家庭で消費されているエネルギー量は、年々増加し続けています。いま、日本ではエネルギー消費量を少なくするだけでなく、エネルギーを自給自足できる住まい、「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」が政府によって推進。クレバリーホームは優れた性能と設備でZEH基準の家づくりを実現しています。
「ZEH(ゼッチ)=ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」とは、自宅で創ったエネルギーが自宅で使うエネルギーよりも多い、もしくは合計がゼロになる先進の住まいのことです。高い断熱性に加え、省エネ効果の高い設備を組み合わせてエネルギーを抑え、太陽光発電などでエネルギーを創ることで「エネルギー収支ゼロ」を実現するZEHがこれからの住まいのスタンダードになります。
外壁に100mmもの無機質繊維系断熱材を充填。外壁に隙間なく断熱材を充填しているので、一般的な在来工法よりも断熱材が厚くなり、高い断熱性能を実現しています。また、壁内部の室内側をベーパーバリアシート(気密シート)で覆うことで気密性を高めています。さらに、熱の放射を抑える透湿・防水・遮熱シートを採用。夏の輻射熱を反射して涼しく、冬は屋外への熱の放射を抑え室内を暖かく保ちます。
住まいの断熱性能に大きく影響する窓には、断熱性に優れた「樹脂サッシ」と「アルゴンガス入りLow-E複層ガラス」を採用し、窓からの熱の出入りを削減します。冷暖房効率を高め、エネルギーのムダを大幅に減らしています。
床下には断熱性と通気性に優れた押出法ポリスチレンフォーム3種65mmを採用しています。吸水率も低く、耐久性に優れているので、高い断熱性能をいつまでも保ちます。
小屋裏にこもった熱を室内に伝えないために、天井には厚さ210mmのブローイング断熱材を充填。複雑に入り組んだ小屋裏の空間でも、このブローイング断熱材によって隙間なく充填でき、断熱効果をさらに高めます。
※掲載の断熱仕様は、省エネ地域4・5・6地域の仕様となります。
※天井裏下地が木製となる場合もあります。
家庭内で使用するエネルギーや、太陽光発電システムなどで発電したエネルギーを個別に計測・管理して“見える化”するHEMSを採用。電気の消費量などをひと目で確認できるので節電意識が高まり、さらに省エネ性が高まります。また、「ECHONET Lite」規格を標準インターフェイスとして搭載しているため、将来的にどのメーカーの家電品でも操作ができるような拡張性を持っています。
空気の熱を利用しながら、わずかな電気を使ってお湯を沸かすエコキュート。電気代がおトクな深夜電力を利用するので、給湯の年間ランニングコストを大幅に削減できます。
毎日の暮らしを照らす室内のあかりに省エネで長寿命なLED照明を基本照明に標準採用しています。LED照明のランプ寿命は白熱電球に比べ約40倍の40,000時間。これだけでもうれしい上に、電気代は白熱電球に比べ約86%もカットし、家計にも優しいあかりです。
※累計40,000時間点灯時の比較
高い冷暖房効率を発揮する高効率エアコンを採用しています。人感センサーによる「人がいなくなるとひとりでに節電する機能」で自動的に運転を制御してエネルギーのムダをなくし、快適な室内環境をキープ。また、節電するためのアドバイスを音声通知する「節電お知らせ機能」を搭載しています。
クレバリーホームで採用している太陽光発電システムは、従来はムダになっていた太陽光のエネルギーをセル裏面の層で閉じ込めることで活用度を高め、より多くの電気を生み出します。さらに、曇りの日や冬でも安定して発電できるのが特徴です。それはトータルの発電量の多さにつながり、よりたくさんの電力を効果的に活用することが可能です。
※相対効率とは:日射量1000W/m2における出力を基準に、各日射量における理論的な出力値に対する実際の出力値の比率。 ※本グラフはPvsystによる測定値であり、実際の天候・設置状況などにより実発電量とは異なる場合があります。
エネルギーをムダなく電気に変換します
■ 多結晶標準太陽電池セル
太陽光がシリコンを通過してしまい、エネルギーがムダになります。
■ スマートエブリ ZEROの太陽電池セル
シリコンの背面にエネルギー反射層を設けることで、太陽光のエネルギーを効果的に閉じ込めます。
曇りや冬でも安定して発電する高い発電効率
クレバリーホームでは、太陽電池モジュールの出力において25年間の保証を実施しています。初年度で公称最大出力の公差範囲最小値の97.0%、10年で91.6%、25年目で82.6%以上を保証しています。また、太陽光発電システムを構成する太陽電池モジュール、パワーコンディショナ、接続箱、太陽電池架台ケーブルについては、15年間の保証を実施しています。
※ご希望のプラン、敷地条件によっては掲載の太陽光発電メーカー以外の製品でのご提案をさせていただく場合がございます。
リチウムイオン蓄電システムを使えば、太陽光で発電した電力や、おトクな深夜電力をためることが可能に。ためた電力を日中や早朝・夜間に活用することで、電気料金を低減するなど、電気を蓄えることで、エコでおトクな生活を実現します。
普及が進む電気自動車(EV)を住まいの設備とつなぎ省エネ性を高める“EVパワーコンディショナ”をご用意。このEVパワーコンディショナは、万一の停電時でも太陽光発電システムで発電した電力を蓄えながら、同時に家庭内で電力を消費することができるので長時間の停電にも対応でき安心です。
■ 電気自動車(EV)を住まいの蓄電池として活用