【フラット35】Sの金利は【フラット35】よりお得!比較してみると…?


長期固定金利の住宅ローン【フラット35】S(フラット35エス)をご存知ですか?
「フラット35なら聞いたことあるけど?」という方にこそお伝えしたい、「質の高い住宅」を条件に「フラット35」の金利が優遇されるローンのこと。
金利の違いが返済額の違いに直結するローンの世界、さくっと【フラット35】Sの基本を学んじゃいましょう!

注文住宅を購入するメリット・デメリット、価格相場についてはこちらで紹介しているので参考にしてみてください。
→ 注文住宅とは?相場やメリット・デメリットをわかりやすく解説しま

このコラムでわかること

  • 【フラット35】Sとは?
  • 【フラット35】と【フラット35】S、返済額比較

【フラット35】Sとは?

【フラット35】Sとは、【フラット35】に適用される金利優遇制度のこと…なんですが、そもそも【フラット35】とはなんでしょうか。
【フラット35】とは民間金融機関と住宅金融支援機構が提携し提供している住宅ローンのこと。詳しくは→「フラット35」。借りる前に知っておきたいメリットとしくみ
長期にわたり固定金利という点で人気のローンです。「長期固定金利」については→低金利時代は「全期間固定金利型」がおすすめ?
【フラット35】Sとは、その【フラット35】を申し込んだ人が、例えば「長期優良住宅」のような特に省エネ性や耐震性などに優れた住宅を取得した場合に適用される金利優遇制度のことなんです。
「長期優良住宅」については→長期優良住宅とは?認定のメリット

下の技術基準で評価され、それによって10年間金利優遇が受けられる「金利Aプラン」と、5年間金利優遇が受けられる「金利Bプラン」があります。

※【フラット35】Sを利用するには技術基準を満たしていることに加え、検査機関による技術基準適合証明書が交付される必要があります。
※【フラット35】Sは新築住宅の建設・購入及び中古住宅の購入の際に利用できます。借融資には利用できません。

【フラット35】と【フラット35】S、返済額比較

しかし、「35」と「35S」では実際にどれくらいの違いになるのでしょうか。
①【フラット35】
②【フラット35】S(プランA、引き下げ金利0.25%)で
2000万円を借りた場合のシミュレーション
をしてみました。

下は【フラット35】公式サイトのシミュレーターで、2000万円借入(金利1.5%)で計算した結果です。
http://www.simulation.jhf.go.jp/type/simulation/hikaku/openPage.do の結果から引用。赤字は注釈として付記したもの
※シミュレーション結果は、あくまで目安です。
※借入金利は仮定のもので、金融機関等によって異なります。
※一般的にかかる手数料などの諸費用は含んでいません。

まず、条件はこちら。

結果はこちら。

総返済額を比較すると、【フラット35】と【フラット35】Sでは実に487,419円もの差が出ていますね。
家づくりを考える平均的なご家庭の月収の約1‐2か月分に相当する大きな額です。
住宅ローンは大きな金額を長期にわたり返済していくものなので、「0.25%」という小さく感じる優遇率でも、これほどの額になるのです。
ローンの返済額が大きければ大きいほど、返済期間が長ければ長いほど、この差は大きくなっていきます。

まとめ~安心できるハウスメーカーに今すぐ相談!~

家づくりで長期固定金利の【フラット35】の利用を考えているなら、お得な「35s」の利用ができる「質の高い家を建てられるハウスメーカー」に相談するのが何より重要です。
一般の家で借りられる【フラット35】と、質の高い家で借りられる【フラット35】Sの最終返済額が違うほかにも、メンテナンス費用などのランニングコストや健康的な暮らしを送れることなどを考えあわせると「質の高い家に長く住む方がトータルコストがお得」
質の高い家を手に入れ、積極的に金利引き下げ優遇措置も使い、賢い家づくりをしてくださいね!

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