差額別・新築人気オプション「住宅設備をグレードアップ!」編
新築住宅で「グレードアップしておいてよかった!」と満足度の高い設備は? 目安金額とともにお伝えするシリーズ、今回は床暖房、キッチン、エネルギー周りの「住宅設備」編です。
注文住宅を購入するメリット・デメリット、価格相場についてはこちらで紹介しているので参考にしてみてください。
→ 注文住宅とは?相場やメリット・デメリットをわかりやすく解説します
このコラムでわかること
- 「グレードアップ」で失敗しない三か条
- 25~50万円/床暖房、HEMS、ジェットバス、キッチン腰壁、高級システムキッチン
- 200万円~/蓄電池、全館空調システム
- まとめ~「メリハリ」で必要なところだけをオプション採用~
目次
「グレードアップ」で失敗しない三か条
新築で「グレードアップ」「オプション」と言えば、一般的には住宅メーカーが提案する「標準」仕様からのグレードアップを指します。(「標準仕様」とは→差額別・新築人気オプション「エクステリア・外装をグレードアップ!」編)
グレードアップを「贅沢なのでは」と思う方も多いようですが、実際には贅沢するためにグレードアップすることは少なく「自分のこだわりポイントを大切にするため」「トータルコストを下げるため」にオプションを選択した方が多いのです。
こだわりポイントはその人の生き方そのもの。
そこを我慢してしまうとその先ずっと暮らしの中で引っかかりが生まれてしまいます。
せっかく自分の家を建てるのであれば、メリハリをつけ、譲るところ、譲れないところをしっかりまとめていきましょう。
グレードアップ、オプション採用で失敗しない三か条は以下の通り。
①「ここだけは譲れない!」というポイントで我慢(妥協)しない
②×場所やモノだけを見る狭い視点 ではなく、◎「家全体の」バランス、コストパフォーマンスという広い視点 で検討する
③「後から取り換えられない、後付けできない」点は必ず検討だけでもしておく
ぜひ、上手に賢く家づくりを進めてくださいね。
さっそく採用して良かった! という声が多いオプション住宅設備を目安価格順に見ていきましょう。
※価格は2018年1月の参考価格となります。実際の価格は見積もりをとって確認しましょう。
25~50万円/床暖房、HEMS、ジェットバス、キッチン腰壁、高級システムキッチン
★床暖房/12畳分 約20万円※予算は全て概算。以下同
導入した誰もが「もう二度と手放せない!」という最高評価をするのが「床暖房」です。
空気を暖め、送風するエアコンと違い、床を中心にした輻射熱でじんわり空間全体が温まってゆくのが床暖房の良さ。
風がないためホコリもハウスダストも巻き上げず、とにかく気持ち良い暖房です。
(床暖房と輻射熱についてはこちら→床暖房はどうして快適なのか?「輻射熱」とは?)
★HEMS(ヘムス/ホーム・エネルギー・マネージメント・システム) 約25万円
家庭で使用するエネルギーを「見える化」できるアイテム。
特に、家全体の機能性(断熱性、気密性、発電設備、空調機能)などを重視しているクレバリーホームのようなハウスメーカーの家であれば、エネルギーの流れを見える化・コントロールすることでさらなる節エネルギーにつながり、結果として家のトータルコストを抑えることができます。
お子様がいれば、節電、発電のしくみ、エネルギーについて理解を深めるきっかけにもなり、自然とエネルギー教育ができて良い効果も。
★ジェットバス 約25万円
温泉・スパブームも引き続き盛り上がっていますが、自宅で毎日リラクゼーションできることも健康住宅のポイントの一つ。
全身の疲れ、コリをほぐしてくれるジェットバスや、ミストバスなどは導入後の満足度が高いアイテムです。
★キッチン腰壁 約25万円
家族、お客様と会話しながら料理やお茶をサーブすることができるオープンスタイルのキッチン。
クレバリーホームではそこに腰壁を作ることをご提案しています。
お好みのモザイクタイルをあしらってカフェスタイルにしスツールを置けば、朝食時など短時間での食事の際にも便利です。
インスタ映えするキッチンで、気分も上がりながらお料理ができます。
★高級システムキッチン 約50万円
さらにキッチン全体をグレードアップすると、より使いやすく、作業しやすく、そして美しいキッチンに。
最新の機能では加熱しすぎを防ぐ安全機能、より発展的な料理道具が使える(ダッチオーブンなど)、清潔に美しく保ちやすい素材などがあります。
こちらも特にオープンキッチンの場合に採用後の満足度が非常に高く、おすすめです。
200万円~/蓄電池、全館空調システム
★蓄電池 約200万円
深夜の安い電気や、太陽光やガス発電した電気を蓄えておく蓄電池は、電気料金抑制に役立つのはもちろん、停電・災害時の非常用電源として使え、安心度がアップ。
特に長期優良住宅、ZEHなどの高性能の家ではトータルコストを抑えるのに非常に役立ちます。
最低30年間、最高100年住み続けられる高性能住宅はトータルコストのパフォーマンスが非常に高い家です。
(長期優良住宅についてはこちら→長期優良住宅とは?認定のメリット)
(ZEHについてはこちら→省エネ住宅の新基準「ZEH(ゼッチ)」とは)
★全館空調システム 約350万円
トイレ、お風呂も含め、家の中全体を均一な温度で保つ全館空調も、導入後の満足度が非常に高い設備です。
何より真冬のヒートショックが起こりにくく、健康住宅として◎。
家の中では空気の流れ、温度変化、また清浄化などの計画を細かくたてる事が大切。
お子様から高齢の方まで健康に安全に暮らせる住まいのための設備です。
まとめ~「メリハリ」で必要なところだけをオプション採用~
家づくりでは何もかも最先端にグレードアップすればよいわけではありません。
お金がかかるのはもちろん、かえって不必要な機能が使いこなせずストレスの元になることもあります。
しかし、先ほど述べたように絶対に我慢してはいけないのは「こだわりがある場所」。
基本的には標準を採用したり場合によってはモノを減らすことも検討するなど、お金をかける・かけないを決めましょう。
家づくりは「メリハリ」がとても大切です。
また、せっかく建てる家が、あなたの生活時間のクオリティを上げてくれるように計画するには専門家の力も必要です。
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