30坪の注文住宅の建築費用相場|間取りプランの実例と価格も

30坪の注文住宅の建築費用相場|間取りプランの実例と価格も

この記事では、30坪の注文住宅の予算を考えるのに必要な情報を分かりやすくまとめます。

平均価格データに加え、実際の間取りプラン実例と価格も詳しくご紹介します。30坪の注文住宅の建築費用が変動する要素、住宅会社選びのポイントなども解説しますので、ぜひ家づくりにお役立てください。

30坪の注文住宅の建築費用相場 2,856万円

30坪の注文住宅の建築費用相場

まずは注文住宅の平均価格から、30坪の建築費用相場を算出してみましょう。

2021年に住宅金融支援機構のフラット35を利用して注文住宅を建てた方のデータによると、全国の平均価格は3,572万円、延床面積は123.8㎡(約37坪)でした。

参照元:2021年度 フラット35利用者調査

このデータを30坪(約99㎡)に換算すると、約2,856万円となります。あくまで平均価格ではありますが、住宅会社やプランを選ぶ際の一つの目安にしてみましょう。

30坪の注文住宅の費用は何で変わる?

30坪の注文住宅の工務店選び

延床面積が同じでも、次のような要素で注文住宅の費用は変動します。

工務店・ハウスメーカー

注文住宅を建てる工務店やハウスメーカーは、建築費用に大きく影響するポイントです。

一般的には大手ハウスメーカーほど坪単価が高く、ローコストハウスメーカーや地域工務店は安いと言われます。しかし実際は選ぶプランやオプションによって費用が変動しますし、付帯費用や諸費用が含まれる範囲も建築会社ごとに違います。坪単価だけでは、建築費用やコストパフォーマンスを判断することはできません。

ローコストハウスメーカーでもこだわってオプションをたくさんつければ、大手並みの価格になる可能性もあるのです。逆に、全国展開の大手ハウスメーカーでも、コストパフォーマンスが高い住宅プランを用意しているケースもあります。

住宅会社を選ぶ際は単純な坪単価ではなく、「予算内で希望する条件を満たす注文住宅を建てられるか」という視点でチェックしてみてください。

住宅性能や仕様

断熱性・気密性・耐震性などの住宅性能、内外装に使う建材の仕様なども、建築費用の変動要素です。同じ30坪の注文住宅でも、住宅性能と仕様を変えるだけで数百万円~一千万円単位で費用が変わる可能性もあります。見積もりが安くてお得に見えるプランでも、よく調べてみたら性能や仕様がコストカットされている可能性も考えられます。

住宅性能は快適性・安全性・光熱費などに大きく影響するため、あまりコストカットすべきポイントではありません。内装材や外壁材も、住まいの耐久性や満足度に関わるのでできれば妥協したくないポイントです。

間取りや設備のオプション

同じ床面積の注文住宅でも、間取りや設備のオプションを変えると費用も変動します。

キッチンを例に挙げると、シンプルな壁付けキッチンよりアイランドキッチンの方が、製品代と工事費用は多くなります。また電動シャッターや全館空調など、利便性の高い設備もオプションになっていることが多いです。

注文住宅は間取りやオプションの選択肢が多いため、ライフスタイルと予算に合わせて必要なものを取捨選択することが大切です。

土地の広さと価格

30坪の注文住宅の土地選び

注文住宅を建てる土地も、建築費用総額を大きく変動させる要素の一つ。

人気の高い市街地と郊外では土地価格相場に大きな差があり、同じ敷地面積でも1,000万円単位で価格が違うことも珍しくありません。土地に求める条件をリストアップして優先順位を付け、購入価格とのバランスを考えることが大切です。

30坪の注文住宅を建てる住宅会社選びのポイント

30坪の注文住宅の間取り打ち合わせの様子

実際に30坪の注文住宅を建てるハウスメーカー・工務店を選ぶ際は、次のポイントに注目してみてください。

30坪の施工実例が豊富か?

平均より少し小さめの30坪の注文住宅を暮らしやすく仕上げるためには、コンパクトな家づくりのノウハウが豊富な住宅会社を選ぶことが大切です。実際に30坪前後の施工実例が多い住宅会社は、効率的な間取りアイデアで暮らしやすい注文住宅を提案してくれる可能性が高いです。

住宅会社選びの際は、施工実例全体の数だけでなく30坪前後の実績に注目してみましょう。クレバリーホームの施工実例は床面積で30坪台に絞り込むことができますので、ぜひ参考にしてみてください。

▼参考:クレバリーホームの施工実例

付帯工事費がどこまで含まれているか?

