4人家族の注文住宅間取り実例！理想の広さや間取りアイデアをチェック
クレバリーホーム
この記事では、4人家族にピッタリな注文住宅のつくり方や、おすすめの間取りアイデアをご紹介します。
自由度の高い注文住宅は、間取りづくりで迷ったり悩んだりしてしまうことも少なくありません。そんなときは、家族構成やライフスタイルが似ている実例を参考にしたり、間取りアイデアを採り入れたりするのがおすすめです。
今回は実際に4人家族の方が建てた、おしゃれで暮らしやすい注文住宅の間取り実例をたくさんご紹介します。広さや部屋数、間取りで考えるべきポイントも解説しますので、ぜひプランづくりの参考にしてください。
4人家族の間取りに必要な広さはどれくらい？
初めて注文住宅を建てる場合、どれくらいの広さがちょうどいいのか分からないですよね。国土交通省が定めている、「誘導居住面積水準」で必要な広さの目安を求めてみましょう。
※一般型誘導居住面積水準
| 計算式 | 4人家族の場合 |
|---|---|
| 25㎡×世帯人数＋25㎡ | 125㎡（約37坪） |
出典：誘導居住面積水準
「豊かな住生活の実現と多様なライフスタイルに対応するために必要な住宅面積」は、4人家族だと125㎡（約37坪）となります。国土交通省の住宅市場動向調査によると、令和4年度の注文住宅の平均延床面積は125.9㎡です。4人家族でのびのび暮らす注文住宅を建てる場合、平均的な延床面積が必要になるようです。
ただし、同じ4人家族でも、ライフスタイルによって必要な延床面積は変化します。平均よりコンパクトな30坪で十分な場合もあれば、もっと広い40坪以上の注文住宅が必要になる可能性もあります。この数字はあくまで平均として、延床面積を考えるときの目安にしてみてください。
30坪・40坪の注文住宅の建築費用相場を知りたい方は、こちらのコラムでチェックしてみてください。
4人家族の部屋数はどうする？
同じ4人家族でも、ライフスタイルや注文住宅を建てる敷地などの条件で適切な部屋数は変化します。
間取りや予算に大きく影響するので、どの部屋数が良いかしっかり考えましょう。
2LDK
4人家族で2LDKだとご夫婦の主寝室と子供部屋の構成で、2人のお子様が1つの部屋で暮らすことになります。兄弟一緒の子供部屋だと寂しさを感じにくく、協力し合って自立しやすいなどのメリットがあります。子供部屋は寝るだけのスペースと割り切って、その分リビングを広くしてデスクやプライベートスペースを確保するのも1つの考え方。
ただし、お子様が小さいときは大きな支障になることは少ないですが、成長してプライベートな時間が必要になると不満が出る可能性が高いです。できれば3LDK以上の間取りで1部屋ずつ確保してあげるのが良いでしょう。
3LDK
主寝室＋子供部屋2つの3LDKは、4人家族のスタンダードな選択肢です。延床面積と建築コストを抑えつつ、プライバシー性もしっかり確保できるバランスの良い部屋数です。
ただし、お子様が増えたり、ご両親と同居したり、家族が増えたときに対応できないのがデメリット。また、部屋数の余裕がないので、書斎や応接間の確保も難しいです。
3LDKの特徴についてはこちらのコラムも参考にどうぞ。
4LDK
4LDKだと主寝室と子供部屋以外に1部屋余裕が生まれるため、対応できるライフスタイルの幅が広がります。お子様の誕生や二世帯同居にも対応できるので、ライフスタイルが変化する可能性がある方にも向いているでしょう。
ただし、部屋数が増えると延床面積が広くなり、建築費用も増加する傾向があります。効率の良い間取りアイデアを採り入れて、延床面積とコストを抑える工夫が求められるでしょう。また、お子様が巣立ったあとの子供部屋の用途などもしっかり考える必要があります。
4LDKの詳細については、こちらのコラムで詳しく解説しています。
4人家族の注文住宅間取り実例
クレバリーホームがお手伝いした注文住宅から、4人家族の間取り実例をピックアップしてご紹介します。
詳細ページに家づくりの経緯やほかの写真も掲載していますので、そちらもぜひチェックしてみてください。
実例① 4LDK 延床面積113.65㎡（34.37坪）
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小屋裏
リビングの一部を吹抜けにして、明るく広々とした印象をつくり家族が集まる空間に。
