注文住宅の標準仕様とは?チェックすべき項目やハウスメーカー比較のコツを解説

注文住宅の標準仕様とは?チェックすべき項目やハウスメーカー比較のコツを解説

注文住宅を検討するときは、ハウスメーカーの標準仕様の内容やオプションとの差額などを把握することが大切です。

標準仕様に含まれている項目や設備・建材のグレードはハウスメーカーによって異なり、最終的な建築費用に大きく影響します。

そこでこの記事では、注文住宅のハウスメーカー選びでチェックすべき標準仕様の項目、比較検討のコツなどを解説します。

カタログのチェックやモデルハウス見学をするときに役立つ情報をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

注文住宅における標準仕様とは

標準仕様の注文住宅のリビング

注文住宅の標準仕様とは、住宅会社の基本価格に含まれている仕様や設備のことです。

内装材やキッチン・ユニットバスなどの設備、耐震性能や断熱性能など、注文住宅を構成するすべての要素が標準仕様に含まれています。

住宅会社によって標準仕様に含まれている項目やグレードは異なるため、ハウスメーカーを選ぶときの重要な指標となります。

坪単価やカタログの標準価格だけでなく、標準仕様の内容までチェックしないとどのような注文住宅を建てられるか分かりません。

しかし、初めて注文住宅を検討する場合、標準仕様にどのような項目がありどうやってチェックすればいいのか分かりづらいです。

次の章で、注文住宅づくりでチェックすべき標準仕様の項目や内容を見ていきましょう。

注文住宅づくりでチェックすべき標準仕様の項目

注文住宅の標準仕様の確認打ち合わせ

注文住宅を建てるハウスメーカーを比較検討するとき、チェックすべき標準仕様の項目を6つのジャンルに分けてご紹介します。

構造や耐震性能

まずは、ハウスメーカーが採用している構造や、標準仕様の耐震性能についてチェックしましょう。

例えば木造注文住宅の場合、「軸組み工法(在来工法)」「枠組み工法(ツーバイフォー工法)」などの種類があります。

 

クレバリーホームのプレミアム・ハイブリッド構法

また、ハウスメーカーによっては、独自の工夫で耐震性や耐久性を高めたオリジナルの構法を標準仕様としているケースも。

例えばクレバリーホームは、「SPG構造」と「モノコック構造」の2つを組み合わせたプレミアム・ハイブリッド構法を標準仕様として採用しています。

参考:クレバリーホームのプレミアム・ハイブリッド構法

 

住まいの耐震性をあらわす「耐震等級」も、標準仕様で必ずチェックしたいポイントの1つです。

標準仕様でどれくらいの耐震等級なのか、性能を高めるためにどれくらいの追加費用がかかるのかなど、事前に確認しましょう。

また、注文住宅は間取りプランによって最高等級である耐震等級3にならないケースもあります。

耐震性能にこだわる場合は、間取りを考える段階から意識する必要があります。

耐震等級についてはこちらのコラムでさらに詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

 

断熱性能

標準仕様でどれくらいの断熱性能があるのかも、注文住宅のハウスメーカー選びでチェックすべきポイントです。

注文住宅の断熱性能は、サッシやガラス、断熱材などによって異なります。

断熱性能は建材単体ではなく、住まい全体の性能指標をチェックするのが分かりやすいです。

例えば、国土交通省が定めている断熱等級(断熱等性能等級)は、住まい全体の断熱性能を1~7の段階であらわす性能指標です。

2025年4月以降は断熱等級4以上の適合が義務化されていますが、標準仕様でさらに高い等級を採用しているハウスメーカーもあります。

断熱等級の詳細については、こちらのコラムもご覧ください。

 

また、HEAT20のように、断熱等級より高い基準の性能指標を標準仕様としているハウスメーカーもあります。

HEAT20は国が定めた最低基準である断熱等級4を上回る性能指標です。

こちらのコラムでHEAT20の詳細や断熱等級との違いについて詳しく解説しています。

 

断熱性能は窓など開口部の大きさも影響するため、注文住宅の間取りプランによっては希望する性能にするのが難しいケースもあります。

標準仕様の断熱性能がどれくらいなのか、さらに高めたいのか明確にしてから間取りづくりに取り組むと、希望条件に合う注文住宅を建てやすくなります。

外壁・屋根材

注文住宅に標準仕様として採用されている外壁や屋根材の種類は、外観の美しさや耐久性に影響する重要なポイントです。

例えば、ベースプランの価格が安くても、外壁の標準仕様が耐久性が低い窯業系サイディングだと長期的にはメンテナンス費用がかかって損になる可能性があります。

こちらのコラムで注文住宅の外壁の種類について詳しく解説していますので、参考にしてください。

 

屋根材も、コロニアル(スレート)や金属瓦、陶器瓦など素材によって塗装メンテナンスの必要性やコストなどが変わってきます。

多少初期費用がかかっても、外壁タイルや陶器瓦など塗装が不要で長く使える建材を標準仕様にしているハウスメーカーを選ぶと、メンテナンスコストを抑えて美しい外観デザインをキープできます。

塗装が要らない家づくりについては、こちらのコラムもご覧ください。

 

