注文住宅のトイレ間取り成功実例!失敗しない考え方のポイント

注文住宅のトイレ間取り成功実例!失敗しない考え方のポイント

この記事では、先輩たちが建てた注文住宅の中から、トイレの間取り成功実例をピックアップしてご紹介します。さまざまなトイレの間取り実例をチェックして、ご家族の人数やライフスタイルに合うアイデアを採り入れましょう。

また、トイレの間取りで失敗・後悔しないための考え方も解説します。音・ニオイ・プライバシー性など、失敗しやすいポイントに先回りして、暮らしやすい間取りづくりに活かしましょう。

意外と難しいトイレの間取り

注文住宅のタンクレストイレ

トイレはコンパクトで用途も明確なお部屋ですが、間取りづくりの難易度は意外と高めです。

水回り設備の中でも使用頻度が高いため、配置が悪いと不便だと感じてしまうケースが多いです。ニオイや音が気になりやすく、ゲストも使う機会があるためプライバシー性への配慮も必要になります。

また、ライフスタイルによって適切なトイレの数・場所が異なるのも難しいポイント。玄関の近く、LDKから行きやすい場所など、トイレレイアウトの正解は1つではありません。

トイレの配置を考えるときは、まず先輩たちの間取り成功実例をチェックするのがおすすめです。いろいろなバリエーションの間取り実例を見れば、ご自身のライフスタイルにどのパターンが合っているか見えてくるはず。

注文住宅のトイレ間取り成功実例

さっそく、いろいろなパターンのトイレ間取り成功実例をチェックしていきましょう。それぞれの詳細ページに全体の写真もありますので、気になるおうちはぜひチェックしてください。

2階建てトイレ間取り成功実例①

1F

注文住宅のトイレ間取り成功例1F

1階のトイレはサニタリーに直結し、そのままスムーズに手洗いできる間取りになっています。玄関・LDKどちらからの動線もスムーズで、シーンを選ばず使いやすい配置ですね。脱衣所と独立しているので、家族の入浴中も気兼ねなくトイレに入れます。

2F

注文住宅のトイレ間取り成功例2F

2階のトイレは階段ホールに配置し、すべての部屋からスムーズに使いやすい動線になっています。

▼実例を見る⇒case113

 

2階建てトイレ間取り成功実例②

1F

注文住宅のトイレ間取り成功例1F

玄関・階段ホールに配置した1階のトイレは、住まいのどこに居てもスムーズな動線で使いやすい間取りです。和室に来客や宿泊があっても、ゲストの方が気兼ねなく使えそうですね。

2F

注文住宅のトイレ間取り成功例2F

2階のトイレは階段を上がった正面の分かりやすい場所に。トイレを出てすぐの場所に洗面台を設けているので、手洗いもスムーズです。

▼実例を見る⇒case107

 

平屋トイレ間取り成功実例①

注文住宅のトイレ間取り成功例1F

帰宅時や来客時に使いやすい、玄関にトイレを配置した間取り実例です。居室やLDKから離れているので、音やニオイが気になりにくいです。

▼実例を見る⇒case110

 

平屋トイレ間取り成功実例②

注文住宅のトイレ間取り成功例1F

玄関・主寝室・リビングそれぞれから使いやすいトイレ間取り実例です。玄関ホールを挟んでいるので、寝室やリビングでトイレの音・ニオイが気になりにくいですね。

▼実例を見る⇒case35

 

失敗しないトイレ間取りの考え方のポイント

注文住宅のトイレ 成功例

実際にトイレの間取りを考えるときは、次のポイントにこだわって失敗や後悔を回避しましょう。

トイレはいくつ必要?

2階建てには各階にトイレをつくることが多いですが、必要性についてしっかり検討しましょう。

トイレが2か所あると、忙しい朝の時間帯に渋滞しにくい、夜トイレに起きたとき階段を上り下りしなくて済むといったメリットがあります。ただし、床面積を消費する、建築費用と将来のリフォーム費用が増えるのはデメリット。

家族の人数が少なく、住まいの中心となる場所にトイレを配置できれば、1か所で十分かもしれません。逆に、子育て世代や高齢のご家族が居る場合は、トイレは2か所あった方が良いでしょう。

1日の生活でトイレを使うシーンをシミュレーションし、必要な数を慎重に決めてください。

音が気にならない?

