一軒家に必要な延床面積は何坪?平均坪数や1~4人家族に必要な広さの目安を解説

一軒家に必要な延床面積は何坪?平均坪数や1~4人家族に必要な広さの目安を解説

一軒家を建てるとき、どれくらいの坪数が必要なのか悩む方が多いようです。

間取りを自由に決められる注文住宅は、家族構成やライフスタイルに合わせたちょうど良い広さで建てることが大切です。

そこでこの記事では、一軒家の平均的な坪数や、家族構成ごとに必要な広さの目安について詳しく解説します。

一軒家に必要な延床面積の考え方や、暮らしやすい家を建てるために必要な知識を分かりやすくまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

一軒家の広さを表す「坪数」とは?

建築図面による坪数の確認

一軒家の広さは「坪数」で表記されることが多いですが、日常生活だとあまり目にしない単位なので分かりにくいですよね。

1坪の広さを把握しておくと、ハウスメーカーのカタログや施工実例を見るときにイメージしやすくなるので覚えておきましょう。

1坪は約3.3㎡、畳2枚分の広さです。

 

基準 1スパンの長さ
尺モジュール 0.91メートル
メーターモジュール 1メートル

 

日本では昔から「尺貫法」が採用されていて、一軒家では現在も「尺モジュール」による設計が主流のため、広さを坪数で表記するのが一般的です。

最近は㎡数と坪数両方で表記することも増えていますが、部屋の広さは今でも「○帖」と書かれることが多いです。

間取り図やモデルハウスなどを見て広さのイメージをする際は、坪数や帖数の感覚を覚えておくと役に立ちますのでぜひ覚えておいてください。

一軒家の平均坪数はどれくらい?

坪数が広い一軒家のリビング

続いて、日本の一軒家の平均的な坪数についてチェックしてみましょう。

一口に一軒家と言っても、建売住宅や注文住宅など種類によって平均的な坪数は変わります。

 

一軒家の種類 平均延床面積
建売住宅 30.46坪/100.7㎡
土地付注文住宅 33.60坪/111.1㎡
注文住宅 35.84坪/118.5㎡

出典:2024年度フラット35利用者調査

 

完成した状態で販売される建売住宅が最も平均延床面積が狭く、坪数は30.73坪となっています。

土地と建物をセットで住宅ローンを組む土地付注文住宅は、33.63坪とやや広めの坪数です。

土地をすでに購入している、または建て替えなども含まれる注文住宅は、最も延床面積が広く36.14坪となっています。

まとめると、日本の一軒家の平均的な坪数は30~36坪ということが分かりました。

ただし、これはあくまで平均的な広さのため、実際に一軒家を建てる際は、家族構成に合わせた適切な坪数の見極めが必要になります。

次の章で、家族構成別に一軒家に必要となる坪数の目安をチェックしていきましょう。

【家族構成別】一軒家に必要な坪数の目安

一軒家のリビングでくつろぐ4人家族

誘導居住面積水準という指標を使って、一軒家に必要な坪数の目安を家族構成別に計算してみましょう。

誘導居住面積水準とは、「豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要な住宅の面積」のことです。

今回は、郊外や都市部以外の一般地域における一軒家での暮らしを想定した「一般型誘導居住面積水準」で必要な坪数の目安を計算してみます。

 

※一般型誘導居住面積水準の計算式

  • 単身者:55㎡
  • 2人以上の世帯:25㎡×世帯人数+25㎡

 

家族構成 坪数の目安
1人 16.63坪(55㎡)
2人 22.68坪(75㎡)
3人 30.25坪(100㎡)
4人 37.81坪(125㎡)

参照:誘導居住面積水準を基に計算

 

家族の人数が増えると、部屋数や共有スペースの面積が増えるため、必要な坪数の目安も増加します。

先ほど紹介した日本の一軒家の平均30~36坪だと、3~4人家族暮らし向きの広さということが分かりますね。

お子さまがいる3~4人家族ではライフスタイルの変化が大きいため、広さ以外の間取りの工夫も求められます。

こちらのコラムで3~4人家族の注文住宅間取り実例を紹介していますので、参考にしてみてください。

 

