リビングは窓選びでおしゃれに!よくある失敗例と対策

リビングは窓選びでおしゃれに!よくある失敗例と対策

住まいの主役となるリビングをおしゃれに仕上げるなら、間取りや内装デザインだけでなく窓にもこだわってみましょう。

リビングの窓はさまざまな役割を持っていて、存在感も大きいため快適性やデザイン性に大きく影響します。

今回はおしゃれなリビングをつくるための窓選びのポイント、よくある失敗例を挙げて対策も詳しく解説します。

リビングの窓が素敵な施工実例もピックアップしてご紹介しますので、ぜひマイホームづくりの参考にしてください。

リビングの窓は重要なポイント

窓の配置がおしゃれなリビング

リビングの窓はさまざまな役割を持っており、機能性やデザイン性に大きく影響を与えます。

※リビングの窓の役割

  • 採光/通風
  • 外部への動線
  • 眺望
  • アクセント

リビングに採光性の高い窓があると、自然光をたっぷり採り入れて明るく魅力的な空間に見せてくれます。また、窓からの眺望はリビングの雰囲気や開放感に大きく影響します。窓はどの家にも必ずある設備なので、内装のアクセントにすることでさりげなくおしゃれな雰囲気をつくりやすいのも特徴です。

逆に、窓選びに失敗してしまうと、残念な印象のリビングになってしまう可能性もあるということです。基礎知識を身につけおしゃれな施工実例を採り入れることで、理想的なリビングの窓を選べるようにしましょう。

窓の基本的な種類はこちらのコラムで解説しています。

 

おしゃれなリビングの窓選びのポイント

開放感のある窓がある注文住宅のリビング

窓を上手に活用しておしゃれなリビングをつくるために、次のポイントを意識してみてください。

ソファやキッチンからの視線抜けを意識する

前述したように窓は眺望を見せる役割もありますので、リビング内からの視線抜けを意識して配置してみましょう。視線の先に窓を配置することで、リビングの開放感やデザイン性をアップしておしゃれに仕上げることができます。

例えばソファの着座位置から視線が抜ける場所に窓を配置すると、お部屋を広く見せることができます。一体型のLDKで対面キッチンレイアウトにする場合も、視界の先に窓があると、開放感がありお料理を楽しくこなせる間取りになるでしょう。

普段リビングで過ごす場所を考え、視線の先に窓を配置しておしゃれな雰囲気をつくってみてください。

周辺環境を踏まえて考える

リビングの窓の配置を考えるときは、室内側だけでなく周囲の家や表通りなどの位置関係までチェックしましょう。

せっかく視線が抜ける場所に素敵な窓があっても、お隣の家が目の前にあると眺望を満喫できません。表通り側に大きな窓をつくると、視線が気になってカーテンを開けられない可能性もあります。

建物が無いとイメージするのが少し大変ですが、周辺環境を踏まえてプライバシー性や眺望もチェックしてみてください。周囲からの視線が入りそうな場所に窓をつくる場合は、フェンスなど外構側で対策することもできます。

土地の方角と日当たりを確認する

平面図だけで窓の配置を考えるのではなく、土地の方角や日当たりを現場で確認することも大切です。

大きな窓をつけても、その方角の日当たりが悪いと薄暗く残念な印象になってしまう可能性があります。時間帯によって日当たりは変わるので、建物の影になってしまうケースも。

できれば時間帯を変えて何度か土地を訪れてみて、しっかり採光を確保できるか確認しましょう。

また、東側・西側の窓は、低い位置から直射日光が入りまぶしくなることも多いので要注意。

リビング窓選びのよくある失敗例と対策

大きすぎるリビングの窓

リビングは窓の数が多く面積も大きいので、失敗してしまうリスクもあります。よくある失敗例と対策をセットで覚えて、窓選びによる後悔を防ぎましょう。

窓が大きすぎた

大きい窓は開放感があり採光性も高いですが、デメリットもあるのでよく考えないと失敗してしまうケースもあります。

例えば、窓が大きいとカーテンも高くなるので、予算内で選べるカラーや柄が少なく理想のイメージにならない可能性があります。また大きな窓はお掃除も大変なので、砂埃や雨汚れでかえって残念な印象になるケースも。

大きな窓をつける場合は、インテリアやメンテナンスのことまで考えて失敗を回避しましょう。

窓をつけすぎて家具の置き場がない

開放感や明るさを重視してリビングにたくさん窓をつけた結果、壁の面積が減り家具を置くのが難しくなる失敗パターンもあります。

掃き出し窓の部分には家具を置けないため、レイアウトの選択肢が減ってしまいます。ライフスタイルが変化したとき、模様替えで対応するのも難しくなるかもしれません。

対策としては、家具配置まで踏まえてリビングの間取りと窓配置を決めるのがおすすめです。リビングのトータルコーディネートにもつながりますので、よりおしゃれな空間づくりになるのもメリット。

