1,000万円台の注文住宅の間取り実例｜おしゃれな平屋・2階建てを紹介
クレバリーホーム
この記事では、1,000万円台の予算で建てられる注文住宅の広さやイメージについて、実際の間取り実例をもとにご紹介します。
注文住宅の建築費用を1,000万円台に抑えられれば、土地の選択肢が広がり余裕のある資金計画を組みやすくなるなどのメリットが生まれます。しかし、予算を抑えすぎて暮らしにくくなり、不満のあるマイホームになっては本末転倒です。
今回は、予算1,000万円台でおしゃれ＆暮らしやすい注文住宅を建てるポイントも解説します。コストパフォーマンスが高い規格住宅という選択肢もご紹介しますので、ぜひ理想のマイホーム計画にお役立てください。
目次
1,000万円で建てられる注文住宅の広さは？
まずは、1,000万円台の予算でどれくらいの広さの注文住宅を建てられるのかチェックしてみましょう。平均坪単価の目安で予算ごとの延床面積の目安を計算してみます。
2022年度建築着工統計調査によると、木造一戸建て（持家）の平均坪単価は約62.7万円です。
| 予算÷坪単価 | 建てられる延床面積 |
|---|---|
| 1,000万円÷62.7万円 | 15.94坪 |
| 1,500万円÷62.7万円 | 23.92坪 |
| 1,900万円÷62.7万円 | 30.3坪 |
予算を平均坪単価で割って建てられる延床面積を計算すると、上記のようになりました。
単身～ご夫婦2人暮らしにピッタリなコンパクトな注文住宅を建てるなら、1,000～1,500万円の予算に収まりそうです。3～4人家族で暮らすための25～30坪前後の注文住宅も、1,000万円台後半の予算なら視野に入りそうですね。
実際の建築費用は、選ぶ住宅会社や間取り、オプションの有無などさまざまな要素で変動します。建築費用が変動する要素や予算の考え方はこちらのコラムで詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
1,000万円台の注文住宅間取り実例
実際にクレバリーホームがお手伝いした、1,000万円台のおしゃれで暮らしやすい注文住宅実例をご紹介します。
2階建て実例① ～1,499万円 延床面積68.06㎡（20.58坪）
※実例の価格は建築当時の建物本体価格になります。
1F
2F
1人暮らしにピッタリな約20坪の延床面積を、おしゃれ＆暮らしやすい間取りに仕上げたお住まいです。
住まいの主役となるLDKは部分吹抜けで広々とした印象に。
対面キッチンにカウンターを造作し、ダイニングテーブルの代わりに使うのもコストパフォーマンスが高いアイデアの1つ。
2階建て実例② 1,500万円～1,999万円 延床面積114.69㎡（34.68坪）
※実例の価格は建築当時の建物本体価格になります。
1F
2F
1,000万円台後半の予算なら、30坪前後のファミリーで暮らす注文住宅も十分視野に入ります。
リビングには小上がりのタタミコーナーを設置して、自然と家族が集まりコミュニケーションが生まれる空間に。
2階ホールを室内干しスペースとして併用するのも、コストパフォーマンスが高い間取りアイデアです。
平屋実例① ～1,499万円 延床面積71.21㎡（21.54坪）
※実例の価格は建築当時の建物本体価格になります。
1F
ロフト
1,000万円台の予算で、暮らしやすいアイデアがたっぷりつまった1LDKの平屋を実現。
LDKは開放感たっぷりの吹抜けで、対面キッチンも吊戸棚を無くして視線抜けを高めています。
小上がりのタタミコーナーは、床下を収納として活用してコストパフォーマンスと利便性をアップ。
平屋実例② 1,500万円～1,999万円 延床面積99.37㎡（30.05坪）
※実例の価格は建築当時の建物本体価格になります。
ファミリー向けの平屋も、効率の良い間取りアイデアを採り入れれば1,000万円台で実現できるでしょう。
LDKは視線抜けを良くして開放感を高め、回遊動線の一部に組み込むことで家事効率もアップ。
キッズスペースや応接間など多用途に使えるリビング横の和室も、床面積と予算を有効活用できるアイデアです。
