40坪の間取り成功実例!おしゃれで暮らしやすい間取りのポイント
この記事では、40坪の広さの家づくりについて、実際の間取り成功実例やプランニングのポイントを詳しく解説します。
40坪の家は平均より少し広めで余裕がありますが、暮らしやすく・おしゃれな間取りをつくるためにはコツがあります。収納・面積効率・開放感など、間取りづくりで重視すべきポイントをチェックしていきましょう。
40坪の注文住宅の平均価格も解説しますので、予算計画の参考にもどうぞ。
目次
40坪の間取りはどれくらいの広さ?
40坪は畳サイズだと80畳、約132㎡の広さです。国土交通省の令和3年度住宅市場動向調査によると、新築注文住宅の平均延床面積は120.2㎡でした。40坪は平均的な注文住宅より少しゆとりがある広さと言えます。
しかし数字だけ見ても、実際にどのくらいの広さなのかイメージするのは難しいですよね。40坪の広さの間取り実例をチェックしてみましょう。
1F
2F
- 延床面積134.70㎡(40.74坪)
- 1階=68.70㎡(20.78坪)
- 2階=66.00㎡(19.96坪)
こちらは約40坪の2階建て、4LDKの間取り実例です。シューズクローク・ウォークインクローゼット・パントリーなど、収納が充実していますね。LDKの畳コーナーやランドリールームなど、デザイン性や暮らしやすさにこだわった間取りアイデアもしっかり盛り込まれています。
40坪の家で4人家族までなら間取りアイデアの選択肢が多く、家づくりにしっかりこだわることができそうです。
40坪の間取り成功実例
クレバリーホームがお手伝いした注文住宅の中から、40坪のおしゃれで暮らしやすい間取り成功実例をピックアップしてご紹介します。それぞれの詳細ページにはお住まい全体の写真もありますので、気になる間取りがあったらぜひチェックしてみてください。
実例①40.82坪
40坪の床面積に、子育てと家事を両立するための間取りアイデアをたくさん盛り込んだお住まいです。
玄関にはウォークスルータイプのシューズクロークを設け、収納力と使い勝手を大きく向上。いつでも玄関を整理整頓しやすく、気持ち良い空間をキープできます。
サニタリー内に物干しスペースを設置し、ファミリークローゼットと直結することで洗濯⇒干す⇒しまう一連の流れも効率よくこなせます。
1F:24.3坪
2F:16.52坪
実例②43.70坪
コストパフォーマンスに優れる総二階の間取りを採用したお住まいです。
2階ホールにはボルダリングウォールやブランコを設置し、お子様が元気よく遊べる空間に。
2.5階のフリースペースは、あえて用途を限定せずライフスタイルに合わせて活用できるようになっています。
1F:21.62坪
2F:22.08坪
実例③41.63坪
モデルハウスを参考にしたスタイリッシュな2階建ての中には、おしゃれで暮らしやすい間取りアイデアがたくさん。
間接照明やエコカラットの高級感が魅力的なリビングは、吹抜けで開放感も大きくアップ。
ご夫婦で一緒にお料理ができる広めのキッチンも、40坪の床面積を活かした間取りアイデアです。
寝室にはご夫婦でプライベートタイムを楽しめるセカンドリビングを併設。
1F: 23.60坪
2F:18.03坪
ここではご紹介しきれないたくさんの施工実例があります。床面積で絞り込みもできますので、ぜひ間取りアイデアの参考にご活用下さい。
おしゃれで暮らしやすい40坪の間取りづくりのポイント
実際に40坪の間取りを考える際は、次のポイントにこだわってみましょう。
収納を充実させる
40坪の家を暮らしやすく仕上げるには、十分な収納をバランスよく配置することが大切です。
せっかく広めの家を建てても、収納が不足すると物があふれ出てしまい、暮らしやすさもデザイン性も低下してしまいます。現代のライフスタイルに合った間取りアイデアを上手に取り入れてみましょう。
玄関を例に挙げると、収納量と使い勝手を大きくアップしてくれるシューズクローク間取りが人気です。靴だけでなく、お子様の遊具やスポーツ用品など、幅広いアイテムを収納できます。
キッチンには家事効率アップ効果が期待できるパントリーの間取りがおすすめ。キッチン本体の収納量に余裕ができるため出し入れ効率が良くなり、効率的にお料理をこなすことができます。
面積効率の良い間取りを取り入れる
前述したように40坪の家は平均より広めですが、ただ必要な部屋を並べるだけでは床面積が足りなくなってしまうでしょう。40坪の床面積を最大限有効活用するためには、面積効率の良い間取りアイデアを上手に取り入れることが大切です。
例えばリビング階段を上手に配置すれば、LDKで居住空間と通路の2役をこなして廊下を省略することができます。住まいの主役であるLDKを中心とした家事動線をつくりやすく、効率の良い暮らしにもつながります。スケルトン階段ならデザイン性にもこだわれるので、リビングのアクセントになるのも効率的。
本来デッドスペースになる屋根部分を活用するルーフバルコニーも、面積効率の良い間取りの一つ。広い敷地の確保が難しい都市部では、お庭替わりのアウトドアリビングとしても活躍してくれます。
1つの間取りに複数の役割を持たせることで、40坪の床面積を有効に使うことができます。ほかにもたくさんの間取りアイデアがあるので、ライフスタイルに合うものを上手に取り入れてみましょう。
LDKの開放感を強調する
少し余裕のある40坪のマイホームを建てるなら、生活の中心となるLDKの開放感にこだわるのがおすすめです。滞在時間が長く複数の役割を持つLDKの開放感を強調することで、マイホームの満足度を大きくアップすることができます。
人気の高い吹き抜けの間取りは、LDKの開放感を大きくアップしてくれます。デメリットが気になる方も、事前に把握しておけば十分対策できるので安心してください。
窓の形状や配置でLDKの開放感を強調する間取りテクニックもあります。高窓で自然光をたくさん採り入れたり、大きな窓で視線抜けを良くしたり、バリエーションもさまざま。
内装の素材やカラー選びでLDKの開放感を演出することも可能です。ホワイトやベージュなどの膨張色をベースにしたり、色の組み合わせで遠近感を持たせたりする方法もあります。
40坪の注文住宅の費用相場 3,808万円
住宅金融支援機構のフラット35を利用して注文住宅を建てた方のデータから、40坪の費用相場を求めてみましょう。
2021年の全国の注文住宅平均価格は3,572万円、延床面積は123.8㎡(約37坪)です。40坪:132㎡に換算すると、建物の費用相場は約3,808万円です。
土地をこれから購入する場合は取得費用も必要になります。土地の広さや地価によって取得費用は大きく変動するため、注文住宅を建てるエリアの相場を把握するのが良いでしょう。国土交通省が毎年発表している公示価格を参考にすると、大まかな相場が分かりやすいのでおすすめです。
エリアごとの注文住宅建築価格、土地相場の調べ方はこちらのコラムも参考にどうぞ。
まとめ
平均延床面積より少しゆとりのある40坪の家は、さまざまな間取りアイデアを採り入れることができます。収納量・家事効率・ライフスタイルなど、こだわりを盛り込んで素敵な間取りに仕上げてみましょう。人気のアイデアを吸収するなら、モデルハウスで実際に体感してみるのもおすすめです。
クレバリーホームは全国のモデルハウスで、現代のライフスタイルにピッタリな間取りアイデアをたくさんご紹介しています。ぜひお近くのモデルハウスをお気軽にご活用ください。