トイレの間取りで意外と失敗しやすい、音の問題についてもしっかり考える必要があります。

リビングや寝室などの居住スペースとトイレが隣接していると、音漏れが気になるケースが多いです。

リビングでトイレの音が聞こえるとくつろぎにくいですし、寝室だと夜中に目が覚めてしまう可能性も。家族同士でも気になるものですが、ゲストの方だとさらに気兼ねしてしまうかもしれません。

音は図面で確認できない要素なので、トイレを配置するときは周囲の間取りにも十分注意しましょう。寝室やリビングと隣接する場合は、廊下やクローゼットを挟むと音が伝わりにくくなります。2階のトイレを流すときの音が1階に伝わることも多いので、上下階の位置関係にも注目してみてください。

ニオイが気にならない?

トイレを設置する場所によっては、ドアを開けたときのニオイが気になるケースもあるので要注意。

例えば、リビングとトイレが直結していると、用を足した後のニオイ漏れが気になりやすいです。ドアや廊下を挟むと軽減できるので、居住空間とトイレの位置関係を気にしてみましょう。

居住空間の近くにトイレを配置するときは、消臭機能付きのトイレや便座を選んでニオイに対策するのもおすすめです。ニオイも図面では分からないため、実際の利用シーンを想定してしっかりシミュレーションしてください。

使いやすい場所にある?

水回りの中でもトイレは使用頻度が高いため、使いやすい場所に配置することが大切です。

移動距離が長いとトイレに立つたびに不満が溜まりますが、近すぎても前述した音・ニオイの問題が出てくるので、上手にバランスを取りましょう。

リビングのソファ、寝室など、トイレに立つシーンを想定して動線を考えてみてください。例えば、トイレを我慢して帰ってきたときは、玄関の近くにあると便利ですよね。

動線の長さだけでなく、ドアを開け閉めする回数、手を洗って元の場所に戻るまでのルートも重要です。

広さは十分?

トイレは1帖前後でつくるのが一般的ですが、使い方に合わせて適切な広さを考えましょう。

同じ広さのトイレでも、階段下のデッドスペースに配置すると天井が低く、圧迫感が出ることがあります。また掃除用具や予備のペーパーなどの収納物が多い場合、壁付の手洗い器を付ける場合など、広めのスペースが必要になることも。

圧迫感のあるトイレは意外と不満が溜まりやすいので、実際の収納アイテムや利用シーンを想定して広さを検討して下さい。ほかの間取りとの兼ね合いでトイレを広げられない場合は、コンパクトなタンクレストイレや埋め込み型の収納を使うのも1つのアイデアです。

また将来のことを考えて、手すり設置や車いす対応など、トイレをバリアフリー化できるようにしておくことも大切です。ドアの幅や室内の広さなど、介護が必要になったときの使いやすさも考えてみてください。

プライバシー性は問題ない?

トイレの位置を考えるときは、利用する人の気持ちになってプライバシー性もしっかり考えましょう。

例えば、玄関ホールのトイレは、ドアを開けると外から丸見えになって使いにくいケースがあります。廊下や階段ホールのトイレも、家族がひんぱんに通る場所だとプライバシー性が気になるかもしれません。

トイレ単体ではなく、住まい全体の過ごし方や視線も考えながら、プライバシー性が高く安心して使える場所を考えましょう。

まとめ

注文住宅のトイレは意外と失敗・後悔が多い場所ですから、先輩たちの間取り成功実例を上手に採り入れてみましょう。さまざまなパターンを見ることで、ご自身のライフスタイルにピッタリなトイレ間取りが分かりやすくなるでしょう。クレバリーホームでは、ここでご紹介しきれない注文住宅の施工実例をたくさん公開しています。トイレやサニタリーの写真で絞り込み検索もできますので、ぜひ参考にしてください。

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また、全国にご用意しているクレバリーホームのモデルハウスでも、トイレを含む間取りアイデアをご体感いただけます。写真では得られない雰囲気・使い勝手なども確認できますので、ぜひお近くのモデルハウスをお気軽にご活用ください。家づくりに関するご質問・ご相談も受け付けております。

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