ウォークスルークローゼットの間取り実例|失敗や後悔を防ぐポイントも解説

ウォークスルークローゼットの間取り実例|失敗や後悔を防ぐポイントも解説

ウォークスルークローゼットは、収納と通路を兼ね備えた間取りとして人気です。

玄関から寝室へ、ランドリールームからサニタリーへといった生活動線の中にウォークスルークローゼットを組み込むことで、効率的で快適な暮らしを実現できるのが魅力です。

一方で、広さや配置を誤ると使いづらさや収納不足につながり、後悔するケースも少なくありません。

そこでこの記事では、ウォークスルークローゼットの間取り実例を見ながら、メリットとデメリット、さらに失敗や後悔を防ぐためのポイントまで徹底解説します。

使いやすいウォークスルークローゼットを取り入れて、理想のマイホームづくりを検討している方に役立つヒントをまとめました。

ウォークスルークローゼットとは?

ウォークスルークローゼットの間取り

ウォークスルークローゼットは、出入り口が二か所あり通り抜けできる収納空間です。

一般的なウォークインクローゼットにもう一つ出入り口を追加した形で、収納機能に加えて通路としても活用できるのが特徴です。

ウォークスルークローゼットを採用すると、収納と動線を一体化させた間取りを実現でき、生活の効率が向上します。

例えば、玄関からサニタリーへ抜ける途中に設置すれば帰宅後すぐに荷物や衣類を片付けられ、ランドリールームから寝室へつなげれば洗濯から収納、着替えまでの流れがスムーズに進行します。

収納空間でありながら住まい全体の回遊性を高められる点は大きな特徴といえるでしょう。

ウォークイン・ウォークスルーの違いについては、こちらのコラムもあわせてご覧ください。

 

ウォークスルークローゼットの間取り実例

さっそく、クレバリーホームが手がけた注文住宅の中から、ウォークスルークローゼットを取り入れた間取り実例をご紹介します。

各詳細ページに住まい全体の写真なども掲載していますので、気になる間取りがあったらぜひチェックしてみてください。

実例①

ウォークスルークローゼットのある平屋注文住宅の間取り図

平屋の玄関まわりにウォークスルークローゼットを設置し、効率の良い動線と収納の使い勝手を両立させた間取り実例です。

 

ウォークスルークローゼットから見た玄関 玄関から見たウォークスルークローゼット

シューズクロークとウォークスルークローゼットをつなげることで、身支度をしながら効率良く出かけられるようになっています。

玄関だけでなくガレージにも抜けられるため、車を使うときの外出・帰宅動線もスムーズにまとまります。

 

▼実例を見る⇒case146

 

実例②

ウォークスルークローゼットの間取り図

 

脱衣所兼ランドリールームと寝室の間にウォークスルークローゼットを設けた間取り実例です。

 

ランドリールームにつながるウォークスルークローゼット

室内干しできるランドリールームの隣にウォークスルークローゼットがあるため、洗濯物をスムーズに収納できるようになっています。

寝室からウォークスルークローゼットにつながっているため、朝の身支度も短い動線でスムーズにこなすことができます。

 

▼実例を見る⇒case144

 

実例③

ウォークスルークローゼットのある平屋注文住宅の間取り図

玄関とサニタリーの間に、大型のウォークスルークローゼットを設けた平屋の間取りです。

 

6.3帖のウォークスルークローゼット

6.3帖のファミリークロークは家族全員の衣類を管理でき、ウォークスルーにすることでお出かけ前の身支度や帰宅後の着替えをスムーズにこなせます。

 

▼実例を見る⇒case129

 

実例④

ウォークスルークローゼットの間取り図

シューズクロークとサニタリーの間に、縦長のウォークインクローゼットを設けた間取り実例です

 

縦長のウォークスルークローゼット
5帖のウォークスルークローゼットは、両側に棚とパイプを配置して家族の衣類がどこにあるか一目で分かるようになっています。

玄関からLDKまでの動線が2パターンになり、シーンに応じて効率良く移動できる間取りです。

▼実例を見る⇒case124

 

ウォークスルークローゼットのメリット

ウォークスルークローゼットの間取り

ウォークスルークローゼットの間取りを取り入れることで、住まいにさまざまなメリットが生まれます。

利便性やデザイン性など、どんなメリットがあるのかチェックしていきましょう。

利便性が高い

移動しながら物を出し入れできるウォークスルークローゼットは、一般的な収納より利便性が高い間取りをつくりやすい点がメリットです。

先ほどの間取り実例でご紹介したように、生活や家事動線上にウォークスルークローゼットを配置することで、移動と荷物の出し入れを効率良くこなすことができます。

回遊性を高められる

ウォークスルークローゼットを通路として活用することで、行き止まりをなくし間取り全体の回遊性を高められるのも魅力的なポイントです。

収納+通路の2つの役割を持たせることで、メインの動線とは別のルートを設けて効率の良い回遊動線をつくることができます。

回遊動線についてはこちらのコラムで詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

 

おしゃれな収納をつくりやすい

棚やハンガーパイプをバランス良く配置して、おしゃれに仕上げやすいのもウォークスルークローゼットのメリットです。

お気に入りの服が良く見えるようにディスプレイすれば、アパレルショップのようなおしゃれな空間をつくることができます。

通気性が良く湿気が溜まりにくい

出入り口が2か所あるウォークスルークローゼットは、通気性が良く湿気が溜まりにくいのも特徴です。

夏場や雨の日など湿度が高い日は、扉を開けて効率良く換気をすることができます。

ウォークスルークローゼットのデメリット

ウォークスルークローゼットの間取り

ウォークスルークローゼットの間取りには次のようなデメリットもあるため、よく考えずに取り入れると失敗や後悔してしまうリスクもあります。

具体的な対策は次の章で解説しますので、ここではまずどんなデメリットがあるのかチェックしておきましょう。

間取りによっては設置が難しく使いづらくなる

ウォークスルークローゼットは2つの出入り口を設けて通路として機能させる必要があり、設置場所を選び間取りによっては使いづらくなってしまう可能性がある点に注意が必要です。

