失敗しないマイホーム計画の立て方|いつから?何から始めればいい?
この記事では、マイホームづくりの失敗を防ぐための計画の立て方を詳しく解説します。
初めてのマイホームづくりでは、何から手を付けたら良いのか迷う方がほとんどです。あらかじめ全体の流れやタイミングを把握しておくと、計画がスムーズに進み理想のマイホームを建てやすくなります。
スムーズなマイホーム計画は失敗や後悔を防ぐのにも役立ちますので、基本を押さえてから取り組みましょう。
目次
マイホーム計画が明暗を分ける?
非常に残念なことですが、マイホームを建てて後悔・失敗してしまう方はゼロではありません。実際にインターネットで家づくりについて検索すると、「マイホーム 後悔」というキーワードを目にすることも多いと思います。
しかしマイホームは簡単に建て替えられないため、失敗・後悔は確実に防がなければいけません。そのためにはマイホームづくりの最初の段階で、綿密な計画を立てることが大切になります。
マイホームづくりにはさまざまな工程がありますが、事前に把握しておけばスムーズに進めやすくなります。逆に計画全体を考えないまま進めてしまうと、準備不足で失敗するリスクが高くなってしまうでしょう。
マイホームづくりはほとんどの方にとって初めてのことですから、難しいイメージがあるかもしれません。しかし基本的なポイントを押さえるだけで計画を立てやすくなりますので、一つずつ確認していきましょう。
失敗しないマイホーム計画の立て方
具体的な計画を立てる前に、次の5つのポイントを覚えておいてください。
①ゴールから逆算する
マイホーム計画の失敗を防ぐためには、ゴールである完成希望日を決めてから逆算していくことが大切です。ゴールを決めないまま何となく計画を立てると、途中でスケジュールが厳しくなり、慌てて失敗してしまう可能性があります。
仮に引っ越しの期日が無い場合も、ゴールを決めないまま進めるとムダな時間がかかってしまうことが多いです。
まずはマイホームでの新生活をスタートする時期を決めて、後半で解説する流れを見ながら逆算していきましょう。
②早めに予算を考える
マイホーム計画の重要な要素である予算についても、なるべく早い段階で考えるのが失敗を防ぐコツです。
色々なハウスメーカーを比較検討しながら予算を明確にしていくのも大切です。しかしその前に、「住宅ローンをどれくらい借りられるのか?」「ムリのない返済額はどれくらいなのか?」を把握しておくとスムーズに計画を立てやすくなります。
あらかじめ予算の目安が分かればハウスメーカーを絞り込めるので迷いにくく、時間を節約してその分ほかのことを考えられます。また、返済が厳しくなって後悔してしまうリスクも抑えられるでしょう。
予算の考え方や住宅ローンについてはこちらのコラムも参考にどうぞ。
③多くの選択肢を把握して検討する
マイホーム計画の各段階で何かを決めるときは、広い視野で多くの選択肢を把握し、比較検討することで失敗リスクを下げることができます。
少ない選択肢で意思決定した場合、より良い選択肢を見逃してしまう可能性が高くなります。マイホームの知識や選択肢を増やす方法は後半で詳しく解説しますので、計画を立てる前にチェックしてください。
④マイホームノートをつくる
たくさんの情報が集まると分かりにくくなってしまうことも多いので、マイホームノートをつくって整理することも大切です。1冊のノートにまとめておけば大切な情報を忘れませんし、見逃しなども防ぐことができます。
いつまでに何を決めれば良いのか、どんな書類が必要なのか、マイホーム計画の流れも書き込んでおきましょう。
また最近はSNSで情報収集する方も増えているので、ノートと併用するのもおすすめです。例えばInstagramは気になった画像や住宅会社を保存して、後から探せるのでとても便利です。
⑤不安や疑問を早めに解消する
マイホームの計画を立てていて不安に感じること、疑問に思ったことは、なるべく早めに解消することを心がけましょう。
不安や疑問を抱えた状態だと、考えがまとまらずスムーズに計画を立てられません。
後述するインターネット検索やSNSなどで調べたり、お近くのモデルハウスなどで質問したり、詳しい人の知識を借りて解消しましょう。
マイホーム計画はいつから立てるべき?
