モデルハウス見学で聞くべきこと|見るだけはOK?マナーも解説

モデルハウス見学で聞くべきこと|見るだけはOK?マナーも解説

注文住宅のハウスメーカー選びではモデルハウスを見学するのが一般的ですが、初めてだと不安なことも多いですよね。

そこで本記事では、モデルハウス見学の基本的なマナーから、現地で聞くべき内容などを詳しく解説します。

モデルハウス見学前にしっかり準備して、家づくりに役立つ情報を効率的に吸収しましょう。

 

モデルハウス見学のメリット

クレバリーホームのモデルハウス

実際の住まいを体感できるモデルハウス見学は、家づくりに役立つ貴重な情報をたくさん得られるのが大きなメリットです。

おしゃれな内装デザインや効率的な間取りの工夫は、実際に間取りを考えるときに大変役立ちます。

見るだけでも知らない建材やアイデアを吸収でき、選択肢が広がるのでマイホームの満足度アップにもつながるでしょう。

また、気になったことをその場でスタッフに質問できるのも、モデルハウス見学ならではのメリット。本や雑誌には書いていない情報も、家づくりの専門家から直接吸収することができます。

 

モデルハウス見学で聞くべきこと

 

部屋の広さと各部の寸法

モデルハウスを見学するときは、お部屋の広さや天井高、キッチン・ユニットバスなど設備の寸法を確認しましょう。

お部屋を見て感じた雰囲気と広さの数字をすり合わせておくと、実際に間取りを考えるときに役立ちます。

ユニットバスやキッチンなどの設備も、間口やサイズと収納力・使い勝手の関係性を覚えておくと選びやすくなります。

窓や天井の高さなど、間取り図には記載されていない寸法もチェックしておくのがおすすめです。

 

標準仕様とオプションの差額

モデルハウスは仕様決めの参考になるようオプションが付いていることが多いため、標準仕様との差額も聞いておきましょう。

食洗機や浴室暖房乾燥機など、便利な設備はオプションとなっていることが多いです。吹抜けやスキップフロアなど、間取りがオプションになるケースもあります。

オプションだと知らずにモデルハウスの仕様で見積もりすると、思ったより高くて予算オーバーになる可能性が高いです。

正確な予算計画を立てるために、標準仕様とオプションの違いや差額を把握しておきましょう。

 

間取りの工夫

各部屋を見て回りながら、動線や収納の配置など間取りの工夫を聞いてみるのもおすすめです。

ぱっと見では分からない工夫も多いですが、覚えておくと実際の間取りプランづくりに役立ちます。

「なぜこの間取りになっているのか?」と疑問を感じたら、どんどん質問して工夫ポイントを引き出してみましょう。

 

予算内で建てられるかどうか

お金のことは質問しにくいと感じるかもしれませんが、考えている予算内で建てられるかどうかも聞くべきポイントです。モデルハウスで質問すれば、ホームページやパンフレットでは分からない予算のことも詳しく教えてもらえます。

予算内におさまらないハウスメーカーで見積もりを取っても、結局実現できないのでムダになってしまいます。効率的にハウスメーカー選びや家づくりを進めるためにも、どれくらいの予算で建てられるのか確認しておくのがおすすめです。

またモデルハウスのスタッフは住宅ローンなどに関する知識も持っているため、具体的な資金計画の相談にも乗ってくれるはずです。

 

工法や断熱など見えない部分

注文住宅で重要となる、建物の工法や断熱材といった見えない部分もいろいろと聞いてみましょう。

同じ木造住宅でも工法は微妙に違いがあり、耐震性や耐久性などに影響します。モデルハウススタッフは専門的な用語も分かりやすく教えてくれますので、どんどん質問してみてください。

サッシや断熱材などの性能は、快適性や省エネ性にも影響する重要なポイントです。断熱性能を表すUA値・Q値、気密性能を表すC値など、性能数値なども確認してみましょう。

 

ハウスメーカーの強み

モデルハウスに反映されている、ハウスメーカーの強みやこだわりポイントも質問してみてください。

部屋ごとの温度差が少ない、防音性が高く静かなど、ハウスメーカーによって強みやこだわりは異なります。

メモしておくとハウスメーカーの比較検討時に役立ちます。

 

保証やアフター体制

注文住宅は数十年という長いスパンで暮らす場所ですから、ハウスメーカーの保証やアフターフォロー体制も重要チェックポイントです。

住まいの保証期間は法律で定められていますが、延長保証などハウスメーカー独自の制度も多いです。点検のタイミングやサポート体制にも差があるので、完成した後のこともいろいろ聞いてみましょう。

 

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モデルハウス見るだけ利用はOK?

