25年ほど前に購入された物件にお住まいだったT様ご夫妻。新築を考えるきっかけになったのが、売り出された裏地を購入したことでした。「子どもや孫たちが集まると大人数になるので、以前の家では広さ的に難しかったんです。だから、家族みんなが気兼ねなく集まったり、泊まったりできる場所をつくりたいと思ったんです」とご主人は当時を振り返ります。実際に住まいづくりをスタートするにあたり、ご夫妻は総合住宅展示場へ。そこでクレバリーホームに出会います。「建築関係に従事しているので、外壁総タイル貼りは高嶺の花と思っていました。ですが、実際にモデルハウスを訪れてみると、外壁総タイル貼りにもかかわらず坪単価も抑えられていましたし、天井高2600㎜や断熱性能、強靭な構造など、標準仕様のレベルの高さに驚かされました」とご主人。「今思えば、あの時点で即決だったかもしれませんね」と奥さまも振り返ります。そんなＴ様邸の間取りは、建築のプロでもあるご主人が担当。コンセプトは、二人暮らしのときも家族が集まるときも、ゆとりを持って過ごせる住まい。間取りの中心となるのは、ＬＤＫ＋タタミコーナーで20帖以上になる広々空間。ソファや小上がりに座り、それぞれが自由にくつろげるのが魅力です。対面式のキッチンは、奥さまのこだわり。大人数で立っても干渉しあわないようにキッチンと壁面収納の幅にゆとりを持たせているのもポイントです。また、キッチンに隣接して水まわりを配置。サニタリーの奥にあるランドリールームは、室内物干しやアイロンがけスペースなど、洗って、干して、しまうまでが一ヶ所で済むので便利です。2階は、ご夫妻のプライベートエリア。つかず離れずの程よい距離感でご夫妻それぞれの時間を楽しめるように、それぞれの居室を配置。居室どうしを挟むように設けた、広さ3.5帖の共有のウォークインクローゼットは、洋服好きというご夫妻ならではのこだわり空間。その他にも、バルコニーに直結するサンルームは、時間や天気、季節を気にせず洗濯物が干せるのでとても重宝しているそうです。「住み心地は非常に快適で、断熱・気密性もきちんと機能していると実感しています。生活空間が広くなったことで、子どもや孫たちも気兼ねなく集まったり、泊まったりしていくようになりました。新築して本当に良かったです」と喜ぶご夫妻からは、満足度の高さがうかがえました。

ご夫妻のくつろぎの中心となるダイニング。奥さまがキッチンに立っていても、ご主人と会話ができるように対面式を採用しています。

お子さまやお孫さんが一同に集まりホームパーティをすることもあるというT様邸。大人数で過ごすことも考慮し、LDKに小上がりのタタミコーナーを隣接させ、広々空間を実現しています。

広さ5帖のタタミコーナーは、ゴロリと横になれるくつろぎのスペース。床の間や天井のデザインにもこだわり、LDKのアクセントにもなっています。小上がりの下部の引き出しは、お孫さんのおもちゃの指定席に。床の間脇のデッドスペースにも収納を配置して、日用品をしまっています。

エコカラットのアクセントウォールや木目が美しい床材を採用したリビング。団らんの中心に相応しい、高級感のある空間を演出しています。

複数人で使うことも想定して、キッチンと背面収納の幅にゆとりを持たせています。折り下げ天井は、クロスではなく質感にこだわり木を採用。また、食器洗い乾燥機やタッチレス水栓、人造大理石のシンク・カウンターなど、家事のしやすさはもちろん、日々のお手入れにも配慮しています。

家族が集まることも多いというT様邸。キッチンの裏手にはパントリーを配置。食料品のストックやワインセラーなど、様々なモノを収納しています。

重厚感のあるファサードが印象的なT様邸。タイルの貼り分け部分に凹凸をつくることで、豊かな表情を創出しています。夜間、ライトアップされるとさらに陰影が深まり、高級感のある雰囲気が醸し出される外観。邸宅としての風格を感じさせます。

玄関まで緩やかなスロープが続くアプローチ。赤の玄関扉は奥さまが選ばれたそう。アクセントで貼り分けたタイルも高級感を演出しています。

エコカラットのアクセントウォールが映える玄関。横長の窓やスケルトンの階段手摺り採用することで、圧迫感のない空間を創出しています。

家族用の玄関動線も兼ねたシューズクロークは、靴だけでなくコート類などもまとめて収納できます。

トイレの脇には、独立の洗面化粧台を配置。ボウルの形や鏡、モザイクタイルなど、デザイン性にもこだわることで、空間のアクセントとしても一役買っています。

キッチンに隣接してサニタリーを配置しているT様邸。奥には室内干しができるランドリースペースも。収納にはタオルや着替えなどがしまえるので、洗って、干して、しまう、が一ヶ所で完結するのも魅力です。

ご主人の寝室には、アクセントクロスをあしらった書斎コーナーを配置。本棚や飾り棚には、お気に入りの本やハットが並び、趣味スペースとしても活用しています。

2階には、ゲストルームとして和室を配置。吊り押し入れにすることで、下部が空き空間を広く見せる効果も。向かい側の壁面には天井高まで収納を配置して、本や書類など、様々なモノを収納しています。

2階ホールに設けたウォークインクローゼットは、3.5帖の広々空間。洋服好きのご夫妻ならではのこだわりです。

2階でも洗濯物が干せるようにサンルームを設けています。インナーバルコニーと一体化させることで、天候に合わせて自由に干せるのもポイントです。