注文住宅のリビングをおしゃれにするコツ|人気の間取りアイデア実例も
注文住宅の主役であり、意外と間取りづくりが難しいリビング。せっかくマイホームを建てるなら、デザイナーズハウスのようなおしゃれなリビングにしたいですよね。
そこでこの記事では、注文住宅で人気のリビング間取りアイデア、おしゃれに仕上げるコツをご紹介します。
実例写真を交えながら分かりやすく解説しますので、ぜひ理想のマイホームづくりにお役立てください。
目次
おしゃれなリビングは注文住宅成功のポイント?
リビングは注文住宅の中でも過ごす時間が長く、住み心地や満足度を大きく左右する間取りです。おしゃれで過ごしやすいリビングをつくることが、注文住宅の成功にかかっていると言っても過言ではありません。
例えば、開放感が高く家族が集まりやすいリビングがあれば、自然とコミュニケーションが生まれて毎日の生活もより素敵になるでしょう。逆に、デザインや快適性が低いリビングだと、自室で過ごす時間が長くなり寂しい家になってしまうかもしれません。
リビングのトレンド間取りは、ライフスタイルの多様化とともに変化しています。また、必要な広さや、気持ち良いと感じるレイアウトは人それぞれ。おしゃれな間取りアイデアをそのままマネするのではなく、家族構成やライフスタイルに合わせてカスタマイズしましょう。
注文住宅のリビングをおしゃれにするコツ
まずは、注文住宅のリビングをおしゃれにするための基本的なコツをチェックしましょう。
天井高にこだわる
リビングの開放感に大きく関わる天井高は、住宅会社選びの段階でこだわることが大切です。日本の標準的な注文住宅の天井高は2400mmですが、住宅会社によってはもっと高く設定しているケースもあります。
天井が高いと視界が広くなり、実際の床面積以上の開放感がある素敵なリビングをつくりやすいです。天井が高い家のメリットはこちらのコラムで詳しく解説しています。
窓選びにこだわる
採光性や視線抜けに影響する窓のサイズや配置も、おしゃれなリビングをつくるための重要なポイントです。
例えば、ソファの先に窓をつくると、視線が抜けて開放感や居心地の良さがアップします。
周辺環境も踏まえて、プライバシー性が高い場所に窓を配置するのも大切なポイント。
リビングの窓選びのポイントはこちらのコラムも参考にしてください。
収納をしっかり設ける
リビングはたくさんのアイテムが集まる場所ですから、収納をしっかり確保して散らからないようにするのも大切なポイントです。
収納たっぷりで余計なものがないリビングは、それだけでモデルルームのようなおしゃれな空間に見えるものです。逆に、収納が不足すると散らかって生活感が出てしまい、せっかくのおしゃれなリビングが活かせません。
リビングの収納アイデアはいろいろありますので、こちらのコラムでチェックしてみてください。
インテリアもトータルコーディネートする
おしゃれなリビングづくりでは、家具やカーテンなどのインテリアまでトータルコーディネートするのも基本的なテクニックです。
内装デザインや間取りに合わせてインテリアを選ぶと、お互いの魅力が引き立ち、より素敵なリビング空間になります。家具選びの失敗も防げるので一石二鳥。
照明で魅力を高める
照明の種類や配置で、リビングの魅力を高めるのもおすすめです。
同じ間取りや内装でも、照明計画で印象がガラッと変わります。リビングのテイストや過ごし方に合わせて照明を選べば、よりおしゃれな空間に仕上げることができます。
基本的な照明の種類や選び方のポイントはこちらのコラムをどうぞ。
注文住宅のリビング人気間取りアイデア実例
おしゃれなリビングで採用されることが多い、人気の間取りアイデアをピックアップしてご紹介します。
吹抜け
高い天井による大きな開放感を得られる吹抜けは、おしゃれなリビングの定番間取りアイデアです。高い窓からたっぷり自然光が入るため、内装デザインを魅力的に見せてくれる効果も。
吹抜けで1階と2階がつながり、家族のコミュニケーションを促進してくれるのも意外なメリットです。
吹抜けの詳しい特徴や間取りづくりのポイントはこちら。
スケルトン階段
骨組みのみで構成されるスケルトン階段は、リビングのアクセントになる間取りアイデアの1つです。階段自体が存在感のあるアクセントになり、リビングの開放感や採光性を高められるケースも多いです。
リビング中心の効率の良い動線をつくり、家族のコミュニケーションが生まれやすいのもうれしいポイント。
スケルトン階段の詳細やおしゃれな実例はこちら。
セカンドリビング
