かわいい家の外観・内装づくりのポイント|施工実例も紹介
この記事では、かわいい家の外観・内装づくりのポイントを、実際の施工実例を見ながら詳しく掘り下げます。
全体の統一感、色や素材の選び方など、ちょっとしたポイントにこだわると、よりおしゃれでかわいらしいマイホームを建てることができます。シンボルツリーや外構、家具やインテリアなど、トータルコーディネートでレベルの高い外観・内装をつくる方法も解説。
どのテイストにも共通する基本的な考え方を紹介しますので、ぜひ理想の住まいづくりの参考にしてください。
目次
かわいい家はハウスメーカーでも建てられる?
絵本から出てきたようなかわいい家は、輸入住宅の専門会社、設計事務所や個人建築家に頼まないと建てられないようなイメージをお持ちの方が多いかもしれません。結論からお伝えすると、一般的な住宅会社でも、工夫次第でかわいい家を建てることは可能です。
外観を例に挙げれば、外壁材の色味や質感、窓や屋根のシルエットを調整することでかわいい印象をつくることができます。海外から取り寄せた輸入材や建材を使わなくても、かわいいデザインは再現できるのです。
海外のかわいい家を忠実に再現したいなら、輸入住宅や設計事務所の方が向いているかもしれません。しかし、コストパフォーマンスや長く暮らすことを考えるなら、ハウスメーカー・工務店で程よくかわいい家を建てるのがおすすめです。
かわいい家の施工実例
まずはクレバリーホームがお手伝いした注文住宅の中から、かわいい家の外観・内装実例をご紹介します。詳細ページに間取り図や全体の写真もありますので、そちらもぜひ参考にしてください。
実例①
白い外壁タイルとオレンジの瓦を組み合わせて、かわいい南欧風の外観デザインを再現。窓の配置やアイアン調の装飾など、細かい工夫も外観に色どりを添えています。
内装も南欧テイストに合わせた床材やシャンデリアなどを選び、統一感のあるかわいらしい雰囲気に。
かわいらしいアクセントクロスやチョークアートを楽しめる壁など、遊び心のあるアイデアも。
実例②
シンプルな片流れ屋根と窓の配置、タイルの貼り分けといった細かな工夫で、上品な大人のかわいい外観に仕上がっています。
内装も木やタイルの素材感を活かし、シンプルなカフェのようなかわいい雰囲気に。
ゲストが使うこともある洗面台も、タイル・レンガ調の内装材と照明のアクセントでおしゃれにまとめています。
かわいい家の外観づくりのポイント
実際にかわいい家の外観をつくるとき、考えるべきポイントを1つずつチェックしていきましょう。
コンセプトを決める
まずは、ご自身がかわいいと思う家の外観を見つけて、全体のコンセプトを決めるところから始めましょう。最初に全体のコンセプトを決めることで、よりレベルの高い外観デザインに仕上げやすくなるのです。
一口にかわいい家と言っても、テイストやカラーリングはさまざま。シンプル&大人っぽいかわいさのあるナチュラルモダン、北欧風・南欧風などの海外テイストなど、どの外観をかわいいと感じるかは人それぞれです。
最初は深く考えずに、いろいろな施工実例をチェックして好みを見つけるのがおすすめです。気になる外観デザインがあったら写真を集めていき、少しずつご自身の好みを把握していくのが良いでしょう。クレバリーホームも100件以上の施工実例を公開していますので、ぜひ参考にしてみてください。
シルエットにこだわる
外観の印象に大きな影響を与えるシルエットも、かわいい家づくりの重要ポイントです。
例えば、絵本に出てくるような家のかわいらしい外観が好みなら、切妻屋根で三角のシルエットをつくるのが良いでしょう。控えめな大人のかわいさを目指すなら、シンプルな片流れ屋根がマッチするかもしれません。
バルコニーや玄関ポーチの凹凸、建物全体のシルエットなども調整すると、よりイメージに近い外観をつくりやすくなります。ちょっとイメージと違うときは、シルエットを見直してみましょう。
窓をかわいいアクセントにする
窓のサイズ・形状・並べ方にこだわって、外観のかわいいアクセントにするのも定番のテクニックです。
北欧・南欧など海外のかわいい外観デザインをつくるなら、コンパクトな上げ下げ窓を複数並べるとイメージに近くなります。屋根から飛び出すドーマー窓も、かわいらしいアクセントになるでしょう。