思ったより暗い/まぶしい

窓から入る自然光は図面やイメージ画像からは分からないため、いざ完成したら思ったより暗い/まぶしいと感じるケースもあります。

大きな南向きの窓があっても、土地自体の日当たりが悪いと思ったより暗くなってしまいます。逆に、大きな窓や高窓をつけた結果、直射日光が入ってまぶしさを感じ、失敗するパターンも。

窓の明るさは方角・時間・季節などさまざまな要素で変動しますので、現地を確認したり、図面に方角を書き込んだりしてイメージしてみるのがおすすめです。

視線が気になりカーテンを開けられない

窓を開けると隣の家や表通りの視線が気になるため、1日中カーテンを開けられない…。というのもよくある失敗パターン。カーテンを閉めっぱなしでは、窓の機能やデザイン性を発揮できません。

窓の位置を決めるときは必ず現地を訪れて、周囲からの見え方を確認しましょう。リビングの窓の近くに隣の家の窓や表通りがあるときは、高窓のようにプライバシー性が高いタイプにするのも一つの手です。建物の形を工夫して、中庭のように視線が入りにくくする方法もあります。

ソファが近くて暑い/寒い

大きな掃き出し窓の近くにソファを置くと、外気の暑さや寒さを感じて快適に過ごせないケースが多いです。ガラスは熱伝導性が高いため、外気温の影響を受けやすいのです。

このような失敗は、窓の断熱性を高めることで対策しましょう。最近の注文住宅はペアガラスが主流ですが、さらに断熱性が高いトリプルガラスや真空ガラスなどもあります。リビング全体の断熱性を高めることで、快適性がアップし冷暖房の節約効果も期待できます。

風通しが悪い

窓の風通しも図面では確認できないため、完成してから失敗に気づくことが多いです。

窓は出口と入口がないと風が通り抜けないため、配置が大切になります。例えば、リビングの一方向だけにたくさん窓があっても風は抜けてくれません。お部屋の対角線上に窓を配置すると、風の通り道ができるので換気しやすくなります。

手動シャッターが面倒

リビングの窓は数が多くサイズも大きいので、手動のシャッターや雨戸だと開け閉めが面倒に感じるケースも。

夜間は毎日シャッターを閉めたい方は、オプションで電動シャッターを選ぶのが良いでしょう。逆に、旅行で家を空けるときや台風のときだけシャッターを閉める方は、手動でもそれほど問題ないかもしれません。

リビングの窓の量や使い方に合わせて、手動・電動を選んでみてください。

リビング窓がおしゃれな注文住宅施工実例

クレバリーホームがお手伝いした注文住宅施工実例の中から、リビングの窓がおしゃれなお住まいをピックアップしてご紹介します。

詳細ページに全体の写真や間取り図も掲載していますので、気になるリビングがあったらぜひ参考にしてみてください。

吹抜け+高窓のリビング

吹抜けの高窓がおしゃれなリビング

大きな吹き抜けと高窓を組み合わせ、開放感あふれるリビングに仕上げたお住まいです。

 

大きな窓があるリビングでくつろぐ家族

南向きの大きな窓からたっぷり自然光が入り、リビングをより広く、おしゃれに見せてくれます。

▼実例を見る⇒case108

 

天窓のある平屋のリビング

天窓があるリビング

2階が乗っていない平屋の構造を活かし、天窓で採光性を高めた素敵なリビングです。天窓は周囲の建物の影響を受けにくく、プライバシー性の心配もないので明るく開放的なリビングをつくりやすいです。

 

LDKの天窓

リビングに隣接するキッチン部分にも天窓を設け、LDK全体で採光性を高めています。

▼実例を見る⇒case103

 

リビング窓から見えるおしゃれなインナーガレージ

インナーガレージにつながるリビングの窓

リビングとインナーガレージをつなぐ掃き出し窓は、お部屋の開放感を広げ素敵なアクセントとしても機能しています。

 

リビングの窓から見えるガレージ

いつでも愛車を眺めることができ、リビングで過ごす時間もより楽しくなりそうですね。

▼実例を見る⇒case98

 

クレバリーホームはほかにもたくさんのおしゃれな施工実例を公開しています。こちらもぜひ素敵な住まいづくりにお役立てください。

▼クレバリーホームの施工実例を見る

まとめ

リビングの窓を上手に使うと、よりおしゃれで開放感のある空間をつくることができます。ちょっとした工夫でリビングの印象がガラッと変わりますので、ぜひ窓を有効活用してみてください。

クレバリーホームが全国にご用意しているモデルハウスでも、リビングのおしゃれな窓や間取りアイデアを体感することができます。お近くのモデルハウスをぜひ住まいづくりにお役立てください。

▼クレバリーホームのモデルハウス情報