片流れ屋根のおしゃれな外観実例|平屋・2階建・かわいい・モダンなど

片流れ屋根のおしゃれな外観実例|平屋・2階建・かわいい・モダンなど

この記事では、片流れ屋根の外観をおしゃれに仕上げる方法について詳しく解説します。

シンプルな形の片流れ屋根は、かっこいいモダンテイストから、かわいらしいナチュラルテイストなど、幅広い外観にマッチします。屋根の角度や軒の出など、ちょっとした工夫でおしゃれな外観をつくれるのも魅力。

ただし、なんとなく片流れ屋根を選ぶと失敗してしまうこともあるので、注意点や対策も把握しておくことが大切です。

今回は片流れ屋根の家づくりに必要な情報をまとめてお届けしますので、ぜひ参考にしてください。

片流れ屋根の外観の特徴

片流れ屋根の外観

1枚の面のみで構成される片流れ屋根は、シンプルでスタイリッシュなモダンテイストの外観と組み合わせられることが多いです。

単純な構造の片流れ屋根は、シルエットをシンプルにまとめられるので、無駄のないモダンテイストと相性が良いのです。また、昔から日本の住宅で使われることが多かった寄棟や切妻屋根と比べて、現代的な印象をつくりやすいのも人気のポイント。

また、モダンテイストだけでなく、屋根の角度や方向で印象を調整して、ナチュラルテイストのかわいらしい外観にも幅広く対応できます。

コストパフォーマンスに優れる、太陽光発電を設置しやすい、小屋裏を活用しやすいなど、実用面のメリットもたくさんあります。

 

片流れ屋根のおしゃれな外観実例

さっそく、クレバリーホームがお手伝いした、片流れ屋根のおしゃれな外観実例をご紹介します。各実例の詳細ページに内装の写真や間取り図もありますので、気になる外観のおうちをぜひチェックしてみてください。

実例①

片流れ屋根がおしゃれな外観

片流れ屋根とルーフバルコニーで、高級感のあるモダンテイストの外観に仕上げたお住まいです。2種類の黒い外壁タイルと、アクセントの木目調タイルのバランスも素敵ですね。

▼実例を見る⇒case114

 

実例②

片流れ屋根の注文住宅の外観

片流れ屋根と四角い箱を組み合わせたようなシルエットで、シンプルながらセンスのある外観に。

▼実例を見る⇒case102

 

実例③

2つの片流れ屋根を組み合わせた外観

2つの片流れ屋根を組み合わせて、変化のある外観に。屋根のシルエットを活かすことで、主張しすぎず程よいアクセントになっています。

▼実例を見る⇒case 99

 

実例④

シンプルな片流れ屋根の外観

シンプルなシルエットと大きな片流れ屋根で、「大人カワイイ」外観デザインに。窓の配置や外壁タイルの貼り分けなど、トータルコーディネートもおしゃれなポイント。

▼実例を見る⇒case 74

 

実例⑤

総2階建ての片流れ屋根外観

総2階建てと片流れ屋根のシンプルな組み合わせを、外壁タイルの貼り分けでおしゃれにコーディネート。

▼実例を見る⇒case 71

 

実例⑥

3色の片流れ屋根外観

片流れ屋根とバランスの良い3色の色使いで、いつまでも飽きの来ない素敵な外観に仕上がっています。

▼実例を見る⇒case65

 

実例⑦

片流れ屋根と陸屋根の外観

片流れ屋根と陸屋根の組み合わせで、シャープなかっこいい外観デザインに。2色のシンプルな色使いとトータルコーディネートした外構も、素敵なデザインを引き立てています。

▼実例を見る⇒case 33

 

クレバリーホームではほかにもたくさんのおしゃれな施工実例を公開しています。外観の写真で一覧検索もできますので、ぜひイメージづくりにお役立てください。

▼クレバリーホームの施工実例を見る

 

片流れ屋根でおしゃれな外観をつくるポイント

片流れ屋根の外観

実際に片流れ屋根の外観デザインを考えるときは、次のポイントに注目してみましょう。

全体のシルエットを確認する

片流れ屋根の方向や傾斜を考えるときは、必ず建物全体のシルエットを確認しながら調整しましょう。

例えば、シャープでかっこいい印象をつくるなら、傾斜を強めにして正面から見える方向にするのがおすすめです。逆にナチュラルテイストの外観をつくる場合、傾斜を緩めにするとやわらかいイメージに仕上げやすいです。

求めるイメージや全体のシルエットに合わせて、片流れ屋根を調整してみましょう。

窓の配置にこだわる

シンプルな片流れ屋根の外観づくりでは、窓の配置によるイメージの調整も重要です。

大きな窓を1つ付けるのと、小さな窓を複数並べるのでは、かなりイメージが変わります。前述したシルエットも踏まえながら、屋根と窓のバランスにも注目してみましょう。

窓の種類や選び方のポイントはこちらのコラムをどうぞ。

 