縦横のスリット窓、真四角のスクエア窓、丸型のFIX窓など、形状によって外観の印象も変化します。求めるイメージに合わせていろいろな窓を組み合わせてみましょう。
注文住宅の窓選びはこちらのコラムで解説しています。
色選びにこだわる
求めるイメージにマッチする色を選ぶのも、かわいい外観づくりの重要ポイントです。
温かみのあるベージュやブラウン、清潔感のあるホワイトなどの色は、かわいいイメージの家に使われることが多いです。ナチュラルでかわいい雰囲気をつくりやすい、木目調のアクセントを組み合わせるのも人気。
ただし、ベージュやホワイトは汚れが目立ちやすいので要注意。せっかくかわいい外観に仕上げても、すぐ雨だれやホコリが目立って残念な印象になってしまったら残念ですよね。
例えば雨で汚れを流れ落とす親水機能を持つ外壁タイルなら、汚れがつきにくくかわいい外観デザインをキープしやすくなります。汚れがついても高圧洗浄などで落とせるので、築年数が経っても美しい外観を保つことができます。
シンボルツリーや外構で引き立てる
門扉やアプローチなどの外構部分、花壇やシンボルツリーも、外観デザインを構成する重要な要素です。建物のコンセプトに合わせて外構やシンボルツリーもトータルコーディネートすることで、お互いの魅力が引き立ちよりかわいい外観に仕上げることができます。
外壁と門塀のカラーや素材を合わせたり、雰囲気にマッチするフェンスをつけたり、デザインを引き立てる工夫はたくさん。時代や国に合わせたシンボルツリーやお花などの植栽も、外観デザインの魅力を引き上げてくれます。後で工事する場合でも、なるべく建物と外構をセットで考えてみてください。
かわいい家の内装づくりのポイント
続いて、かわいい家の内装を考えるときのポイントをチェックしていきましょう。
全体のテイストを決める
内装もまずは、全体のテイストを1つ決めるところから始めましょう。できれば、外観と同じテイストに合わせて、住まい全体で1つの世界観にまとめるのがおすすめです。外観・内装どちらを軸に考えてもOKなので、やはりいろいろな施工実例を見て好みを見つけていてください。
素材にこだわる
壁や床、建具や棚板などの素材選びも、かわいい内装の魅力を高めるポイントの1つです。
例えばアンティーク調の内装デザインをつくるなら、木目が目立つ無垢フローリング調の床材がマッチするでしょう。壁・天井も、ビニールクロスより、布クロスやしっくい、タイルなどの素材が似合います。
素材を変えるだけでガラッと印象が変わることも多いので、目指すテイストに合わせた内装材をチョイスしてみてください。
程よいアクセントを入れる
かわいい内装デザインをつくるなら、いろいろなところにアクセントを入れたくなりますよね。アイアンの手すりや時計、アーチ開口など、かわいい施工実例を見ているとマネしたくなるアイデアがたくさんあります。
しかし、ワクワクしてアクセントを入れすぎると、ごちゃごちゃした印象になってしまうケースも多いです。お部屋全体のバランスを考えて、目立たせたいポイントに絞って程よいアクセントを入れてみましょう。
家具やインテリアと連系する
マイホームは家具やインテリアを入れた状態で完成するため、内装と連携してトータルコーディネートすることも大切です。
内装単体でかわいくしすぎると、家具やカーテンを入れるとくどい印象になってしまう可能性があります。逆に、内装と家具・インテリアのバランスを上手に取れれば、ワンランク上のかわいいお部屋に仕上がるでしょう。
内装を決めるときは、なるべくお部屋に置く家具やインテリアなども同時に選んでトータルコーディネートしましょう。
まとめ
かわいい外観・内装デザインは、ちょっとした工夫でぐっと魅力的に仕上がります。一般的なハウスメーカー・工務店でも十分かわいい家を建てられますので、ぜひ今回紹介したポイントを実践してみてください。
クレバリーホームは、全国のモデルハウスで間取りやデザインについてのご相談を承っています。内装材・外壁材のサンプルを見ながらイメージづくりもできますので、ぜひお気軽にご活用ください。