1人暮らしや夫婦2人暮らしだと坪数は少なくなりますが、水回りや玄関など必須となる部屋数は変わらないため、豊かな暮らしを実現するためには目安より広めのスペースが必要になることもあります。

こちらのコラムで、1~2人暮らしの注文住宅の間取り実例を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

 

坪数を抑えて暮らしやすい一軒家を建てるコツ

坪数を抑えた一軒家の模型と図面

一軒家の坪数を考えるときは、無駄なスペースを省いて予算を抑えつつ、狭すぎず家族がのびのびと暮らせるちょうど良い広さを見つけることが大切です。

坪数を増やせば部屋数を増やしたり、大空間をつくったりできますが、その分土地取得費や建築費用が増加して予算オーバーするリスクが高くなります。

逆に、家族構成やライフスタイルに対して坪数が不足すると、圧迫感が出たり、収納が足りなくなって暮らしにくくなったりする可能性が高いです。

ちょうど良い坪数を見つけるためには、まず理想の暮らしについてご家族で話し合い、必要な部屋数を考えるところから始めましょう。

こちらで3~4LDKの注文住宅の間取りをご紹介していますので、部屋数や坪数の感覚をつかむのにお役立てください。

 

同じ家族構成でもライフスタイルによって部屋数は異なり、必要な坪数は変わってきます。

例えば、家族の人数が多い場合はシューズクロークで玄関の収納量を確保したり、ランドリールームやファミリークローゼットで洗濯を効率化したりすると、暮らしやすい一軒家をつくりやすくなります。

 

ルーフバルコニーの注文住宅

必要な部屋数を確保しつつ、坪数を抑えるためには、小屋裏収納やルーフバルコニーなど、デッドスペースを活かす間取りを取り入れるのが効果的です。

本来小屋裏や屋根になるデッドスペースを活かすことで、居住スペースや収納を確保しつつ、有効な坪数を増やすことができます。

 

 

階段の途中の中二階

また、中二階のように、床面積を生み出す間取りアイデアを取り入れるのもおすすめです。

壁をつくらずフロアの高さでゾーニングすることで、坪数を抑えつつ開放的な空間をつくることができます。

また、中二階の床下部分を収納にするなど、有効な床面積を増やせるのもメリットです。

 

注文住宅の収納の失敗例

ただし、坪数を抑えることを優先しすぎると、住まいに圧迫感が出たり収納が不足して暮らしにくくなったりするので要注意です。

特に収納不足はマイホームで後悔しやすいポイントなので、必要量を把握してバランス良く配置することが大切です。

 

このように、予算内で理想の一軒家を建てるためには、さまざまなポイントに配慮する必要があります。

最初は難しく考えすぎず、いろいろな坪数の施工実例を見て、ライフスタイルにマッチしそうな間取りを探してみるのがおすすめです。

クレバリーホームは、さまざまな坪数の注文住宅の施工実例を公開しています。

坪数や階数などで絞り込み検索もできますので、ぜひ理想の住まいづくりにお役立てください。

▼クレバリーホームの注文住宅施工実例を見てみる

 

まとめ

一軒家を建てるときは必要な坪数を見極め、広すぎず狭すぎない間取りを考えることが重要です。

家族構成ごとの目安や平均坪数などを参考にしつつ、ライフスタイルにピッタリな広さの間取りを考えてみましょう。

広さの感覚をつかむには、モデルハウスを見学して実際の間取りを体感してみるのもおすすめです。

クレバリーホームは全国にモデルハウスをご用意し、理想の住まいづくりをサポートしています。

トレンドの間取りアイデアや設備などを体感しながら、住まいづくりの疑問や不安についてご相談してみませんか。

ぜひお気軽に、お近くのモデルハウスにご来場ください。

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