ご夫妻と３人のお子さまで暮らすＦ様邸。「家族が自然と集まり、コミュニケーションがとれる住まい」に憧れ、マイホームを実現しました。団らんの中心は、階段吹き抜けの開放感が印象的なリビング。ご主人は「気が付くと、リビングに家族がいて、テレビを見たり、話をしたり。イメージしていた暮らしが叶いました」と嬉しそう。キッチンも大切なふれあいの場になっている、という奥さま。「料理をしながら家族の様子が見られるのがいいですね。子ども達もお手伝いの回数が増えました」とおっしゃいます。隣接するタタミコーナーの一角を掘ごたつ式のスタディコーナーとしたことで、お子さまが勉強をしたり、絵を描いたりしているそうです。５人家族のＦ様邸ですが、暮らしぶりもとってもスマート。「ＬＤＫに生活感をなるべく出したくない」という思いから、大型のパントリーやウォークインクローゼット、シューズクロークを設けたり、室内干しスペースを２階ホールに配置するなど、間取りにも工夫を凝らしています。外観は、黒を基調に濃茶色のアクセントが印象的な総タイル貼りで高級感や重厚感を表現。インテリアは、アクセントクロスを最小限にして、あえてシンプルにすることで、木のぬくもりや素材感が映えるようにしました。ご夫妻は、住み心地について「住み心地は新築時から変わらないですね。ずっと快適そのものです」と満足そう。住まいを通じて、家族の絆はさらに深まっていくことでしょう。

家族が自然と集まるリビングは、F様邸の象徴的な空間。大きな吹き抜けは開放感だけでなく、上下階の気配をつなぐ役割も。

吹き抜けを通して、家族団らんのあたたかな雰囲気が伝わってきます。

床材や梁、階段など、木のぬくもりを感じさせるリビング。吹き抜けにも窓を設けて、室内にたっぷり陽射しが届くように工夫しています。床材や特注の格子手すりの階段、現しの梁が、あたたかみのあるナチュラルなインテリアを演出しています。

LDK＋タタミコーナーで約２８帖の広々空間を実現したF様邸。タタミコーナーを小上がりにして、空間にアクセントを付けているのもポイントです。

LDKのどこからでも目が届くタタミコーナーには、掘りごたつ式のスタディコーナーを設置。お子さまたちの勉強や遊び場として重宝しています。

リビングやダイニングにいる家族とコミュニケーションが取れるように、対面型のキッチンを採用。お子さまたちもお手伝いの回数が増えたそうです。

家族の人数と収納量を考え、設けたパントリーの棚は3ヶ所。出し入れのしやすさを考えて、ウォークインタイプにしています。

玄関正面は、エコカラットのアクセントウォールがお出迎え。デザイン面はもちろん、吸湿や脱臭も兼ねて採用しています。

メインの玄関とは別に家族用の玄関動線を設けることで、メインの玄関に靴が脱ぎっ放しになることもありません。５人の靴をしまうことを想定して、約３帖の広さを確保したファミリー玄関は、キッチンにもつながっているので、買い物してきた荷物を最短距離で運び込める利点も。

２階ホールの窓際には、室内物干しスペース「HOSUピット」を採用。「時間や天気を気にせず干せて便利ですし、よく乾きます」と奥さま。

２階には、家族みんなの衣類がしまえるウォークインクローゼットを配置。衣類を一ヶ所に集約できるので洗濯物をしまう手間も軽減します。

ミントグリーンのアクセントクロスが、清潔感溢れる空間を創出するトイレ。

バルコニーは設けず、スッキリとしたシルエットを実現したF様邸。アクセントには、黒と相性の良い濃茶色のタイルを採用。外構にも色違いの白いタイルをあしらい統一感のあるデザインを演出しています。南面は、タイルデッキと人工芝の庭を設けており、バーベキューをしたり、プールをしたりと、アウトドアスペースとして活用しています。