玄関の靴収納、何足入ればいいのか?ズバリ「90足」の理由


いつも靴であふれている玄関。それはお子様が脱ぎ散らかすから…ではなくて、そもそも収納が足りていないからかも。
いったい何足分の、どんな収納があればスッキリするのか徹底的に考えてみましょう。

注文住宅を購入するメリット・デメリット、価格相場についてはこちらで紹介しているので参考にしてみてください。
→ 注文住宅とは?相場やメリット・デメリットをわかりやすく解説しま

この記事でわかること

  • 日本の家庭の、平均靴保有数は?
  • 収納は四人家族で「90足分」必要?
  • 「下駄箱」でなく天井まである「靴収納」を作る
  • まとめ~失敗しない収納づくりは「初めの計画」が大切!~

日本の家庭の、平均靴保有数は?

靴が玄関にあふれている理由は、たぶんもしかして、いやきっと「靴収納が足りていない」からではないでしょうか。
「靴が多すぎるんだけど捨てられなくて…」とおっしゃるあなた。
断捨離、ミニマリスト、といった「モノを持たない」「コンパクトに暮らす」というワードが流行しているものの、とりわけ靴に至ってはTPOに応じて「近所用」「仕事用」「おしゃれ用」「季節もの」など、複数持つ必要があるのが現実です。

できるだけ減らしたとしても、日本では平均的に成人女性は15足から18足成人男性は10足から12足を持っている、と言われています。
ご自身の保有数と比べてみて、いかがでしょうか。

ここでは、その一般的な数でファミリーの靴収納を考えてみたいと思います。
まず夫婦だけでも妻18足+夫12足で30足分の収納が必要ということになりますね。
そこに、お子様が二人いる、ということになりますと、その二倍で60足分を持つことになります。

収納は四人家族で「90足分」必要?

では60足ぴったりの収納があればいいのかというと、そうではないのです。
まず忘れてはいけないのはブーツや長靴の高さ
この高さによって、ロングブーツ一足=パンプス三足分の空間が必要です。

さらに60足の中には、例えば室内用のスリッパとか体育館用の内履き、和装用の草履、下駄などは含まれていませんので、ご家庭の活動内容によっては収納数が増えることもあります。

また、すっきり収納を目指すには、収納量の7-8割にモノを収めることが大事、と言われています。
となると、ズバリ「90足」分の靴収納が玄関には必要なのです。

ちなみにその一足分の大きさはというと下図の通り。

女性用のパンプスで幅約25cm×奥行き約30㎝×高さ約20cm、男性用の靴で幅約30㎝×奥行き約30㎝×高さ約14cmです。
玄関の間取りにもよりますが、90足の収納を作るにはではどうすれば効率的なのでしょうか。

「下駄箱」でなく天井まである「靴収納」を作る

実際の例で写真を見てみると、90足分の靴収納はこんな感じです。
これはクレバリーホームのオリジナルシステム収納「MONOプレイス」の玄関収納。
幅168cmのコの字タイプなら女性の靴で約90足が収納可能です。

靴収納はこのように、置き家具の「下駄箱」でなく、収納力重視の造り付け収納、システム家具にしておく方が、後から困らずに済みます。
こういった収納を作る・買う時には必ず棚の高さを自由に変えられるようにしておくこともポイントです。
また、その家庭によって、傘やバッグ、鍵などがかけられるハンガーパイプや、全身が移る姿見などのアレンジができるとなお便利に使えます。

また、今回ご紹介した靴収納は「ファミリー玄関」とも相性ばっちり。
ファミリー玄関とは最近定着しつつある新しい玄関の形で、お客様用と家族用の玄関がドッキングした収納力ばっちりな美☆玄関のことです。
【決定版】「ファミリー玄関」とは? 片付くだけでなく介護にも役立つ新アイディア

まとめ~失敗しない収納づくりは「初めの計画」が大切!~

新築やリフォームで便利な収納を作るには、最初に収納量を計算、見積もる作業がとても大切。
少したいへんですが、自分の家には何がどれだけあり、どういう動線で使うのかまでを考えてから計画すると、いつまでもスッキリなお家が手に入りますよ!
もし、一人で考えるのがたいへん…という時にはクレバリーホームの支店までどうぞ。
収納のプロがご一緒にプランを考えてまいります。
お気軽に遊びに来てくださいね!

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