おしゃれな平屋は庭づくりにこだわる|テラスやドッグランなど実例も紹介
平屋づくりでは暮らしやすい間取りも大切ですが、庭のデザインや室内外の連携も重要です。
おしゃれで室内との動線が考えられた庭は、平屋の魅力を高め、ライフスタイルを広げてくれます。
今回は平屋のおしゃれな庭づくりのポイントや、実際の施工実例などをご紹介します。
平屋の庭づくりで気になることが多い、費用やテラス・ウッドデッキの選択などの疑問にもお答えしますので、ぜひ参考にしてください。
目次
平屋づくりにおける庭の重要性
全ての部屋と窓が1階に面している平屋は、庭とのつながりが強く、暮らしやすさやデザイン性に大きく影響を与えます。
例えば、室内から直接出られるウッドデッキやテラスがあれば、アウトドアリビングとして平屋での過ごし方を広げてくれます。
また、庭の風景を取り込み室内のデザインとして活用する「借景」の考え方も、おしゃれな平屋を建てるために必要な要素です。
庭のデザインにこだわることで、平屋の外観デザインに変化を与えたり、魅力的に見せたりすることも可能です。
おしゃれな平屋づくりを目指すなら、ぜひ庭にもこだわってみてください。
平屋のおしゃれな庭づくりのポイント
平屋の庭をおしゃれで過ごしやすい場所にするために、考えるべきポイントをご紹介します。
建物と外構全体をコーディネートする
庭は単体でデザインやレイアウトを考えるのではなく、建物と外構全体でトータルコーディネートすることが大切です。
建物と庭を同じテイストでコーディネートすると、統一感が出てお互いの魅力が引き立ちおしゃれに仕上げやすくなります。
平屋が完成してから庭や外構を考えるのではなく、なるべく同時進行でトータルコーディネートするのがおすすめです。
過ごし方や用途を考える
庭での過ごし方や用途を明確にするのも、おしゃれに仕上げるポイントです。
※平屋の庭の過ごし方の例
- お子さまやペットと一緒に遊ぶ
- 昼寝や団らんなどリラックス
- ガーデニングを楽しむ
- アウトドア用品や自転車などの手入れ
庭での過ごし方によって、求められる広さや環境は変わってきます。
後述する細かいポイントについて考える前に、まずは平屋の庭をどのように使うのか明確にしましょう。
土地選びからこだわる
これから土地を購入して平屋を建てる場合は、物件選びの段階からこだわることも大切です。
土地の日当たりや周辺環境は、庭のクオリティに大きく影響します。
ある程度対策することは可能ですが、庭づくりに適した土地を選ぶことで、よりおしゃれで過ごしやすい空間をつくりやすくなります。
室内へ効率の良い動線をつくる
庭と平屋を行き来することを考えて、効率の良い動線をつくるのも大切なポイントです。
せっかくおしゃれな庭をつくっても、動線効率が悪いと出入りが不便で使いづらいスペースになってしまいます。
例えば、庭のウッドデッキやテラスで食事やBBQなどを楽しむなら、キッチンから出入りしやすい動線があると便利です。
庭を使うシーンをシミュレーションして、効率の良い動線を考えましょう。
プライバシー性を確保する
敷地の外の環境も踏まえて、庭のプライバシー性を確保する必要もあります。
周囲の建物や通りからの目線が入りやすい庭だと、リラックスして過ごすことができません。
周辺環境をチェックして、フェンスや生垣などで視線を遮りプライバシー性が高い庭をつくりましょう。
掃除やメンテナンスのことも考える
落ち葉掃除や草むしりなどのメンテナンス性も、おしゃれな庭づくりで考えるべきポイントです。
完成した直後はおしゃれな庭も、手入れが行き届かないと荒れて残念な印象になり、虫や害獣が発生する原因になります。
土の面積を調整して草むしりの負担を軽減したり、汚れにくい素材を選んだり、メンテナンスしやすい庭づくりも心がけましょう。
おしゃれな庭がある平屋実例
クレバリーホームがお手伝いした平屋の中から、おしゃれな庭がある施工実例をピックアップしてご紹介します。
各実例ページにはお住まい全体の写真や間取り図もありますので、気になる平屋があったらぜひチェックしてみてください。
実例①
日当たりの良い角地で、開放感が高いオープン外構を選択したおしゃれな平屋実例です。
玄関アプローチや門柱もシンプルにまとめて、広々とした印象に仕上がっています。
3方向を壁で囲んだ22帖のタイルテラスは、周囲の目線を気にせずくつろげるアウトドアリビングになっています。
