瓦屋根に合う外壁タイルでおしゃれなマイホームづくり|施工実例も紹介

瓦屋根に合う外壁タイルでおしゃれなマイホームづくり|施工実例も紹介

最近の住宅は屋根材のバリエーションが豊富ですが、高級感があり耐久性が高い瓦屋根も根強い人気を持っています。

一昔前は瓦屋根と言えば和風の家が定番でしたが、外壁材との組み合わせで、和モダンからナチュラル・洋風など幅広いテイストをつくることができます。

今回は瓦屋根に合う外壁タイルとの組み合わせ方、実際のおしゃれな施工実例をチェックしてみましょう。

瓦屋根に合う外壁材は?

瓦屋根とサイディングの外観

まずは瓦屋根に合わせることができる外壁材について、それぞれの特徴やメリットをチェックしていきましょう。

サイディング

板状の建材を並べて貼っていくサイディングは、カラーやデザインバリエーションが豊富で、瓦屋根にも合わせやすい外壁材です。セメントや繊維を主原料とする窯業系・アルミや鋼板などを加工した金属系などが主流で、比較的リーズナブルな価格帯の製品も多いのがメリット。

一方、表面が徐々に劣化していくため10年前後で外壁塗装が必要になり、耐用年数は30年前後と短めです。瓦屋根より先に交換時期が来るため、貼り替え費用をしっかり用意しておく必要があります。

モルタル

砂とセメントを混ぜてつくるモルタルは、表面仕上げのパターンが豊富で瓦屋根に合わせることも多い外壁仕上げです。刷毛引き・リシン・吹付タイルなど手作業で表面仕上げを変えることができ、瓦屋根と組み合わせて和風から洋風まで対応できます。

塗装が必要になるのはサイディングと同様で、耐用年数も30年前後が目安です。

漆喰

純和風・南欧風などのテイストでは、瓦屋根と漆喰の外壁を組み合わせることもあります。漆喰は消石灰を原料とする塗り壁材で、モルタル同様手作業仕上げなので自由にデザインを変えられます。凹凸のないなめらかな仕上げは純和風、小手や刷毛で模様をつける仕上げは南欧風の家で採用されることが多いです。

漆喰は昔ながらの手作業で工程が多いため、ほかの外壁材より費用が高額になるのがデメリット。高い技術が求められるため、対応できる住宅会社も少なめです。また傷や汚れが付きやすく、美しい外観を保つためのメンテナンスコストも高めです。

タイル

瓦屋根と同じように粘土や土を焼き固めてつくるタイルも、相性の良い外壁材の一つです。

耐久性が高く高級感もある外壁タイルは、瓦屋根と同じような特性を持っています。カラー・サイズ・表面加工のバリエーションも多いため、和風からモダンまで幅広いテイストにも合わせやすいでしょう。

サイディング・モルタルと比較すると初期費用がやや高めですが、塗装が不要なのでメンテナンスコストも含めて考えるとお得になることが多いです。

瓦屋根×外壁タイルのススメ

瓦屋根に合う外壁タイル

瓦屋根と外壁タイルの組み合わせは、マイホームに次のようなメリットや魅力をもたらしてくれます。

塗装がいらない家になる

瓦屋根と総タイル貼りの外壁を組み合わせることで、定期的な塗装が不要になり屋根・外壁のメンテナンスコストを0円にすることが可能です。陶器瓦は表面がほとんど劣化せず、塗装や吹き替えをせず長く使い続けられる屋根材です。

せっかく塗装がいらない瓦屋根を選んでも、外壁に塗装が必要な建材を選ぶと10年に一度の手間と費用がかかります。タイルは塗り替え不要の建材なので、板金や雨どいなど部分的な塗装や補修のみで済みます。

長く暮らすほどメンテナンス費用の差額は大きくなり、50年後以降は約700万円の差がでてきます。多少初期費用が多めにかかっても、瓦屋根と外壁タイルを選んで塗装がいらない家を建てるメリットは大きいでしょう。

