「太陽光発電」で停電時の不安解消!「蓄電池」「EV」…相乗効果のあるアイテムは?
いつ起こるかわからない、自然災害による停電。猛暑や極寒の季節に起きてしまうと、自宅で耐えるのには限界も…。しかし「太陽光発電」があればそんな時も安心。停電時にどう役立つのかをご紹介するとともに、太陽光発電と組み合わせてパワーアップできる3つのアイテムも合わせてお伝えします。
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目次
日本中で大規模停電が多発。災害時の在宅避難には「太陽光発電」が役立つ!
この夏、火力発電所の休廃止などを原因とする電力の逼迫が懸念されています。
さらにこれからは台風シーズン。災害による停電も心配されます。
停電と言えば、実際に毎年、日本全国で台風や地震など自然災害による被害が多数発生しています。
図のように近年でも数日間にわたる停電が起きており、復旧まで避難所生活を選択する方も。
しかし避難所ではコロナ禍への心配のほか、小さなお子様や介護が必要なお年寄り、ペットなどのケアをどうするかという悩みがつきません。
できれば在宅避難をしたいところですが、そうなると電気などのライフライン確保が必要です。
停電時の電力確保には、燃料が必要な発電機の他に、自然エネルギーを利用できる太陽光発電があります。
今回は停電対策という観点から太陽光発電システムを考えます。
太陽光発電があれば停電時でも使える電気機器は?
このグラフは、自宅が停電したときに困ることを集計したアンケート結果です。
多かった意見は「冷蔵庫や照明、レンジなどが使えなかった」というもの。
また、テレビや携帯電話が使用できず、情報収集に苦労したという声もありました。
太陽光発電を設置した場合、晴天の昼間であれば自立運転で1500wまでは電気を使用でき、家電を使えることにより安心感や快適性がアップします。
なお、発電しない夜間については後述する「蓄電池」を併用するなど別途対策が必要です。
太陽光発電システムで発電中であれば、下記のように生活に必要な家電が使えます。
停電時も安心!太陽光発電に加えたい3アイテム
太陽光発電は太陽の光がない夜間や天候不良時には発電量が落ちます。
そこで役立つのが蓄電池など下記の3アイテム。
発電しない時間帯でも冷蔵庫の運転や携帯電話の充電はもちろん、断水していなければ電気でお湯を沸かすこともできます。
アイテム1 「蓄電池」で電気を貯める
太陽光で発電できない夜間に停電が起こった時に頼りになるのが蓄電池。
昼間貯めた電気を使うことができるので、避難所で過ごすことが難しい小さなお子さまやペットがいても安心です。
さらに平常時の朝晩も蓄電池に貯めた電気を使うことで、電気代の削減に役立ちます。
アイテム2 「電気自動車」を蓄電池代わりに
停電時の電力確保で注目されているのが電気自動車を蓄電池代わりに利用する仕組み。
普及し始めたばかりなので採用コストは高めですが、1日分の電力を確保できる蓄電池に比べ、使用電力によっては最長で約4日分の電気を確保できます。
アイテム3 「ハイブリッドタイプ給湯器」で電気・ガス2系統を利用
ガスと電気を組み合わせたハイブリッドな給湯システム(エコワン)を採用すれば、ガスと電気の2系統があるので、災害時にどちらかが止まっても安定的に給湯することが可能です。
平常時でもガスと電気の良いとこどりができ、低燃費かつ省エネになります。
まとめ~太陽光発電は平常時でもこんなにお得~
太陽光発電が役立つのは、災害時だけではありません。
むしろ平常時に役立つからこそ、導入にメリットがあるのです。
日々、電気代の削減ができ、発電時に化石燃料を使わないことからCO2削減にも役立ちます。
さらに、ソーラーパネルを搭載することで、屋根の断熱性がアップします。
設置に当たっては各自治体からの補助金を利用できる場合も多く、またエネルギー需給の観点から今後もその流れは続いていくと予想されます。
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