内装材

壁紙や床材、建具など内装材の素材やグレードも、注文住宅の標準仕様でチェックすべき項目です。

壁紙を例に挙げると、素材やグレードなどの種類があり、質感やデザインバリエーション、耐久性などが変わります。

床材も、リーズナブルな合板フローリングやクッションフロアから、高級感がある無垢材やタイルなどさまざまです。

標準仕様の内装材のグレードや選べる種類によって、理想の内装デザインの実現性や満足度が変わってきます。

こちらのコラムで注文住宅の内装の決め方や考え方について解説していますので、あわせてご覧ください。

 

設備

キッチン・ユニットバス・洗面化粧台・トイレなどの水回り設備も、標準仕様でどのメーカー・グレードが採用されているかチェックしましょう。

例えば、注文住宅のキッチンはレイアウトやグレードのバリエーションが豊富で、標準仕様によってはプラン変更で追加費用がかかる可能性があります。

標準仕様でどのグレードが採用されているのか、好みのキッチンメーカーを選べるのかなど、事前にチェックしましょう。

こちらのコラムで注文住宅のキッチン選びについて詳しく解説しています。

 

また、注文住宅の設備の中で金額が大きいユニットバスも、標準仕様の内容をチェックすべきポイントです。

ユニットバスのサイズや標準仕様のグレードをチェックし、理想のお風呂をつくるための追加費用の有無を把握しましょう。

こちらのコラムで注文住宅のお風呂選びについて詳しく解説しています。

 

トイレ・洗面所の水回りも毎日の生活や家事効率に影響しますので、こちらのコラムで考え方をチェックしてみてください。

 

付帯設備

注文住宅の付帯設備が標準仕様にどこまで含まれているかも要チェックポイントです。

照明器具やカーテンなどの付帯設備が標準仕様に含まれているとお得に見えますが、好みのものに変更すると追加費用がかかるケースもあります。

現代の注文住宅に不可欠なエアコンも、標準仕様に含まれているかどうかはハウスメーカーによって異なります。

エアコンは引き渡し後に家電量販店などで取り付けるケースもありますが、穴あけや配管に関する失敗談も多いため要注意。

注文住宅のエアコンについてはこちらのコラムもご覧ください。

 

ハウスメーカーの標準仕様を比較するコツは?

ハウスのモデルハウスで標準仕様を確認する夫婦

色々なハウスメーカーの標準仕様を比較するのは難しいため、条件をそろえて見積もりを取るのが確実です。

前述した標準仕様の項目を1つずつ比較することもできますが、一般の方が漏れなくチェックするのは難しいですし、かなりの労力がかかります。

ハウスメーカーによって標準仕様の表記や内容は変わりますので、カタログやホームページの情報だけで何がどこまで含まれているのか全て確認するのは困難です。

標準仕様でハウスメーカーのコストパフォーマンスを比較するより、条件をそろえて相見積もりを取った方が判断しやすくなります。

どんな間取りやデザインにしたいのか、どれくらいの住宅性能が欲しいのかなど、あらかじめ要望を整理して正確に伝えるのが正確な比較検討のポイントです。

こちらのコラムで注文住宅の見積もり比較のポイントを解説していますので、あわせてご覧ください。

 

注文住宅の標準仕様は変更・削ることはできる?

注文住宅の標準仕様を削る打ち合わせ

一般的な注文住宅は、標準仕様から間取りや設備などを自由に変更可能です。

標準仕様はあくまでベースプランのため、いらない設備や間取りを削ったり、オプションとして追加・変更したりできます。

ただし、標準仕様を変更してオプションを追加すると、費用がかかるため予算オーバーする可能性がある点に注意が必要です。

どんなオプションがあるのか事前に把握し、予算と要望のバランスを取ることが大切です。

こちらのコラムで注文住宅のオプションの種類や考え方について詳しく解説しています。

 

また、標準仕様を削ったりオプションを追加したりできるのは、基本的に建築請負契約を結ぶ前になります。

なるべく早めに要望を明確にして優先順位を付け、ハウスメーカーに伝えて正確なプランと見積もりをつくるのが理想的です。

契約後は原則的にプラン内容を変更できませんので、漏れがないかしっかりチェックしましょう。

こちらのコラムで注文住宅の契約前に確認すべきことを分かりやすくまとめていますので、参考にしてください。

 

まとめ

注文住宅を建てるハウスメーカーを比較検討するときは、標準仕様の内容をチェックすることが大切です。

坪単価が安くお得に見えるハウスメーカーでも、標準仕様のグレードが低いと、実際に見積もりをした際に金額が大きくアップするケースも。

表面的な価格だけを見るのではなく、標準仕様で採用されている性能や設備などにも注目して、本当の意味でコストパフォーマンスが高いハウスメーカーを選びましょう。

例えばクレバリーホームでは、塗装が要らない外壁タイルや陶器瓦、健康的で快適な空間をつくるシスミアン・エア、シスミアン・ウォーターなどを標準仕様としています。

▼クレバリーホームの外壁タイル・陶器瓦について詳しく見る

▼クレバリーホームのシスミアンについて詳しく見る

 

全国のモデルハウスでは、注文住宅づくりに関するさまざまなご相談を受け付けています。

標準仕様の内容やオプションなどについても分かりやすくご説明いたしますので、ぜひお近くのモデルハウスにご来場ください。

▼クレバリーホームのモデルハウス一覧

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