おしゃれなレンガ外観をつくるなら、外壁タイルがおすすめ!

おしゃれなレンガ外観をつくるなら、外壁タイルがおすすめ!

この記事では、レンガ外観のマイホームをつくる方法と、それぞれの特徴を詳しく解説します。

レンガ外観は本物のレンガを積み上げるほかに、スライスレンガ貼り・レンガ調サイディング・レンガ調タイル貼りなどさまざまな種類があります。それぞれにメリット・デメリットがありますが、デザイン性と耐久性のバランスを考えるなら外壁タイルでレンガ外観をつくるのがおすすめです。その理由やおすすめのレンガ調タイルなども、詳しくチェックしていきましょう。

レンガ外観の家をつくる方法

レンガ外壁

まずはレンガ外観の家をつくる代表的な方法と、それぞれのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

レンガ調サイディング

一般的なマイホームの外壁に使われるサイディングの中にはレンガ調のデザインもあり、手軽にレンガ造りの外観を再現することができます。

レンガ調サイディングは大きく分けると、セメントをベースとする窯業系サイディング・金属サイディングの2種類があります。どちらのタイプでも、一般住宅と変わらない工期・コストでレンガ外観の家をつくれるのが大きなメリットです。

一方、サイディングのレンガ柄はプリントで再現しているため本物の質感には劣るのがデメリット。遠くから見るとレンガの家に見えても、近くで見るとプリントだと分かってしまいます。また10年前後で外壁塗装が必要になり、一般的な塗料で塗りつぶすと、外観デザインが変わってしまうのも注意点。レンガ外観を維持するためには、クリア塗装しか選べません。また洗浄で汚れが落ちない場合、クリア塗装をしても新築時のようにキレイには仕上がらないのもデメリットです。

レンガ調サイディングはローコストかつお手軽にレンガ外観を再現できる方法ですが、美しい状態を長くキープするのは難しいです。

レンガ積み

とことんレンガ外観にこだわるなら、本物のレンガを一つずつ積み上げる方法もあります。粘土に砂や土を混ぜて高温で焼くレンガは耐久性が高く、少ないメンテナンスで長期間使えるのが大きなメリット。富岡製糸場や横浜赤レンガ倉庫など、メンテナンスしながら長く使われているレンガ造りの建築物も多いです。本物のレンガは年数が経つほど味わい深くなっていくのも魅力的なポイント。

また空気を多く含むレンガは断熱性・蓄熱性が高く、冬暖かい家をつくりやすいのも特徴です。ただし太陽の熱をため込んで家全体が暑くなることもあるため、夏場はデメリットにもなり得ます。

またレンガ積みに対応できる住宅会社は限られるため、建てたいと思っても近くで見つからないケースが多いです。運よく見つかっても相見積もりができないので、建築価格の正当性が分かりにくいのもデメリット。工期が長くかかり高い技術力も求められるため、建築価格もかなり高くなることが多いです。

スライスレンガ貼り

レンガを薄くスライスしたものを貼り、レンガ外観を再現する方法もあります。本物のレンガ材を薄くしたものなので、見た目は同じクオリティで仕上げられるのが大きなメリット。古い建物に使われていた、本物のビンテージレンガを輸入してスライスした製品などもあります。

接着剤で貼っていく乾式工法、モルタルの上に並べていく湿式工法の2種類があり、どちらもレンガ積みより工期とコストを減らすことができます。

ただし薄いものを貼り付けている以上、接着剤やモルタルが劣化するとはがれる可能性があるのがデメリット。また本物のレンガより厚みが薄い分、スライスレンガ自体の強度も少し弱くなってしまう場合もあります。

レンガ調タイル貼り

レンガ調外壁タイル貼りの家

レンガ調タイルを外壁材として使う方法は、質感やデザイン性・価格のバランスを取りやすい選択肢です。

「ブリックタイル」と呼ばれる一般的なレンガ調タイルは、セメントに骨材と呼ばれる砂などを混ぜてつくられます。本物のレンガに質感は一歩劣りますが、軽量でコストも抑えられるのがメリット。ただし、セメント製品は時間とともに「中性化」が進み、経年劣化するので本物のレンガより耐久性も一歩劣ります。

参考:一般社団法人 コンクリートメンテナンス協会「中性化とは」

一方、本物のレンガと同じ製造方法でつくられるレンガ調タイルもあります。例えばクレバリーホームのブリックタイルは、本物のレンガ同様の素材を高温で焼き固めてつくっています。同じ素材を使うことで本物のレンガと同等の質感を得ることができ、タイルとしての汚れにくさ・耐久性といった機能も持っているのが特徴。詳しいメリットや表面模様などのバリエーションはこの後詳しく紹介します。