出入り口を2か所つくるのが難しい間取りの場合は、無理にウォークスルーにせずウォークインクローゼットの方が向いているケースもあります。

また、ウォークスルークローゼットは移動しながら物を出し入れできて便利な反面、配置に失敗すると使いづらくなってしまうリスクがあります。

例えば、動線とうまく連携できないと、ウォークスルークローゼットのメリットを活かせずかえって移動距離が伸びてしまう可能性が高いです。

通路の分収納量が減る

通路や2か所の出入り口を設ける分、床面積に対して収納量が減ってしまうのもウォークスルークローゼットのデメリットです。

ドアや通路部分には棚やパイプを配置できないため、同じ面積のウォークインクローゼットより収納量は減ってしまいます。

収納量を確保するためにはある程度の面積が必要になり、前述した設置スペースのハードルにもつながります。

コストが多めにかかる

設置スペースが広くドアが2つ必要なウォークスルークローゼットは、建築コストが多めにかかるのも注意すべきデメリット。

同じ収納量のウォークインクローゼットと比べると材料費・工事費が多くなり、デザインや機能にこだわるとさらにコストアップにつながります。

ウォークスルークローゼットの失敗・後悔を防ぐポイント

ウォークスルークローゼットの間取り
先ほどご紹介したデメリットやリスクに対策し、ウォークスルークローゼットの失敗や後悔を防ぐためのポイントを押さえておきましょう。

必要性を確認する

まず、ウォークスルークローゼットの間取りを検討するときは、必要性を確認することが大切です。

前述したようにウォークスルークローゼットにはメリット・デメリット両面あり、ライフスタイルや間取りによってはマッチしない可能性もあるためです。

設置スペースや全体の動線によっては、ウォークインクローゼットの方がマッチするケースもあります。

ウォークスルークローゼットはおしゃれに見えますが、憧れだけで取り入れるのではなく、あくまで暮らしやすい間取りをつくるための手段として検討しましょう。

通路幅を確保する

ウォークスルークローゼットの使い方に合わせて、必要な通路幅を確保するのも失敗や後悔を防ぐポイントです。

一般的に、人が通り抜けるために必要な通路幅は最低60cm前後と言われています。

しかし、引き出しの荷物を出し入れしたり、ウォークスルークローゼットの中で着替えたりする場合は、さらに広い通路幅が必要になるケースもあります。

収納量や設置スペースとのバランスを取りつつ、使いやすい通路幅をシミュレーションしてみましょう。

動線を踏まえて配置を決める

ウォークスルークローゼットの失敗や後悔を防ぐには、間取り全体の動線を踏まえて設置する場所やレイアウトを決めることも大切です。

家事動線・生活動線・帰宅動線など、どのルート上にウォークスルークローゼットを配置するのかによって、収納するアイテムや適切な広さとレイアウトが変わってきます。

例えば、ウォークスルークローゼットで家族の衣類をまとめて管理するなら、洗面所やランドリールームと連携すると洗濯動線をコンパクトにまとめられます。

こちらのコラムで家事動線について詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

使い方に合わせてドアの有無を考える

ウォークスルークローゼットの使い方に合わせて、ドアの有無について考えるのも失敗や後悔を防ぐポイントの1つです。

ドアなしの間取りはスムーズに通り抜けやすい反面、中が見えてホコリが溜まりやすい点がデメリットです。

移動頻度が高い場所ならドアなしで移動効率を高める、クローゼットの中を見せたくないならドアを付けるなど、設置場所や使い方に合わせる必要があります。

また、来客時などにクローゼットを目隠ししたい場合は、ロールスクリーンを設置して普段は開けておき、来客時は閉めるといった使い方も可能です。

換気計画を立てる

収納量が多い大型のウォークスルークローゼットを設ける場合は、しっかり換気計画を立てることも大切です。

収納する物が増えるとニオイが気になったり、湿気が溜まったりすることが多いです。

換気扇や窓を設けて効率良く空気を入れ替えられるように、換気計画を立てましょう。

コンセントを付ける

ウォークスルークローゼットの内部に、コンセントを付けておくのも失敗や後悔を防ぐポイントです。

コンセントがあると、コードレスの家電を充電したり、除湿器を使ったりするときに便利です。

間取りを考えているときは使い道が思いつかなくても、ウォークスルークローゼット内の使いやすい場所にコンセントを設置しておきましょう。

こちらで注文住宅のコンセントの考え方について詳しく解説しています。

 

まとめ

ウォークスルークローゼットは利便性やデザイン性が高く、動線効率の良さなどさまざまなメリットのある間取りです。

しかし、広めの設置スペースが必要になるなどデメリットもあるため、ご自身のライフスタイルや住まいにマッチするかしっかり検討することが大切です。

住まい全体の動線のバランスも考える必要がありますので、住まいづくりに詳しいプロのアドバイスを受けながら検討しましょう。

クレバリーホームは、全国のモデルハウスで収納を含めた間取りづくりのご相談を受け付けています。

実際の間取りをご覧いただきながらご相談いただけますので、お気軽にお近くのモデルハウスにご来場ください。

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