1,000万円台でおしゃれな注文住宅は建てられる？
1,000万円台の予算で注文住宅を建てる場合、外観や内装が安っぽくならないか心配もありますよね。結論からお伝えすると、建築費用を抑えても、工夫次第でおしゃれなデザインの注文住宅は建てられます。
例えば、シンプルなシルエットと色使いのモダンテイストはコストパフォーマンスが高く、1,000万円台のおしゃれな家づくりにピッタリです。モダンテイストを上手に採り入れると、豪華な建材や流行りのアクセントを使わなくてもおしゃれな外観や間取りをつくれます。
また、総二階や平屋などシンプルなシルエット、トータルコーディネートで統一感を持たせるなど、センス良く見せる工夫はたくさんあります。どの家にもある窓や玄関などの開口部をアクセントにすれば、余計な費用がかからないのでおすすめ。
予算1,000万円台の注文住宅づくりの失敗を防ぐポイント
1,000万円台の注文住宅を検討するときは、間取りやデザインだけでなく住宅性能や耐久性にもこだわることが大切です。
失敗を防ぐために、次のポイントにしっかりこだわりましょう。
価格だけ見てローコスト住宅を選ばない
1,000万円台の予算だと、坪単価が安いローコスト住宅も有力な選択肢になります。しかし、価格だけでローコスト住宅を選ぶと失敗する可能性もあるので、中身も踏まえて慎重に検討しましょう。
例えば、ローコスト住宅は間取りやプランの自由度が低いことが多く、理想のマイホームをつくれない可能性があります。また、標準仕様にグレードが低い建材や設備を使っていて、オプションを選ぶと価格が高くなり予算オーバーするケースも。
表面的な価格だけで住宅会社やプランを選ばず、本当のコストパフォーマンスで見極めるようにしましょう。
断熱性能にこだわる
快適性や省エネ性に大きく関わる断熱性能も、1,000万円台の注文住宅づくりでこだわるべきポイントです。
コストを重視しすぎて断熱性能が低い住宅会社を選んでしまうと、実際に暮らし始めてから暑さ・寒さを感じて後悔する可能性があります。エアコンや暖房の光熱費も余計にかかり、長い目で見ると損になることも。
2025年からはすべての住宅に省エネ基準適合が義務化されますが、最低限の基準をクリアするだけでなく、快適でお得に暮らせる住まいづくりを心がけましょう。
メンテナンスのことも考える
初期費用が安くても、将来に多額のメンテナンス費用がかかるようでは意味がありません。1,000万円台の注文住宅を建てるときは、外壁や屋根の耐久性と将来のメンテナンス性もチェックしましょう。
例えば、サイディングやモルタルなどの外壁は10年前後に1度塗装メンテナンスが必要になり、100万円以上の費用がかかるケースが多いです。しかし、塗装がいらない外壁タイルの家なら、メンテナンス費用を大きく節約できます。
クレバリーホームは陶器瓦と外壁タイルを標準仕様とし、塗装が必要ない注文住宅をご提供しています。詳しくはこちらのコラムもご覧ください。
1,000万円台の予算なら規格住宅もおすすめ
1,000万円台のコストパフォーマンスが高いマイホームを目指すなら、規格住宅を建てるのも1つの選択肢です。
規格住宅は、あらかじめ決められた間取りプランを選んで建てる住宅商品のことです。規格化や一括仕入れによって経費削減できるため、コストパフォーマンスが高い家づくりができるのが特徴。
プランごとに建築費用が決まっているため、予算オーバーの心配が少ないのも規格住宅の魅力です。規格住宅の詳しい特徴や具体的なプランは、こちらのコラムで解説しています。
まとめ
1,000万円台の注文住宅は、間取りやデザインの工夫でクオリティを高めることができます。また、プランの自由度や住宅性能とのバランスを取り、コストパフォーマンスが高い住宅会社を選ぶのも大切なポイントです。
建築費用とデザイン・住宅性能のバランスを考えるなら、クレバリーホームの注文住宅をご検討ください。耐久性や断熱性にしっかりこだわり、光熱費やメンテナンス費用を抑えたコストパフォーマンスが高いマイホームをご提供しています。
全国のモデルハウスでは、間取りや資金計画についてのご相談も可能です。ぜひお気軽にご来場ください。
