注文住宅の相談はどこにすべきか|相談先の選択肢や必要な準備を解説

注文住宅の相談はどこにすべきか|相談先の選択肢や必要な準備を解説

注文住宅づくりでは、間取りのこと、土地のこと、資金計画のことなど、分からないことを1つずつ解消していくことが大切です。

しかし、家を建てるのは初めての方がほとんどですから、どこに相談したらよいか迷うケースも多いでしょう。ハウスメーカー・工務店・設計事務所・不動産会社など、窓口がたくさんあるので迷いますよね。

今回は、注文住宅の相談先をピックアップして、それぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説します。

注文住宅相談で分かること、事前に準備しておくことなども掘り下げますので、ぜひ住まいづくりの初めの一歩にお役立てください。

注文住宅は信頼できる相談相手が必要

注文住宅の相談

注文住宅づくりは、間取り・資金計画・土地探しなど考えるべきことが多く、どこから手を付けたら良いか分からず悩む方が多いようです。

最近は、本やインターネットで家づくりについて情報収集しやすくなりました。しかし、決まった形がない注文住宅は、専門知識が豊富なプロに相談しないと分からないこともあります。

予算内で理想の注文住宅を建てるためには、早い段階で信頼できる相談相手を見つけることが大切です。なるべく早めに疑問や不安を解決することでスムーズに進み、満足度が高い注文住宅を建てられる可能性が高くなります。

注文住宅を相談できる窓口や会社は複数あり、それぞれ得意分野やメリット・デメリットがあります。選択肢を把握したうえでご自身に合う相談先を見つけ、スムーズに理想の注文住宅をつくりましょう。

注文住宅相談の選択肢

注文住宅の間取り相談

注文住宅について相談できる選択肢は、大きく分けると次の4種類になります。

①住宅会社(ハウスメーカー・工務店)

ハウスメーカーや工務店の店舗・モデルハウスでは、注文住宅の間取りから土地探し、資金計画についてさまざまな相談が可能です。

住宅会社のスタッフが相談に乗ってくれるので、質問に対して具体的なアドバイスが期待できるのがメリット。会社の雰囲気やスタッフの対応なども直に感じられるため、ハウスメーカー・工務店選びの基準にもなります。

間取りやデザインが気に入って、予算内に収まるならそのまま注文住宅を建てられるので、スムーズな家づくりにもつながります。

②設計事務所

建物の設計のみを請け負う設計事務所も、注文住宅について相談できる選択肢です。

設計事務所は施工と切り離して注文住宅の間取りやデザインを相談できるため、自由度が高いのがメリット。ただし、設計料が高めで、別途施工会社を探す手間もかかるのがデメリット。

ややハードルが高めですが、オリジナリティが高い注文住宅を建てたい方に向いていると言えるでしょう。

③不動産会社

これから土地を購入して注文住宅を建てる場合、地域の不動産会社に物件探しを相談する方が多いでしょう。

地域に精通している不動産会社なら、希望の条件に合う土地を見つけてもらえる可能性が高いです。

ただし、家づくりに関する質問には答えられないケースが多いため、土地を決める前に別途住宅会社に確認・相談する必要があります。スムーズに家づくりを進めるなら、土地探しにも対応している住宅会社に相談するのも1つの手です。

④無料の相談窓口

最近は、複数の住宅会社と提携している無料の注文住宅相談窓口もあります。予算や理想のイメージに合わせて、おすすめの住宅会社を紹介してもらえるのがメリット。

ただし、提携している住宅会社は窓口によって異なるため、理想的なハウスメーカーや工務店を見逃してしまうリスクもあります。また、具体的な間取りや予算についての相談は、住宅会社と直接進めることになります。建てたいエリアや理想のイメージが固まっているなら、ご自身で住宅会社を見つけて相談した方がスムーズかもしれません。

注文住宅をプロに相談すると分かること

初めての注文住宅づくりでは、どんなことについて相談すれば良いのか分かりませんよね。注文住宅についてプロに相談すると分かること、聞いてみるべきことを1つずつチェックしましょう。

家づくりの流れと期間

注文住宅のスケジュール

注文住宅が完成するまでにはさまざまな工程があるため、最初の相談で全体の流れや完成までの期間を確認しておくのがおすすめです。

家づくりの流れを把握しておけば、いつまでに何を決めれば良いのか分かり、各工程をスムーズに進められます。また、完成までにかかる期間の目安が分かれば、ゴールとなる引っ越し日から逆算して無理のないスケジュールも組みやすくなります。

