停電・断水に役立つ設備 太陽光発電システム、エコキュート、エネファーム…


大地震や台風で停電・断水してしまうと、建物があっても生活が困難になってしまいます。せめて電気や水道が復旧するまでの間、少しでも自力で賄うことができれば…今回はそんな時に役立つ設備をご紹介します。

この記事でわかること

災害時、自宅での生活はどうなる?


大地震、台風、大規模火災…毎年のように、私たちの暮らしを脅かす災害が続いています。
特に2019年9月に起きた令和元年台風第15号による被害では、気温が高い季節に千葉県を中心にした数十万戸の停電が長い期間続くという、近年経験したことのない被害が出ています。
電気や水道、ガスなどライフラインが止まってしまうと暮らしは大きく変わります。大げさではなく、命に関わる二次災害も引き起こされます。
クレバリーホームでは、ライフラインが断絶してしまう時間を少しでも短くするために、新築やリフォームの際には、災害時にも活躍する「設備」のご提案を行っています。
中でも、今回は特に「停電」と「断水」の際に役立つ設備をご紹介します。

停電時に役立つ「太陽光発電システム」「蓄電池」


2019年の大規模停電でも再確認されたのは、電気が止まると、直接電気を利用する照明が使えないという直接的な影響のほか、動力に電気を使う井戸水が止まったり、携帯電話の電波が届かなくなったりという間接的な被害も大きいということでした。
強い印象に残るのは、9月とは思えない猛暑の中、車の冷房を利用する姿です。
しかし、車の冷房はガソリンを使って動かすので、ガソリンが入手しづらくなると使えなくなってしまいます。
ガソリンを利用する自家発電機も同様です。
実際に、被災した地区ではガソリンがたいへん入手しにくくなりました。
それと比較して半永久的に誰でも利用できる太陽エネルギーを使った発電システムは強くおすすめできます。
太陽光発電システムと合わせて、発電エネルギーを蓄えておける蓄電池があればさらに困ることが少なくなります。
蓄電池は高価なものですが、普及とともに価格が下がってきています。
太陽光発電システム+蓄電池で、地区全体の電力が復旧するまでの間、必要最低限の暮らしをする電力が賄えるでしょう。

断水時に役立つ「エコキュート」「エネファーム」


「エコキュート」とは、ヒートポンプのしくみを使い、お湯を沸かすシステムです。
省エネ、光熱費ダウンになるため普及が進んでいますが、それだけではなく、エコキュートに付属するタンクに貯まったお湯を非常災害時の生活用水として利用することができます。
370Lの貯湯タンクの場合、4人家族の3日分の生活用水に相当する量です。
また、「エネファーム」はお湯を沸かす時に出るエネルギーから電力を作り出すシステムですが、こちらも、発電している時(都市ガスと水道が利用可能な間)には非常用電源として使えるほか、貯水タンクで最大約130L=トイレ約32回分の水が利用できます。
災害時にはトイレの水は大問題となります。
また、暑い時期にはお風呂も欠かせないものです。
ぜひご検討いただきたい設備です。

まとめ~「普段も」役立ち「災害時にも」役立つ一石二鳥の設備を導入しよう!~

紹介した設備は日常の省エネや光熱費ダウン、快適な住環境づくりに大変役立つものですが、普段だけでなく「災害時にも」しっかり役立つものです。
せっかく導入するのなら、災害時の備えにもなる設備を導入しておくのが賢明です。
自助でできることには限りがありますが、それでも食料品、水の備蓄だけでなく、エネルギーの備蓄にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
クレバリーホームは最先端の機器でのご提案を行っています。
ぜひ最寄りの支店で、災害時の備えができる設備についてお気軽にお尋ねください!

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