契約後の「仕様打合せ」とは?【実録】33歳、家を買う!⑱

2019年2月に新居を建てたモーリィの、土地探しから入居までの赤裸々実録レポート。
いよいよクレバリーホームと契約したので、これから「仕様打合せ」。えっ、まだ打合せが続くの?と思ったあなた。そうなんです。家づくりは実はここからがヤマ、なのかも!

この記事でわかること

【これまでの流れ】
前回は、クレバリーホームとの契約当日がどんな流れだったのかをお話しました。
難しい内容の契約書は、中身をしっかりと理解してから契約するのが大切というのがまとめです。
今日は、その契約の後から始まる「仕様打合せ」の基礎知識をお伝えします!
→これまでの連載はこちらから→「【実録】33歳、家を買う! 」 一覧

 

注文住宅を購入するメリット・デメリット、価格相場についてはこちらで紹介しているので参考にしてみてください。
→ 注文住宅とは?相場やメリット・デメリットをわかりやすく解説しま

契約後の「仕様打合せ」とは

さて、2018年8月上旬、僕はクレバリーホームと契約したのですが、ここから始まるのが「仕様打合せ」です。

家づくりの検討初期だと「ハウスメーカーとの契約が終われば、あとは家ができあがるのを待つだけ」と思っている方も多いかもしれません。
契約は大きな区切りではありますが「これからその住宅メーカーと家づくりを進めていく意思確認をした」というだけで、着工はまだ先です。
もっともこの契約には図面が必要で、それによる総予算も出しますが、実際にはより具体的な細かい部分について、この契約後の打合せで決めていきます。
例えば外装や内装、設備の仕様や色、コンセントやスイッチの数・位置など、実際に生活するうえでとても重要な部分を決めるための打合せ。
それが「仕様打合せ」です。

「仕様打合せ」の流れ

仕様打合せは大体、工事の工程に沿って進んでいきます。
先に工事が行われる工程が決まっていれば、時間に余裕ができるからです。
僕の契約したクレバリーホームの場合は具体的には以下のような流れでした。

1.間取り
2.外装(窓の種類・配置、外装材の種類・色)
3.内装(建具・床材の種類・色、その他造作の色)
4.設備(キッチン・浴室等の仕様、色)
5.電気配線(照明・操作盤・スイッチ・コンセント等の位置)
6.照明
7.カーテン

「確かに決める事っていっぱいあるんだな」と感じてくださった方も多いのではないでしょうか。

合理的な「仕様打合せ」のためには「予習」が必須


仕様打合せで決めなければいけない事は膨大にあるので、打合せの時、その場で考えながら決めていくのは現実的ではありません。
限られた時間で初めて説明を受けて決めるというのは、一生に影響する家づくりではできるだけ避けた方がいいです。
かといって提案だけ受け、持ち帰って検討するのは打合せの回数が増え、期間も延びてしまいます。

仕様打合せは「検討する場」ではなく「決める場」なので、打合せに当たっては「予習」=「図面を見ながら自分で考え」決定方針を決めて臨むことが必須です。
さらに場合によっては、自分のまとめた考えを事前に先方に伝えておけば、その場で提案返しをもらえるなどさらに時間短縮になります。
僕の場合も、契約前になるべく詳細を決めたつもりではありましたが、契約後から仕様打合せまでの約一週間の間に予習=再検討をしました。

「仕様打合せ」で失敗しやすい?

ちなみに家の完成後「失敗したな」と後悔するのは、この仕様打合せの時に決めた部分というオーナーも多いです。
というのは、自分が新しいその家でどういう生活(行動)をするのかを超細かくイメージしなければいけないからです。
コンセントの位置をどう決めるかというと、例えばキッチンではこの補助台の上で、炊飯器と、コーヒーメーカーと、レンジと、フードプロセッサーを使うので、予備を含めてコンセントは何個口、高さは〇センチにする。というような具合です。
そうしないとコンセントが足りなかったり、高さが低すぎ・高すぎたり、家具の後ろに隠れてしまったり、などということが起きてしまいます。
ここまで詳しく新居での生活をイメージするのはなかなかたいへんですが、かといってそれをあきらめ設計の人に任せっきりだと(生活は人それぞれなので)自分の暮らしに合わないことも出てきます。
ここが家づくりの山場――もっと言えば難所の一つ、とされるのは、このプランニングを受けた細かい打合せになってくるからなのです。

そんな時こそ、担当者に積極的に頼りましょう。
実績のあるハウスメーカーなら、これまでの蓄積から、必ず具体的で適切なアドバイスをくれるはずです。
家は大きな買い物ですから、妥協しながら進めると必ず後悔します。
仕様打合せで失敗しないよう、しっかりハウスメーカーとタッグを組んで進めていきましょう!

次回は僕が実際に細かく打合せた内容を紹介します。
おすすめの設備や仕様もお伝えしたいと思います!

モーリィが選んだのは「クレバリーホーム」! クレバリーホームの公式サイトはこちら♪



この記事の関連記事を読む