マイホームの検討から完成までの期間は人によって変わりますが、完成希望時期の9~15か月前から計画を立てるのが良いでしょう。大まかな流れと期間目安の内訳は次の通りです。
- 要望の整理・情報収集・予算計画(約1~3ヶ月)
- ハウスメーカー・土地探し(約1~3ヶ月)
- ハウスメーカー・土地決定(約1~2か月)
- 建物プラン打ち合わせ・契約(約3ヶ月)
- 着工~完成・引っ越し(約4か月)
上記の流れを把握し、引っ越し希望日から逆算して各工程のスケジュールを決めていきましょう。例えば引っ越しを10月に設定するなら、建物プランの打ち合わせと契約は6月までに終わらせるといった具合です。逆算していくといつから動き出せば良いか分かりますので、ムリのないスケジュールを立てましょう。
マイホーム計画は何から始めればいい?
実際にマイホーム計画を立てる際に取るべき行動を一つずつ解説します。①から順番に進めていくとスムーズですが、同時進行や前後しても問題ありません。取り組みやすいと感じたことからどんどんスタートしていきましょう。
①希望をリストアップする
具体的なマイホーム計画を決めていく前に、まずどんな家に住みたいのか、ご家族で希望をリストアップしてみましょう。
「もっと広いリビングでくつろぎたい」「もっと収納を増やしたい」など、新しい住まいへの希望・今の家への不満などもマイホームづくりのヒントになります。
希望が整理できていると、どんなハウスメーカーや間取りを選べば良いのか分かりやすく、計画全体がスムーズに進みます。また理想のマイホームがはっきりするほど、満足度の高い家づくりになる可能性も高くなるでしょう。家族会議をしたり、家を建てたお友だちに話を聞いてみたりして、マイホームノートに希望をリストアップしてみてください。
②インターネットやSNSで情報収集
選択肢を増やして理想のマイホーム計画を立てるために、インターネットやSNSを活用して情報収集しましょう。
「注文住宅×広いリビング」など、先ほど挙げた理想のマイホームイメージで検索したり、疑問について調べたりするのがおすすめです。まずは間口を広げるために、先入観なくいろいろなジャンルで情報収集してみてください。
最近は、ハウスメーカーもInstagramやLINEなどのSNSで情報発信していることが多いです。気になるハウスメーカーがあったら、フォローや友だち登録をして定期的に情報を受け取れるようにしておきましょう。
クレバリーホームもInstagramやLINEで最新情報をお届けしていますので、ぜひご活用ください。
③資料請求
情報収集する中で気になるハウスメーカーを見つけたら、どんどん資料請求してみましょう。ハウスメーカーの資料には、おしゃれな施工事例やホームページに載っていないお役立ち情報などが詰まっています。インターネットなどで得た情報を深掘りするのにも便利なので、いろいろなハウスメーカーで資料請求してみてください。
クレバリーホームもマイホームづくりをサポートする資料をご用意していますので、お気軽にご請求ください。
④モデルハウス見学
ハウスメーカー選び、プランづくりの参考になるモデルハウス見学も、マイホーム計画には欠かせない取り組みの一つ。実物の住まいを見ることでイメージが固まり、マイホーム計画をスムーズに進められるようになります。
あらかじめ聞きたいことをまとめておくと、効率的に情報収集できるのでおすすめです。
⑤完成見学会/セミナーに参加する
実際にお施主様が建てたマイホームを見ることができる完成見学会、ハウスメーカーが主催する家づくりセミナーも家づくりに役立ちます。
完成見学会は実寸大の住まいを見せてもらえるので、モデルハウス以上に有益な情報を得られます。またセミナーでは土地探しや住宅ローンなど、マイホーム計画に欠かせない知識も勉強しやすいです。
まとめ
マイホーム計画の精度は、住まいのクオリティや満足度に大きく影響する要素です。インターネットやSNSで広く情報収集して大まかな計画を立て、モデルハウスやセミナーなどでプロに相談するのがおすすめです。
クレバリーホームは全国のモデルハウスでマイホーム計画のお手伝いをしています。LINEでマイホーム計画に役立つ情報も発信していますので、ぜひお気軽にご活用ください。