高級感のある外観になる

瓦屋根と外壁タイルはどちらも重厚なイメージのある建材で、高級感のある外観をつくりやすいのも相性が良いポイントです。

瓦とタイルはどちらも、焼き物ならではの高い質感を持つ建材です。製造方法や仕上がりの質感が近いため、組み合わせることで統一感も生み出すことができるのです。

また外壁タイルは一枚ずつ焼成するため、同じカラーでも微妙に見え方が異なるゆらぎが生まれます。プリントされた同じ柄が続くサイディングと比べて、このゆらぎが高級感につながるのです。

幅広いテイストに対応できる

タイルはデザインバリエーションが豊富なのも特徴で、瓦屋根との組み合わせで幅広いテイストの住まいをつくることができます。瓦屋根と言えば和風のイメージが強いですが、タイルとの組み合わせで洋風のお住まいにもしっかり対応可能です。

外壁タイルの色柄、屋根の形状など、詳しい内容を次の章からチェックしていきましょう。

瓦屋根と合う外壁タイルの色

瓦屋根と合う外壁タイルの色柄を上手に選ぶことで、思い描いた理想の外観イメージをつくることができます。

瓦屋根と外壁タイルで南欧テイスト

洋風瓦とナチュラルカラーのタイルを組み合わせれば、ヨーロッパテイストの外観もつくれます。

瓦屋根とブリックタイルでブリティッシュテイスト

レンガ調タイルと平瓦を合わせて、伝統的な英国テイストの外観も。

このように瓦屋根とタイルの組み合わせ次第で、どのような外観にも仕上げることが可能です。また屋根のシルエットによってもイメージが大きく変化します。三角形の切妻屋根でかわいいイメージにしたり、片流れ屋根でスタイリッシュに仕上げたり。このあとご紹介する施工実例で、瓦屋根とタイルの組み合わせ、屋根のシルエットにも注目してみましょう。

瓦屋根と外壁タイルのおしゃれな施工実例

瓦屋根と外壁タイルを巧みに組み合わせた、おしゃれな施工実例をピックアップしました。各詳細ページには内装や間取りの写真もありますので、気になるお住まいはぜひチェックしてみてください。

南欧風

瓦屋根と合う外壁タイルで南欧風

瓦屋根にホワイト・ベージュの外壁タイルを組み合わせて、南欧風の外観に仕上げた実例です。

アーチ開口や窓の配置など、細かな工夫で統一感のある外観に仕上がっています。

▼実例を見る⇒case64

ヨーロッパテイスト

ヨーロッパテイストの瓦屋根外観

瓦屋根と外壁タイルでヨーロッパのお城のような外観を再現した実例です。

4本の柱やアイアン手すり、窓の配置など、外観全体の統一感が素敵なおうちです。

▼実例を見る⇒case4

モダンテイスト

モダンテイストの瓦屋根外観

スタイリッシュな片流れの瓦屋根と白いタイルの組み合わせで、モダンテイストの外観に。

屋根面を見せない直線的なシルエット、バランス良く配置したスリット窓もモダンな印象づくりのポイント。

▼実例を見る⇒case3

ここではご紹介しきれないたくさんの施工実例がありますので、こちらもぜひ住まいづくりの参考にしてみてください。

▼施工実例一覧を見る

まとめ

瓦屋根のマイホームを建てるなら、耐久性が高い外壁タイルを組み合わせて、塗装がいらない家にするのがおすすめです。タイルの高級感は瓦屋根とデザインの相性も良く、美しい外観をいつまでもキープしてくれます。幅広いテイストにマッチしますので、ぜひ外壁タイルを検討してみてください。

クレバリーホームがご用意する全国のモデルハウスでは、実際に瓦屋根と外壁タイルのデザイン性・耐久性をチェックしていただくことができます。間取りやデザインの参考にもなりますので、ぜひお近くのモデルハウスをご活用ください。

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