えば、リビングやダイニングにいる家族に目が行き届く対面キッチンや、将来的にお子さまの勉強の場になるスタディコーナー、バーベキューが楽しめるテラス、人工芝を敷き詰めた庭など、親子が自然に学びや遊びを共有できる工夫を間取りに採用しています。実はM様邸にはもう一つ、ふれあいを育むこだわりがあるそうで「子ども達が自室に行くときも自然に顔を合わせられるように、居室の入口をすべてLDKに向けて配置しています」とご主人。リビング階段の発想を平屋に採り入れたアイデアが印象的です。また、玄関まわりをスッキリ保つ土間収納や帰宅後、手を洗ってからＬＤＫに入れる動線、キッチンに隣接した水まわりなど、家事ラクを叶える様々な工夫を採り入れているのもＭ様邸の特徴です。「家事も本当にしやすくなりました」と奥さま。暮らし心地についても、「階段の上り下りがないのはとてもラクですね。室温も一定なので、一年を通して快適です。外壁のメンテナンスや電気代といったコスト面でも、タイルや太陽光発電システムを採用したことで、ほとんどかからないので末永く安心して暮らせそうです」とご夫妻。大満足の笑顔が印象的なＭ様邸でした。

勾配天井が開放感を、天窓が明るさを演出するリビング。高気密・高断熱なので、オープンな間取りでも一年を通して快適に過ごせるそうです。

キッチンのすぐ横にサニタリーを配置することで、料理と洗濯の同時進行を実現。家事の効率化に一役買っています。

グレーの折り下げ天井に、ワインレッドが映えるキッチン。２ヶ所に天窓を設けることで、最奥部でも明るい空間を実現しています。

リビングに隣接した和室は、客間としてはもちろん、室内物干しスペースやお子さまのお昼寝の場など、マルチに活躍しています。

テレビの背面は、エコカラットのアクセントウォール。スリットや３連のスクエアなど、窓の形や配置にもこだわり、デザイン性の高い空間を創出しています。

屋根には８.7８kWの太陽光パネルを、初期費用のかからないリースで搭載。オール電化に一本化することで、大幅な光熱費の削減を実現しています。

切妻の大屋根と深くせり出した軒天が安定感のあるシルエットを創出。外壁タイルは、グレーとブラウンを貼り分け、正面のアクセントが映えるデザインに。テラスでは、バーベキューなどを楽しむというご家族。人工芝を敷いたお庭は、お子さま達の絶好の遊び場となっています。

キッチンからリビング・ダイニングにいるお子さまにも目が行き届く対面キッチンは奥さまのこだわり。前面の収納はお子さまのおもちゃの指定席。

将来は、お子さまの勉強スペースとなるスタディコーナーをダイニングに配置。現在は、家族が自由に使える書斎コーナーとして活用中です。

玄関の壁面にはアクセントにエコカラットを採用。建具や床材の色味を抑えることで、落ち着いた雰囲気を印象付けます。玄関の奥には、靴や遊具、ベビーカーなど、外で使うモノをしまう土間収納を採用。来客時も目隠し扉があるので安心です。

玄関からサニタリーまでを一直線でつなぎ、帰宅後の手洗い動線とすることで、お子さまの手洗い習慣も自然に身に付きます。

スリット窓が印象的な主寝室。ウォークインクローゼットの一部は、ご主人の書斎スペースとして活用しています。

アクセントクロスが印象的な子ども部屋は、現在はお子さま達のプレイルームに。おもちゃがLDKに出る心配もありません。