吹抜けの2階部分は主寝室のクローゼット兼室内物干しスペースとして有効活用。
テレワークや読書に活用できるファミリーライブラリーも、4人家族にピッタリな間取りアイデアです。
実例② 4LDK 延床面積134.70㎡（40.74坪）
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少しゆとりのある40坪の延床面積を活かし、玄関の収納力と利便性を高めるシューズクロークを設置。
対面キッチンから良く見えるタタミコーナーは、お料理中もお子様を安心して見守れるキッズスペースとなっています。
実例③ 4LDK 延床面積117.50㎡（35.54坪）
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同じフロア内でコミュニケーションが生まれやすい平屋は、4人家族で暮らすマイホームにピッタリ。リビング横の和室は室内干しスペースやキッズスペースとして活用でき、間仕切りを閉めれば客間にもなるマルチな間取りです。
LDK内のスタディコーナーは、お子様が小さい時期はお絵かきや読書、将来は勉強に役立つ間取りアイデア。
実例④ 3LDK 延床面積114.26㎡（34.55坪）
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リビング内のタタミコーナーは、お子様のお昼寝や着替えなどに大活躍。
キッチンの隣にサニタリーを配置し、お料理と洗濯を同時進行できるような工夫も。
クレバリーホームはほかにもたくさんの施工実例を公開しています。延床面積やライフスタイルの絞り込み検索、写真の一覧検索もできますので、ぜひ家づくりの参考にお役立てください。
4人家族の間取りで考えるべきこと
実際に4人家族で暮らす注文住宅を建てるときは、次のポイントについてしっかり考えましょう。
お子様の年齢差と性別
2人のお子様の年齢差と性別は、間取りづくりに大きく影響するポイントです。
お子様の年齢が近い場合、小さいうちは一緒の子供部屋の方が過ごしやすいケースが多いです。逆に、年齢が離れている場合は、宿題や勉強のジャマになってしまうこともあるので、しっかりプライベートスペースを確保してあげたほうが良いでしょう。
また、年齢が近くても性別が異なる場合は、早めに自分の部屋を欲しがるケースが多いようです。
お子様の年齢差と性別で1人部屋が必要になる時期が変わるので、ライフスタイルの変化を細かくシミュレーションしてみてください。
お子様が巣立った後の部屋の用途
お子様2人にそれぞれ子供部屋を確保する場合、巣立った後の用途についても考えておきましょう。
大学進学や就職を機にご実家を巣立った場合、お子様が子供部屋を使う期間は20年前後です。マイホームはお子様が巣立った後も暮らし続ける場所ですから、書斎やランドリースペースなどに転用できるようにしておくと無駄がありません。
客間にして、来客時やお子様の帰省時に使えるようにしておくのも良いですね。
家族全員が集まれるリビング
住まいの中心となるリビングは、4人家族全員が集まれてのびのび過ごせるように工夫しましょう。
リビングにソファしか座る場所がないと、誰かがテレビを見ているときに読書などほかのことに集中できません。結果的に自室にこもる時間が長くなり、家族のコミュニケーションが減る原因になります。
例えばリビング内にタタミコーナーがあると、気軽に座ったり横になったりできて過ごしやすくなるのでおすすめです。
同じ空間でも、それぞれの過ごし方ができるプライベートスペースを確保してみてください。
見守りやすいキッズスペース
これから2人のお子様を育てる間取りを考えるなら、いつでも見守りやすいキッズスペースをつくりましょう。
例えば、対面キッチンから良く見える場所にキッズスペースがあると、安心してお料理できるので家事効率がアップします。
リビング学習できるデスクを見守りやすい位置につくり、勉強や宿題が分からないときにすぐ聞けるようにするのもおすすめです。
まとめ
4人家族に最適な間取りは、ライフスタイルによって変動します。どんな間取りが適しているのか、お子様の成長やライフスタイルの変化も踏まえて考えてみましょう。
モデルハウスで実際の間取りアイデアを見ながら、これからのライフスタイルをイメージするのも効果的です。
クレバリーホームは全国にモデルハウスをご用意していますので、ぜひお気軽にご来場ください。
