家の空気を清浄・健康的に保つ3つのポイント
人が一生涯に体に取り入れる空気の量は、なんと食べ物や飲み物よりも多いんです。家で過ごす時間が多ければ多いほど、家の空気も健康に直結。
自宅の空気環境を見直してみませんか。家族みんなが健康的に暮らせる空気環境のため、考える必要がある3つのポイントをご紹介します。
目次
生涯で摂取する物質の80%以上は空気!
食べるもの、飲むもの、そして空気。人は毎日、たくさんの物質を体内に摂り込み生活しています。
中でも一番多いのが、空気です。
グラフは、人が一生涯に摂取する物質の重量比を表したものです。
室外も合わせると、実に80%以上を空気が占めており、室内だけでも57%。
いかにその量が多いかがわかりますね。
食べ物や飲み物以上に私たちの体内に摂り込まれる空気だから、その質にもしっかりこだわりましょう。
健康に影響する空気中の物質
空気中にはウイルスやカビなど、病気やアレルギーの直接の原因になる物質のほか、「シックハウス症候群」とよばれる健康被害の原因になる化学物質なども含まれています。
これらが充満している部屋で長時間過ごすことは健康へ悪影響を及ぼします。
さらに、大人はもちろんのこと、お子さまのいるご家庭では特に空気環境を考える必要があります。
というのも、体重体重1kgあたりで比較すると、大人の2倍近くの化学物質を摂り込んでいる計算になるからです。
ちなみに大人1人が1日に室内で呼吸する空気の量も、直径2.6mの球体に相当すると言われています。
家族の健康を願って建てる家の空気が、健康に影響を与える物質が充満しているということになっては元も子もありません。
さっそく、家づくりの時に気を付けておきたい3つのポイントを見ていきましょう!
【ポイント1】空気を汚すものを使わない、持ち込まない!
シックハウス症候群と言われる不調の原因の筆頭が化学物質です。
家作りの材料や、家具などからその化学物質が発散されていることはご存じでしょうか。
化学物質対策ではまず、「家の中で使うもの、持ち込むもの」を選ぶときにホルムアルデヒド発散等級を目安にすることがポイントです。
このホルムアルデヒド発散投球は、ひと目でその発散量がわかるように★印でレベルが示されています。
中でも、ホルムアルデヒドの発散量が極めて少ない最高位の「F★★★★(エフフォースター)」ランクのものを選ぶのがコツ。
クレバリーホームでは、すべての建築部材においてホルムアルデヒド放散量でJAS規格最上位の「F★★★★(エフフォースター)」をクリアしたものだけを採用しています。
詳しくはこちら→「シックハウス症候群」 「VOC」、知らないと危ない!
【ポイント2】24時間換気の質に注目!
とはいっても、空気中に漂う空気環境の改善には、換気方法も同じくらい重要です。
換気には窓を開けて行う自然換気と機械で行う換気があります。
効果的な自然換気を行うためには、予め窓の配置で風の流れを計画できる自由設計(注文住宅)が最適です。
また、換気を機械で行う24時間換気システムは、家の中の汚れた空気をノンストップで換気できるのが特徴。
24時間換気システムの換気形式には3タイプあり、中でも給気・排気ともに機械で行うことで最も計画的に換気ができる第1種換気は、高気密・高断熱の住まいとの相性も抜群です。
クレバリーホームでは、第一種換気の中でも、室温を変えずに換気ができる、全熱交換型24時間換気システムを採用。
さらに、花粉やPM2.5などを除去する高性能な給気フィルターも標準搭載しています。
詳しくはこちら→「24時間換気」は質を問え!「全熱交換型」がオススメな理由
【ポイント3】面積の大きい壁と天井の素材が大事
ここからは意外に思う方もいるかもしれませんが、実は壁と天井の素材が重要です。
壁の表面積は床面積の約5倍もあります。
この壁に、臭いや有害な物質を吸着・分解したり、カビなどの原因になる湿気を吸収したり、免疫力を上げる効果のあるシステムを採用したりすれば、空気環境改善効果も抜群なのです。
壁は、室内でも大きな比重を占める場所。
いかに効果的に使えるかがカギとなります。
詳しくはこちら→ただの「壁」じゃもったいない!「はたらく壁」は機能性壁材でつくる!
なお、クレバリーホームの新しい内装システム「SIASUMINAIR(シアスミン・エア)」は、炭と電子の力で有害物質を吸着・分解し、免疫力を高めるもの。
詳しくはこちら→暮らすだけで免疫力アップ。世界初、驚きの内装システム「シアスミン・エア」、デビュー!
まとめ~家にいる時間が長いほど、家の環境は大切!~
リモートワークなどで、家にいる時間が増えている今だからこそ、空気環境を含めおうちの健康指数を上げましょう!
健康住宅を建てるときには、いろいろな観点があるからこそ、公的な基準、しっかりとしたエビデンスを持つハウスメーカーに相談することをお勧めします。
家族と一緒に、快適で安心・安全なお家で過ごしてくださいね!