一口にレンガ調タイルと言っても製品によってクオリティや耐久性が異なりますので、住宅会社を選ぶ際に必ずチェックしましょう。

レンガ調タイルのおすすめポイント

レンガ調外壁タイルの家

コスト・耐久性・デザイン性のバランスを取るなら、レンガ調の外壁タイル貼りを選ぶのがおすすめです。その理由を一つずつチェックしていきましょう。

レンガ調サイディングより質感と耐久性が高い

レンガ調タイルはサイディングより耐久性が高く、本物のレンガと同等の質感に仕上げることができます。

前述したようにサイディングはプリント柄でレンガ模様を再現していますが、クレバリーホームの外壁タイルはレンガと同じ素材なので、本物のレンガ積みのように仕上げることができます。

また外壁タイルはほとんど劣化しないため、レンガと同じように長期間使用することも可能です。

レンガ積みより工期とコストを軽減できる

本物のレンガ積みと同じクオリティ・耐久性ながら、工期とコストを削減できるのもレンガ調タイルの魅力ポイントです。

外壁タイルは施工手順を効率化できるため、レンガ積みより少ない手間とコストで仕上げることができます。

サイズや色のバラつきが少ない

レンガ調タイルは製造工程の関係で、本物のレンガよりサイズや焼き加減による色のバラつきが少ないのも特徴です。レンガの微妙な差や色ムラは味わいにもなりますが、外観のテイストによっては合わないケースも。

レンガ調タイルは1枚ごとの精度が高いため、スタイリッシュで高級感のある外観をつくりやすいです。

レンガ積みより重量を軽くできる

本物のレンガより薄いレンガ調タイルは、建物全体の重量を軽くできるのもメリット。

レンガ積みは、厚みのあるレンガの空洞に鉄筋を通してモルタルを詰めるため、建物全体の重量はかなり重くなります。一方レンガ調タイルの厚みは本物のレンガの半分以下でモルタルを詰めることもないため、かなり重量を減らせます。

汚れが付きにくく落としやすい

レンガ調タイルは、水分と一緒に汚れが流れ落ちる「親水機能」を持っているのもおすすめポイントの一つです。レンガは素材によっては汚れやカビが発生しやすく、定期的な洗浄が必要になることもあります。

一方レンガ調タイルは親水機能のおかげで雨風や砂埃などの汚れがつきにくく、美しい外観をキープしてくれるのです。

目地を無くせる

本物のレンガやスライスレンガはモルタルの目地が入りますが、レンガ調タイルは目地を無くせるのも大きなメリットです。

目地部分のモルタルは経年劣化によるひび割れなどが発生するため、定期的なメンテナンスが必要となります。レンガ調タイルは目地そのものを無くすことで、メンテナンスの手間と費用も削減できるのです。

白華や風化がない

レンガ調タイルは吸水性が低く、耐久性も高いため、白華・風化などの現象が起こらないのも魅力的なポイントです。白華とはモルタルの成分が浮き出て白い粉となる現象のことです。目地のあるレンガは白華が起こり美観を損ねるケースがありますが、目地を無くせる外壁タイルなら防止できます。

またレンガは耐久性が高い建材ですが、風化による見た目の変化が発生します。レンガの経年変化を味わいととらえる方も多いですが、新築時の状態をキープするなら経年変化しない外壁タイルの方がおすすめです。

おすすめのレンガ調タイル

最後に、クレバリーホームの外壁タイルの中から、おすすめのレンガ調タイルをご紹介します。

①スクラッチブリックタイル

スクラッチブリックタイルの外観

スクラッチブリックタイルのアップ

表面に引っかき溝の模様を付けたブリックタイルです。2021年グッドデザイン賞受賞。

帝国ホテル旧本館など歴史ある建物で使われていたスダレ煉瓦(スクラッチタイル)のようなタイルは、格式のある外観イメージをつくりやすいです。

▼スクラッチブリックタイルの詳細を見る

②メテオブリックタイル

メテオブリックタイルの外観

メテオブリックタイルのアップ

表面にラフな加工を施し、鉱石のような素材感を得られるブリックタイルです。重厚感のある外観デザインづくりにピッタリ。

▼メテオブリックタイルの詳細を見る

③メテオブリックタイルLJ

メテオブリックタイルLJの外観

メテオブリックタイルLJのアップ

メテオブリックタイルの縦横を一直線にそろえる芋目地で、端正な外観デザインをつくることができます。

▼メテオブリックタイルLJの詳細を見る

④ハニーブリックタイル

ハニーブリックタイルの外観

ハニーブリックタイルのアップ

焼き菓子のような表面仕上げのブリックタイルで、柔らかでぬくもりのある外観デザインづくりにピッタリです。

▼ハニーブリックタイルの詳細を見る

まとめ

おしゃれなレンガ外観の家を建てるなら、デザイン・コスト・耐久性のバランスが取れたレンガ調タイルを検討してみてください。本物のレンガ積みよりコストを削減しつつ、サイディングより高い質感のレンガの家をつくることができます。

クレバリーホームはこれまで培ってきたノウハウを基に、耐久性とデザイン性に優れた外壁タイルの家づくりをサポートいたします。全国のモデルハウスで、本物の外壁タイルの質感や高級感をご体感ください。

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