毎日約58件も侵入?!侵入口トップ「窓」「玄関」2か所の防犯に役立つアイテムとは?
犯罪の中でも、実は多い住宅への「侵入窃盗」。共働きで日中留守にしがちだったり、小さいお子様や高齢のご両親がいらっしゃるなど、ご不安も多いかと思います。安全対策をしっかりした家なら、その心配も少なくなります。まずは防犯に最低限必要な設備を2点ご紹介します!
目次
一日約58件も忍び込んでいる?! 侵入窃盗の実態
最新(令和2年分)の警察庁による統計では、一年間に約4万4千件もの「侵入窃盗」が確認されており、その約半数、2万1千件が一般住宅で起きています。
これは一日平均、約58件もの侵入窃盗が発生しているということ。
侵入されるだけでも恐ろしいですが、それ以上に怖いのは侵入した犯人に遭遇して身に危険が及ぶことです。
侵入窃盗の発生場所は一戸建て住宅が37%と最も多いため、新築するなら、どんなに安全な街と言われるエリアに住んでいても防犯の視点が不可欠です。
最低限どんな設備を採用すればよいのか、たくさんある防犯対策の中でも、特に採用していただきたい2点を紹介します。
防犯に役立つ設備①防犯ガラス
警察庁によれば、侵入窃盗犯はほとんどが下見をして、事前に「忍び込みやすい家」にアタリを付けています。
その時に忍び込む候補から外すのは、
①周囲(近所)から忍び込んでいる様子が見えやすい家→6割以上の犯人が地域の「声掛け」によってあきらめる
②侵入するのに時間がかかる家→5分以上かかる場合は7割があきらめる
とのこと。
となれば、自分の家でまず初めに対策すべきは「やすやすと侵入できない工夫」です。
犯人が侵入してくる場所の第1位は「窓」。
窓の防犯対策でおすすめなのが、防犯ガラス化です。
防犯ガラスは強靭で割れにくいため侵入に時間がかかり、侵入をあきらめさせることができます。
防犯に役立つ設備②外でもドアホン+センサーカメラ
侵入口第2位は「表出入り口」、そして第3位が「非常口」です。
出入口の防犯ではドアホンの役割が大変重要です。
留守だと思われないように、カメラ付きドアホンから一歩進めて、家のどこにいてもすぐにドアホンに出られ、インターネットを介して外出先からでも来客者が確認できるドアホンを利用しましょう。
家でも外でも、スマホを利用して便利に確認できるのは、Panasonicのドアホン、通称「外でもドアホン」です。
写真・図はhttps://panasonic.jp/door/products.htmlより引用
さらに玄関扉は在宅中であっても必ず施錠することを徹底しましょう。
侵入窃盗は人がいても入ってきます。
室内からいつでも鍵がかかっていることが確かめられ、自動ロックや警報機能がある電子錠がおすすめです。
電子錠は扉に触れずに解錠できるため、たくさんの買い物をしてきたときやコロナ対策など、ふだんの生活でもとても便利です。
まとめ~「ご近所力」で防犯!周りから確認しやすいのも意外と大切~
今まで見てきたのは自助努力ですが、冒頭にもお伝えした通り犯人があきらめるのは近所からの声掛けというデータもあります。
自身の家の防犯対策を行った後は、日常からご近所とできるだけコミュニケーションを取り、たがいに地域の防犯力を上げるのもとても大切なことです。
窓や玄関など犯人の侵入か所は、近所からもほどよく確認できるよう「プライベートは隠しつつ外からも確認できる」バランスを取った家づくりで犯罪を予防しましょう。
クレバリーホームでは、専門家ならではの視点から安全安心な家づくりのノウハウを皆さんにお伝えしていますので、ぜひ最寄りの店舗にお立ち寄りください。
皆さまの安全な家づくりをしっかりお手伝いさせていただきます。