メインリビングと別に設けるセカンドリビングは、さまざまなライフスタイルに対応できる間取りアイデアです。セカンドリビングは家事や生活から切り離せるため、間取りやデザインの自由度が高く、リラックスしやすい空間になるのがメリット。
2階ホールや寝室の一部をセカンドリビングとして兼用するなど、省スペースで設置するアイデアもあります。
セカンドリビングの特徴やおしゃれな間取り実例はこちら。
畳コーナー
最近は和室をつくる注文住宅が減っていますが、リビング内の畳コーナーは根強い人気を持っています。気軽に横になれる畳コーナーはさまざまな過ごし方に対応でき、リビングのおしゃれなアクセントにもなります。
フラット・小上がりなどバリエーションも多く、リビングの広さやライフスタイルに合わせてコーディネートできるのも魅力。
リビング畳コーナーのメリットや間取り実例はこちら。
ダウンフロア
床面を周囲から一段下げるダウンフロアは、リビングのデザイン性や快適性をアップできる人気の間取りアイデアです。
ダウンフロアにすることでリビングが広く見え、ゾーニング効果がありリラックスしやすい空間になるのもメリット。段差に腰掛けられるのもうれしいポイントです。
ダウンフロアの詳しい特徴やおしゃれな実例はこちら。
2階リビング
周囲の建物との距離が近い都市部の注文住宅では、間取りの自由度や採光性に優れる2階リビングの間取りも人気です。
2階リビングは1階より周囲からの視線が届きにくく、カーテンを開けて開放感のある生活を楽しめるのがメリット。また、洗濯動線をワンフロアにまとめられるなど、実用面のメリットもあります。
2階リビングの特徴や間取りづくりのポイントはこちら。
オープンキッチン
一体型のLDKレイアウトでは、オープンキッチンでリビングの開放感やデザイン性を高めることも多いです。
壁や吊戸棚を無くすことでリビング全体が広く見え、キッチン本体もおしゃれなアクセントになってくれます。オープンキッチンはお料理や配膳の動線効率にも優れ、家族とコミュニケーションを取りやすいのもメリット。
オープンキッチンのおしゃれな間取り実例はこちら。
注文住宅のリビング間取りの失敗を防ぐポイント
床面積が広く複数の役割を持つリビングは、よく考えないと失敗してしまうリスクもあります。特に失敗しやすいポイントをご紹介しますので、しっかり対策しましょう。
動線をシミュレーションする
リビングを通る動線は複数あるため、行動を1つずつシミュレーションすることが大切です。
例えば、ソファの前を通る動線があると、テレビを見ているときに邪魔になってしまいます。リビング内での過ごし方や移動ルートを1つずつシミュレーションすることで、ムダを省くのが失敗を防ぐポイント。
リビングの間取り単体で考えるのではく、家具のレイアウトまでトータルコーディネートするのもスムーズな動線づくりのコツです。内装デザインの魅力も引き立つので、間取りと家具の連携を考えてみましょう。
断熱性の高い住宅会社を選ぶ
住まい全体の断熱性能が高い住宅会社を選ぶのも、リビング間取りの失敗を防ぐポイントです。
リビングは大きな窓を設置したり、開口部が多くなったりするため、断熱性が低いと暑さ・寒さによる不快感を覚えやすくなります。
特に、吹き抜けや勾配天井などで開放感の高いリビングをつくるときは、断熱性の高い住宅会社を選ぶことが大切です。断熱性を高めると省エネ性もアップし、光熱費を抑えられるのも大きなメリットです。
音やニオイにも配慮する
リビングの失敗の原因になることが多い、音やニオイへの配慮も大切です。
壁のないオープンキッチンレイアウトだと、お料理のニオイがリビングに広がって不快感につながるケースがあります。コンロの周囲だけ壁をつくるなど、なるべくニオイが広がりにくい工夫を取り入れることも検討しましょう。
また、リビングとトイレの位置関係によっては、水を流す音やニオイが気になるケースも。特に、廊下を挟まずトイレが直結しているリビングは、気になりやすいので要注意です。
音とニオイは図面で確認しにくい部分なので、実績が多い住宅会社にしっかりチェックしてもらいましょう。
まとめ
おしゃれなリビングは、注文住宅の満足度や住み心地を高めてくれます。人気の間取りアイデアや工夫を上手に取り入れて、ライフスタイルに合ったおしゃれなリビングをつくりましょう。
クレバリーホームが公開している施工実例は、おしゃれなリビングの間取り写真で絞り込み検索できますので、ぜひイメージづくりにご活用ください。
また、全国のモデルハウスでは、実際におしゃれなリビングの間取りを体感いただけます。注文住宅のことならなんでもご相談いただけますので、ぜひお気軽にお声かけください。