 

注文住宅の費用相場

注文住宅の費用シミュレーションの準備

理想の注文住宅にいくらぐらいの費用がかかるのかも、プロへの相談で確認しておきたいポイントです。

一口に注文住宅と言っても、ローコスト住宅から性能やデザインにこだわった住まいまで価格帯はさまざま。ご自身が求める理想のマイホームを実現するために、いくらぐらいの費用がかかるのか把握しておくことが大切です。

早めに費用相場を把握しておくことで、予算内で多くの要望を叶えることにもつながります。

 

人気&おすすめの間取り

注文住宅のおしゃれなリビング

注文住宅をプロに相談することで、人気が高くご自身のライフスタイルにマッチするおすすめの間取りを教えてもらえるのもうれしいポイント。

現代のライフスタイルに合わせた最新の間取りアイデアを把握しておくと、実際にプランを考えるときに役立ちます。

基礎知識があると、施工実例やモデルハウスから得られる情報量もアップするので、おすすめの間取りアイデアをたくさん聞いてみましょう。

 

土地探しのポイント

注文住宅を建てる宅地

土地探しでチェックすべきポイントを事前に教えてもらえるのも、注文住宅をプロに相談するメリットです。

注文住宅を建てやすい土地の見極め方を聞いておけば、理想のマイホームを建てられる可能性が高くなります。

土地と建物の費用バランス、注意すべき建築条件なども、事前に聞いておくと物件探しに役立つでしょう。土地探しからお願いできるハウスメーカーもあり、物件探しの失敗を防ぎやすくなるのでおすすめです。

 

住宅ローン計画の立て方

ハウスメーカーや工務店などの住宅会社は、住宅ローン計画についての相談に乗ってもらえることも多いです。

いくらまで借りられるのか、無理のない返済額はどれくらいなのかなど、早めに明確にしておくと精度の高い資金計画づくりにつながります。

 

注文住宅をプロに相談する前に必要な準備

注文住宅の相談前の準備

事前に理想のイメージや聞きたいことを整理しておくと、相談がスムーズに進み、より多くの情報を得られる可能性が高くなります。

要望をリストアップする

新しい家で叶えたいこと、今の家で不満に感じていることなどの要望をリストアップすると、相談内容が具体的になるのでおすすめです。

家族全員で話し合いの時間をつくって、どんどん要望をリストアップしてみましょう。

あまり難しく考えずに、思いついたことを箇条書きにしておくだけでも家づくりのヒントになります。

予算について考える

住宅ローンや費用について相談する前に、大まかな予算の希望についても考えておくとスムーズです。

例えば、年収倍率という指標を使うと、世帯年収から大まかな注文住宅の予算を考えることができます。年収倍率は6~7倍に収めるのが理想的と言われており、仮に年収600万円なら3,600~4,200万円が予算の目安になるということです。

正確な年収や預金額、自動車などの借入額を把握しておくのも、資金計画の相談に役立ちます。

 

施工実例でイメージを膨らませる

いろいろな施工実例を見て理想のイメージを膨らませておくと、具体的な相談をしやすくなるのでおすすめです。

あまり難しく考えず、時間があるときに外観や内装の写真をチェックしてみましょう。好きな間取りやデザインがあったら写真をブックマークしておき、相談するときに見せるとイメージを伝えやすくなります。

クレバリーホームは100件以上の施工実例を掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

▼クレバリーホームの施工実例一覧はこちら

 

土地の資料を用意する

すでに土地をお持ちの方、または検討中の候補がある方は、図面などの資料を用意すると具体的な相談ができます。

土地の形状や建築制限が分かると、どのような注文住宅を建てられるのか分かります。また、候補の土地の価格が分かれば、理想の注文住宅にかかる総額予算も把握しやすいでしょう。

まとめ

決まった形がない注文住宅は、信頼できる相談先を見つけて、疑問や不安を解消しながら進めるのが成功のポイントです。

予算や実現したいライフスタイルに合わせて相談先を選び、スムーズに理想の注文住宅を建てましょう。

クレバリーホームの全国のモデルハウスでは、間取り・土地探し・住宅ローン計画など、注文住宅に関するさまざまな相談が可能です。見るだけ・聞くだけのご利用も大歓迎ですので、ぜひお気軽にお近くのモデルハウスをご活用ください。

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