ルーフバルコニーのある戸建て間取り事例|デメリット対策も解説

ルーフバルコニーのある戸建て間取り事例|デメリット対策も解説

「マイホームにくつろげるプライベートスペースが欲しい!」「素敵な時間を過ごせるマイホームにしたい」そんな方には、ルーフバルコニーの間取りがおすすめです。

見晴らしが良くプライベート性の高いルーフバルコニーは、一日の疲れを癒したり、家族で特別な時間を過ごしたりする場所にピッタリ。今回はルーフバルコニーのある戸建て間取り事例を見ながら、メリットやデメリットを詳しく解説します。

ルーフバルコニーとはどんな間取り?

広い一戸建てのルーフバルコニー

ルーフバルコニーとは、屋根部分を利用してつくる屋外スペースのことです。一般的なバルコニーは2~3階の居住スペースと同じ高さに設置しますが、ルーフバルコニーはワンフロア高い屋根部分につくります。

ルーフバルコニーはプライバシー性が高く、おうち時間やライフスタイルを重視する方に注目されています。本来屋根になる部分を活用するのでどのお住まいでも採り入れやすく、一戸建てと相性の良い間取りアイデアです。

ルーフバルコニーのある戸建てで広がるライフスタイル

一戸建てのルーフバルコニー

ルーフバルコニーがあると、過ごし方やライフスタイルの幅が大きく広がります。

  • お子様やペットの遊び場
  • 友だちとオープンカフェ気分でおしゃべり
  • みんなでBBQ
  • お昼寝やリフレッシュ
  • 自宅で花火大会鑑賞
  • テントを張っておうちキャンプ

上記のような過ごし方はお庭でもできますが、立地・広さ・予算などのハードルはかなり高くなります。眺望が良くプライバシー性も高いルーフバルコニーは、このようなライフスタイルを実現しやすいのが大きな魅力。周囲の建物との距離が近く庭のスペースを確保しにくい都市部でも、素敵なライフスタイルを叶えられる可能性が高くなります。

ルーフバルコニーのある戸建て間取り事例

クレバリーホームがお手伝いした、素敵なルーフバルコニーのある戸建て間取り事例をピックアップしてご紹介します。詳細ページにお住まい全体の写真や間取り図もあるので、気になるお家はぜひチェックしてみてください。

事例①

ルーフバルコニーでくつろぐ家族

3方向を壁で囲んだルーフバルコニーはプライバシー性が高く、8帖あるため周囲の視線を気にせずのびのびと過ごすことができます。

愛犬を元気いっぱい遊ばせてあげる場所にもぴったり。

ルーフバルコニーの注文住宅外観

フラットなルーフバルコニー部分は、外観のスタイリッシュな雰囲気づくりにも貢献しています。

▼事例を見る⇒case100

 

事例②

「あったらいいな」を実現するクレバリーホームの住宅商品「ハピエス」では、いつでもレジャー気分を楽しめるルーフバルコニーをご用意しています。

参考になる間取り例もこちらに掲載しています。

▼ハピエスの詳細を見る

 

ルーフバルコニーのメリット

一戸建ての広いルーフバルコニー

ルーフバルコニーの間取りには、次のようなメリット・魅力があります。

居住空間が増える

本来屋根になる部分を利用するルーフバルコニーは、居住空間を増やせるのが大きなメリット。ルーフバルコニーは屋根をかけなければ延床面積に含まれないため、土地の容積率の制限を受けず居住空間を増やすことができるのです。

広い土地と床面積の確保が難しい、都市部での家づくりと相性が良いポイントです。

プライバシー性が高い

最上階より高い場所につくるルーフバルコニーは、周囲の視線が届きにくくプライバシー性が高いのもメリットの一つです。

同じ屋外スペースでも、お庭だと表通りや隣家からの目線が気になることが多いです。ルーフバルコニーは高い場所にあるので、周囲の視線を気にせずくつろぐことができます。

日当たりが良く洗濯物を干しやすい

遮るものが少ないルーフバルコニーは日当たりを確保しやすく、洗濯物を干しやすいのも魅力的。お布団やカーペットなど、大きな物を天日干しする場所にも向いています。

都市部での庭替わりになる

広い土地の確保が難しい都市部では、ルーフバルコニーをお庭替わりにするケースも多いです。前述したようにルーフバルコニーは延床面積に含まれないので、コンパクトな土地でも採用しやすいのがメリット。