マイホームが欲しいけど具体的な計画はまだない場合、説明なしでモデルハウスを見たい方も多いと思います。また営業をかけられるのが不安で、アンケートに記入したくないと感じる方も多いようです。

モデルハウスの見るだけ利用は基本的に問題ありません。住宅展示場は自由に見学できる場所なので、建てるかどうか分からない段階でも利用できます。実際に住宅展示場を訪れた方の43.1%が2年以上先を想定していると回答しています。

参照元:住宅展示場協議会

ただし最初に受付する際、今回は見学だけしたいと正直に伝えたほうが良いでしょう。またスタッフの説明を受けた方がたくさんの情報を得られるので、時間があれば話も聞いてみるのがおすすめです。

 

モデルハウス見学のマナー

 

キズや汚れを付けない

モデルハウスは見学用の施設ですが、見学中にキズや汚れを付けないように注意するのが基本的なマナーです。

素足で歩いたり、素手であちこち触ったりすると、設備や建材を汚してしまう恐れがあるので控えましょう。

小さなお子さんはうっかりキズを付けてしまうこともあるので、抱っこしたり手をつないだりして見学するのも大切です。

キーホルダーやバッグなどの持ち物で床や壁にキズが付くケースもあるので、とがった物なども持ちこまない方が良いでしょう。

 

勝手に設備を使わない

収納や設備の使い勝手を確認できるのもモデルハウスのメリットですが、必ず一声かけてから手を触れるようにしましょう。

使い方が分からない設備を勝手に動かすと、破損や故障の原因になる可能性があります。スタッフに頼めば使い方も説明してもらえますので、気軽に声をかけてみてください。

 

写真撮影は確認してから

モデルハウスによっては写真撮影を禁止しているケースもあるので、必ず確認を取りましょう。

具体的に検討している方はOKなど、条件付きで写真撮影を許可しているモデルハウスもあります。SNSへの投稿禁止などルールが決まっていることもあるので、撮影したい旨必ず確認しましょう。

 

検討段階を正直に伝える

受付時にマイホームの検討段階を聞かれたら、正直に伝えるのも大切なマナーの一つです。

モデルハウスのスタッフは検討段階に合わせて説明してくれるので、正直に伝えたほうが有益な情報を得られる可能性も高いです。

前述したように見るだけの方も多いので、すぐに建てる気はない場合も正直に伝えて問題ありません。

 

モデルハウス見学の準備

おしゃれなモデルハウスのLDK

 

しっかり話を聞きたいハウスメーカーは予約する

ほとんどのモデルハウスは当日訪問で見学できますが、しっかり話を聞きたいハウスメーカーがあるなら予約するのがおすすめです。

来場者の多い土日はスタッフが埋まってしまい、話を聞くのに待ち時間が発生する可能性もあります。

予約しておけばスムーズに話を聞けるので、より効率的に有益な情報を吸収できるでしょう。

 

気になることや要望をまとめておく

マイホームづくりに関するギモンや不安、新しい住まいに求める要望をメモにまとめておくのもおすすめです。

見学中に確認・聞くべきことが明確になり、得られる情報量と密度がアップします。

具体的な内容ではなく、箇条書きでも十分役立ちます。ご家族で話し合う時間を設けて、意見やギモンをたくさんメモしておきましょう。

 

持ち物を用意する

モデルハウス見学は手ぶらでも大丈夫ですが、次のような持ち物があると便利です。

 

  • メモと筆記用具
  • カメラ(スマホでも可)
  • メジャー(キズが付かない布製がおすすめ)
  • カタログを入れる簡易バッグ
  • 源泉徴収票など収入が分かる書類

 

メモや筆記用具・カメラはスマートフォンでも代用できますが、その場合は落下して床にキズを付けないよう注意しましょう。メジャーがあると室内や窓などのサイズを確認できるのでおすすめです。

モデルハウスでは手提げ袋に入れてカタログをもらえますが、手がふさがらない肩掛けの簡易バッグがあると便利です。

予算や住宅ローンのことも相談したい場合、収入が分かる書類を用意しておくと具体的なアドバイスがもらえるでしょう。

 

まとめ

モデルハウス見学は家づくりの第一歩ですが、ちょっとした準備や工夫で役立つ情報をたくさん得ることができます。

今回ご紹介したポイントを覚えて、モデルハウスを上手に活用しましょう。

私たちクレバリーホームも全国にモデルハウスをご用意しています。お近くのモデルハウスを探して、ぜひお気軽にご来場ください。

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