住宅会社によって付帯工事の範囲は異なりますので、概算見積もりなどを比較する際に必ず確認しましょう。

付帯工事とは建物本体以外の工事内容で、次のようなものがあります。

※付帯工事の例

  • 地盤改良
  • 電気・ガス・水道の引き込み
  • 仮設工事
  • 外構・造園工事

代表的な付帯工事だけでも上記のような項目があり、住宅会社によって見積もりにどこまで含まれるか変わってきます。概算見積もりが安く見えても、付帯工事費が含まれておらず、実際に建てるときは追加費用がかかる可能性もあるのです。予算オーバーを防ぐためにも、付帯工事費をチェックして総額費用を比較検討しましょう。

性能や耐久性にこだわっているか?

複数の住宅会社を比較する際は、断熱性・気密性や耐震性、外壁・屋根などの耐久性も必ず確認しましょう。断熱性・気密性が低い家は光熱費が余計にかかってしまうため、長い目で見ると損になる可能性があります。

外壁・屋根も、塗装が不要で耐久性の高い瓦や外壁タイルを使うと、将来のランニングコストを抑えることが可能です。

クレバリーホームの外壁タイルメンテナンススケジュール

例えばクレバリーホームの陶器瓦・外壁タイルの家は、一般的な建材の家と比べて大きくランニングコストを節約できます。

建てた直後のことだけでなく、数十年暮らすことを考えて住宅会社を比較検討しましょう。

▼美しくて強い外壁タイルの魅力

保証・アフターサービスが充実しているか?

住宅の寿命が延びている現代では、長く安心して暮らせる住宅会社を選ぶことも大切です。建築基準法で定められている期間以上の延長保証は、ハウスメーカーや工務店によって異なります。

クレバリーホームの延長保証制度

クレバリーホームは定期点検や有償メンテナンスによる最長30年間の保証期間を設けています。また住宅完成保証により、不測の事態でマイホームが完成しない事態も防止。このような保証・アフター体制にも注目して住宅会社を選んで下さい。

▼クレバリーホームのサポート体制

30坪台の注文住宅間取りプラン実例&価格

クレバリーホームがご用意する住宅商品の中から、30坪台のプランの間取り実例と価格をご紹介します。

30坪の注文住宅の外観

1F

30坪の注文住宅の間取り図1F

2F

30坪の注文住宅の間取り図2F

  • ■延床面積/103.09㎡(31.17坪)
  • □1階面積/52.99㎡(16.02坪)
  • □2階面積/50.10㎡(15.15坪)
  • 建物本体価格:2,130万円(税別)※2023年6月時点

こちらの注文住宅プランは30坪強の延床面積で、外壁総タイル・耐震等級3・ZEH仕様で本体価格は税別2,130万円です。3LDKで吹き抜け・ファミリースペース・回遊動線など、トレンドを抑えた暮らしやすい効率的な間取りになっています。

塗装が必要ない外壁タイルのアップ

外壁タイルは、一般的な外壁材と比較して高級感と耐久性に優れるのが特徴です。色あせが発生せず汚れも付きにくいため、美しい外観を長い間キープしてくれます。

また外壁塗装が不要なため、前述したようにメンテナンスコスト節約効果が期待できます。

▼クレバリーホームの外壁タイルの家

 

外壁タイルの家の耐震実験

耐震性能は最高等級の3を確保。建築基準法で定められた最低限の基準の1.5倍の耐震性があります。震度6~7の地震で倒壊せず、軽微な修繕のみで暮らし続けられる強度が想定されています。

※プランによって耐震等級3にならない場合があります。

▼クレバリーホームの地震に強い家

 

ZEHのイメージ

ZEHは使うエネルギーを創るエネルギーが上回る住宅のことです。光熱費を大幅に節約することができ、高い断熱性・気密性によって快適な暮らしを送れるのもZEH仕様の家の特徴です。

まとめ

30坪の注文住宅にかかる建築費用は、住宅会社や性能などの要素で変動します。ただ見積もり金額だけを比較するのではなく、クオリティとのバランスも考えコストパフォーマンスの高い家づくりを目指しましょう。

クレバリーホームは耐久性の高い外壁タイルを全棟標準仕様とし、少ないメンテナンスコストで長く暮らせる注文住宅をご提供しています。断熱性・気密性・耐震性などの性能面にもしっかりこだわっていますので、ぜひ全国のモデルハウスでご体感ください。

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