お得に家を建てるには?「補助金」「金利」「省エネ」一気読み!
一生でいちばん高価な買い物と言われる家。金額が大きいからこそ、お得に建てたいですよね。今回は、「よい家をお得に建てる」ために必要な知識をご紹介していきます。
目次
家をお得に建てる→×安い家を建てる、ではない
家をお得に建てる=できるだけ安い家を建てるということ?と思われる方も多いと思いますが、今回はそうではなく、あくまでも「良い家」を、「お得に建てる」方法について考えたいと思います。
家はもちろん、上質であればあるほど快適で満足度が高いですが、その分最初の金額も高くなります。
しかし、断熱性や機能性が高い、そういった家ほど光熱費やメンテナンスコストを低く抑えることができるため、長く住めば住むほどトータルコストが下がります。
つまり総合的に見ればいわゆるお安い家(?)に負けないコストパフォーマンスが発揮されるのです。
また長期優良住宅に代表されるような上質な家は多くの補助金の対象になっており、初期コストも下げることができます。
さっそく、良い家をお得に建てるためのキーワードをご紹介していきます!
補助金・優遇制度を上手に活用!
家が建つことによる景気への好影響や、持続可能なエネルギー利用の促進などを目指すため、国や自治体が各種補助金や優遇制度を整備しています。
◆住宅ローン控除・すまい給付金
これから家を建てる方が知っておかなくてはならない優遇制度の筆頭が「住宅ローン控除」です。
この制度では10年間で最大400万円の税金が返ってきます。
詳しくはこちら→家を建てるなら絶対知っておくべき減税制度ベスト3!「住宅ローン減税」「すまい給付金」「贈与税の非課税枠」
なお、「すまい給付金」は住宅ローン控除の恩恵を受けにくい低所得世帯に対して不平等にならないように設けられたもので低所得世帯であるほど優遇が大きくなります。
国土交通省公式サイトの例を挙げれば、三人家族で夫の収入が675万円の場合、4250万円のローンを35年間借りたとすると、10年間の総控除額はなんと376万円にもなります。(http://sumai-kyufu.jp/outline/ju_loan/より)
また、同条件の場合「すまい給付金」は20万円給付されます。
◆ZEH補助金
このほか、一戸当たり60万円が補助される「ZEH補助金」も見逃せません。
ZEHとはゼロ・エネルギー・ハウスの頭文字で、ざっくり説明すると搭載した太陽光発電などで創り出すエネルギーが消費エネルギーを上回り、プラスマイナスでほぼゼロになる、という意味です。
詳しくはこちら→ZEH(ゼッチ)とは? 3つの要素で建てる「消費エネルギーゼロの家」
住宅として高機能の上、エネルギーも生みだすのでランニングコストや快適性は抜群です。
さらに自治体ごとに特色のある補助金があることも。
お住まいの自治体にどのような補助金があるか、一度お調べになってみるとお得な情報が得られるかもしれません。
住宅ローンはまさに今、超低金利
平成時代からの流れを見ると、今以上に住宅ローン金利が下がっている時はありません。
まさに「借りるなら今!」という程です。
2020年8月現在のフラット35金利は公式サイトによれば返済期間21年~35年で見ると最頻で年1.310%となっています(https://www.simulation.jhf.go.jp/flat35/kinri/index.php/rates/top)
大きな金額を借りる住宅ローンは、たとえ0.1%の違いでも大きな金額の差となって返ってきます。
先ほどの例を再度挙げると、4250万円のローンを35年間1.31%で借りたときと、+1%の2.31%とで借りたときとでは返済し終わったときに実に約900万円もの差がつきます(ボーナス返済なし、元利均等、固定金利によるシミュレーション)。
住宅ローン金利についてくわしくはこちら→住宅ローン、金利が上がるとこれだけ差が出る! サクッと返済額比較★
省エネ・創エネ設備導入で「はたらく家」に
ZEH補助金のところでもお話しましたが、エネルギーを生み出す設備を搭載すれば、家が働いてくれます。
例えば太陽光発電システム。
売電もでき、災害時には緊急補助電源ともなります。
初期投資が高いのがネックですが、最近では初期費用をほとんどかけない「リース」という方法もあります。
太陽光発電リースについてはこちら→今だからこそ「初期費用ゼロ」の太陽光発電リース。《ゼロスタソーラー》ならお得が続く!
また、太陽光発電とも相性のよいエネファームは、ガスを利用して発電する際の熱を利用してお湯を沸かすという画期的なエネルギー設備です。
エネファームなどについて詳しくはこちら→停電・断水時に役立つ家の設備とは? 太陽光発電システム、エコキュート、エネファーム…
さらに、エネルギーを創り出すだけでなく無駄遣いをしない「省エネ」な家にするなら高断熱、高気密といった機能性を高めるのがポイントです。
→お得すぎる「暖かい家」。高断熱・高気密・高い換気性能のわんさかメリット6つ
メンテナンスコスト削減のための建材選び
建材もきちんと選択することで、メンテナンスコストを下げることができます。
長く住まう家だからこそ、メンテナンスにも十分配慮する必要があります。
というのも、一般的な外装材だと50年間で約700万円ほどメンテナンス費用がかかってしまうからです。
それを外壁タイル&陶器瓦にすることで、その費用が約425万円も削減できるのです。
詳しくはこちら→本当に「外壁タイルは高い」のか? 外装材の「トータルコスト」とは
メンテナンスの手間も省けてお得になる、建材選びは重要なポイントです。
まとめ~これからの家づくりは「良い家をお得に手に入れ、長く住む」~
異常気象や災害など、家を取り巻く環境もどんどん変化している現在、家に求められているのは安心、堅牢性です。
せっかく家を建てるのであれば、可能な限り外的なダメージに強い家であってほしい。
そういった家であれば、長期優良住宅やZEH認定を受けることもでき、さらにお得に建てることができます。
しっかりと情報を見極め、賢い家づくりを進めていただければと思います。
いい家をお得に建てるということなら、私たちクレバリーホームが最も得意とするところ。
ぜひ一度、ご相談ください。
オンライン相談も積極的にお受けしています!