軒の出でイメージを調整する

片流れ屋根の軒の出も、外観イメージに大きく影響するポイントです。

軒の出が狭いと、現代的なモダンテイストの外観にマッチしやすくなります。高級感や重厚感のある外観をつくりたいときは、軒の出を広くするのも1つの考え方。絶対の決まりはありませんので、求めるイメージにぴったりな軒の出を見つけてみてください。

屋根面の見え方を確認する

片流れの屋根面が見えるか見えないかでも、外観のイメージが大きく変わります。

例えば、屋根面を見せないことで、陸屋根のような真四角のシルエットをつくることができます。屋根面が見えるようにして、全体のバランスを調整する方法も。

同じ片流れ屋根でもかなり印象が違うので、屋根面の見え方も確認してみましょう。

片流れ屋根の失敗例と対策

魅力やメリットがたっぷりの片流れ屋根ですが、先輩たちの失敗談もゼロではありません。注意すべき失敗例と対策をセットで覚えておきましょう。

外壁の汚れが目立つ

モダンテイストの外観では、片流れ屋根の軒の出を少なくすることが多く、外壁の汚れが目立つ失敗パターンがあります。軒の出が少ないと外壁に雨がかかりやすくなり、雨だれ汚れが目立ってしまうのです。外壁に、ホワイトやベージュなど明るいカラーを選ぶと、さらに汚れが目立ちやすくなります。

外壁タイルの親水性

軒の出が少ない片流れ屋根を採用する場合、汚れに強い外壁タイルを使うのがおすすめです。外壁タイルは雨で汚れが流れ落ちる「親水機能」を持っているため、美しい外観を長くキープできます。汚れが染み込むこともないので、雨だれが目立ってきたら洗浄でキレイにすることも可能です。

高級感のある外壁タイルの質感は、片流れ屋根と相性も良いので、積極的に検討してみてください。外壁タイルの詳しい解説はこちらのコラムをどうぞ。

 

屋根が日焼けして汚く見える

片流れの屋根面がよく見える外観の場合、太陽光による日焼けで汚い印象になってしまうのもよくある失敗例です。

太陽光を直接受ける屋根面は、熱や紫外線の影響で外壁より早く劣化します。一般住宅で多い黒やグレーの片流れ屋根は、白っぽく日焼けして汚く見えてしまうのです。

屋根の日焼け対策としては、耐久性が高く塗装が不要な陶器瓦を選ぶのが効果的。スレートやセメント瓦などの屋根材と違い、陶器瓦は日焼けや経年劣化による変化が起こりません。

前述した外壁タイルと組み合わせると塗装メンテナンスが不要になり、美しい外観を長くキープしてくれますよ。

 

大雨で雨どいが壊れた

片流れ屋根は一方向にしか雨どいがないため、大雨の際に大量の水分が流れて壊れてしまうケースもあるようです。寄棟や切妻などの屋根は複数の方向に雨を分散できますが、片流れ屋根は構造上1か所に雨が集まるので負担がかかりやすいのです。樹脂の雨どいは徐々に劣化していくので、もろくなった状態で台風が来ると大量の雨が流れ込み壊れる可能性が高くなります。

対策としては、点検・メンテナンスなどアフターサービスがしっかりしている住宅会社を選ぶのがおすすめです。例えば、定期点検のある住宅会社なら、雨どいの劣化を早期発見して壊れるのを予防できます。

災害に強い家のつくり方はこちらのコラムも参考にしてみてください。

 

安っぽく見えてしまった

シンプルなシルエットの片流れ屋根は、安っぽく見えてしまうリスクもあります。コストパフォーマンスに優れる片流れ屋根は、リーズナブルな分譲住宅で採用されることも多いため、安っぽいイメージにつながるのかもしれません。

片流れ屋根の外観が安っぽく見えるのを防ぐには、外構も含めたトータルコーディネートが効果的。例えば、建物のシルエットがシンプルで安っぽく見えるなら、アプローチや門柱で立体感を演出するのが良いでしょう。統一感が出て外観全体のクオリティも高まりますので、ぜひ外構計画も一緒に考えてみてください。

まとめ

幅広いテイストにマッチする片流れ屋根は、バリエーションが豊富な現代の住まいづくりにぴったり。ちょっとした工夫やコツで印象が変わりますので、ぜひ今回ご紹介したポイントにこだわってみてください。

また、シンプルな片流れ屋根の外観は、高級感のある建材と組み合わせるのもおすすめです。クレバリーホームが標準仕様に採用している外壁タイル・陶器瓦は、片流れ屋根にぴったりな高級感のある建材です。お近くのモデルハウスで実際の質感や耐久性をご確認できますので、ぜひお気軽にご来場ください。

▼クレバリーホームのモデルハウス情報

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