ルーフバルコニーをお庭の替わりに使って、敷地は駐車場にするなど選択肢も広がります。

ルーフバルコニーのデメリット&対策

一戸建てのルーフバルコニー防水工事

メリットや魅力たっぷりのルーフバルコニーですが、注意すべきデメリットもあります。対策とセットで把握しておきましょう。

雨漏りリスクが高くなる

ルーフバルコニーは、一般的な屋根より雨漏りリスクが高くなるのが注意すべきデメリットです。屋根の一部をルーフバルコニーにすると、どうしても構造が複雑になります。防水層の立ち上がり・笠木など、純粋な屋根より雨が侵入しやすい箇所が増えるのです。

また構造が複雑になると施工や設計のミスが発生しやすく、雨漏りの原因になる可能性も考えられます。

対策としては、ルーフバルコニーの施工実績が多いハウスメーカーに相談するのが効果的です。ルーフバルコニーに関するノウハウが豊富なハウスメーカーなら、雨漏りしにくい設計や適切な施工が期待できるでしょう。また、防水の保証やメンテナンス体制なども必ず確認してください。

建築費用が高くなる

ルーフバルコニーをつくることで建築費用が高くなるのも、一つのハードル/デメリットと言えるでしょう。ルーフバルコニーに使用する建材や作業が増えるため、シンプルな屋根より費用は高くなります。

ルーフバルコニーをマイホームにつくるなら、なるべく早めの段階で費用を確認してトータル予算に組み込んでおくのが良いでしょう。ルーフバルコニーをお庭替わりにして、その分コンパクトな土地を選んで費用を抑えるのも一つの考え方です。

メンテナンス/手入れ負担が増える

単純な屋根構造と比べると、メンテナンス費用やお手入れの負担が増えるのもルーフバルコニーのデメリット。

屋根も定期的に塗装メンテナンスが必要ですが、人が歩いたり物を置いたりするルーフバルコニー防水の方が、少し費用は高くなるケースが多いです。また排水口にゴミが溜まると雨水が詰まってしまうため、定期的な清掃も必要になります。

このようなメンテナンスサイクルと普段のお手入れは、事前に把握しておくことで後悔するのを防ぐことができます。コンセントと水道を設置して、高圧洗浄機などで簡単にお掃除できるようにしておくのも効果的な対策です。

階下が暑くなる

ルーフバルコニーをつくると屋根裏空間が無くなり、太陽光などで階下が暑くなりやすい点も注意が必要です。

屋根が真夏の太陽光を受けると、小屋裏の温度は60℃前後まで上昇することもあります。ルーフバルコニーをつくるために小屋裏を無くしてしまうと、その熱が下の階に伝わりやすくなってしまうのです。

このようなリスクは、断熱性能にしっかりこだわることで対策できます。ルーフバルコニーの床と天井の間に性能の高い断熱材を使うことで、熱が伝わり暑くなるのを防ぐことができます。ルーフバルコニーをつくる場合は、ハウスメーカーの断熱性能に注目してみてください。

まとめ

ルーフバルコニーはマイホームの魅力を高め、ライフスタイルを広げてくれる可能性のある間取りアイデアです。広い土地の確保が難しい都市部の課題解決、住まいの魅力を高める+αのアイデアなど、さまざまなシーンにルーフバルコニーがマッチする可能性があります。

雨漏りリスクや断熱性など注意すべきデメリットもありますが、ルーフバルコニーの実績とノウハウが多いハウスメーカーに相談することで対策可能です。

クレバリーホームはこれまで培ってきた実績とノウハウを基に、ルーフバルコニーを含めたお客様にピッタリな住まいづくりをお手伝いしています。全国のモデルハウスでどんなご質問にもお答えしていますので、ぜひお気軽にご活用ください。

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