物干しスペースとしても活用でき、洗濯物を干しても外観デザインを損ねないのもおしゃれなポイント。
LDKからタイルテラスに直接出ることができ、大きな掃き出し窓が室内の開放感も高めてくれます。
実例②
開放感が高いオープン外構で、平屋のシルエットや外壁デザインの魅力が引き立つ外観デザインです。
コンクリートのスリットやアプローチの石材など、さりげないアクセントもおしゃれなデザインのポイント。
リビングとキッチンの2か所とつながるタイルテラスは、目隠しフェンスでプライバシー性を確保しくつろぎやすい空間に。
室内とタイルテラスをフラットにすることで、出入りしやすく活用方法も広がります。
実例③
切妻屋根のシルエットが印象的な平屋の外観に合わせて、トータルコーディネートしたお庭の雰囲気が魅力的な実例です。
リビングに隣接する和室の窓は外の景色を取り込むことができ、室内の魅力を高めてくれるアイデア。
キッチンの裏手にあるワークスペースの窓からもお庭を眺めることができ、コンパクトながら開放的でおしゃれな空間になっています。
実例④
広々とした敷地を活かし、趣味のガーデニングやゴルフの練習を楽しめる平屋のお庭です。
ガーデニングが趣味のご主人は、お庭で約80種類の野菜やお花、ハーブなどの栽培を楽しまれています。
リビングとサニタリーの2か所から出入りできるお庭は、ゴルフのパット練習もできるスペースになっています。
実例⑤
北側の玄関や駐車スペースは、動線の間に花壇を設けて四季を感じられるデザインです。
南向きの日当たりが良いお庭にはテラスを設け、愛犬との時間を楽しめるドッグランも設置。
ご家族みんなで楽しい時間を過ごせる素適なお庭になっています。
平屋の庭づくりでよくある質問
平屋の庭や外構計画を立てる際によくある質問をまとめました。
費用はどれくらいかかる?
平屋の庭づくりにかかる費用は、敷地面積やデザインなどさまざまな条件で変動するため一概には言えません。
敷地が広くなればその分工事費と材料費が増えますし、使用する建材や仕上げ方法でも費用は変動します。
仮に同じ敷地面積と仕上げ方法でも、運び出す土の量や処分費用は変わります。
外構プランは一軒ごとのオーダーメイドになるため、平屋づくりと同時進行して、資金計画に含めるのがおすすめです。
庭なしにするのもアリ?
平屋の大きさや敷地の状況によっては、無理に庭をつくらない方が良いケースも考えられます。
都市部の狭小地に平屋を建てる場合は、庭より部屋数や居住スペースの広さを優先した方が暮らしやすくなる可能性が高いです。
また、周囲の建物が近いため、日当たりやプライバシー性の問題を解決するのが難しいケースもあります。
こちらで狭小地での平屋づくりについて解説していますので、あわせてご覧ください。
ウッドデッキとタイルテラスはどっちがおすすめ?
平屋の庭で定番のウッドデッキとタイルテラスは、それぞれメリット・デメリットがありどちらが向いているかはケースバイケースです。
ウッドデッキ | タイルデッキ | |
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メリット |
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デメリット |
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ウッドデッキは平屋に温かみのある木の質感をプラスできるのが魅力です。最近は樹脂に天然木を混ぜた人工木があり、デザイン性とメンテナンス性の両立も可能です。
タイルデッキは汚れやキズ、熱に強く、メンテナンス性に優れ長く使えるのがメリット。
平屋の庭にナチュラルな雰囲気をプラスするならウッドデッキ、BBQをするなら熱に強いタイルデッキなど、好みや目的に合わせて選びましょう。
まとめ
平屋は庭のレイアウトやデザインにこだわることで、より暮らしやすく魅力的になります。
間取りと庭のプランを同時進行して、それぞれの魅力や利便性を高めるのがおすすめです。
クレバリーホームは、平屋の間取りのことはもちろん、土地探しや庭づくりのことまでお手伝いいたします。
さまざまな間取りアイデアを盛り込んだ平屋商品「Granshare」で、理想の平屋づくりをお手伝いしています。平屋の間取りづくりに役立つカタログセットもご用意していますので、お気軽に資料請求してください。