注文住宅のカタログ入手方法や準備、見るときのポイントを解説
カタログを見ながら理想の注文住宅をイメージするのは楽しい時間ですが、初めてだとどうやって集めるのか、活用すれば良いのか疑問もありますよね。
そこで今回は、注文住宅のカタログ入手方法や、事前に準備しておくべきこと、見るときのポイントなどを詳しく解説します。
理想のマイホームづくりに役立つカタログを上手に集めて、有効活用する方法をチェックしていきましょう。
目次
注文住宅づくりでカタログが重要な理由
最近はスマートフォンやタブレットで、手軽に家づくりの情報収集ができるようになりましたが、注文住宅づくりでは今でもカタログが重要です。
ホームページの施工実例やWEBカタログは、空き時間などを利用して手軽にチェックできるのが便利ですよね。しかし、従来の紙のカタログにもメリットがあります。
例えば、スマートフォンやタブレットだと環境で見え方が変わりますが、紙のカタログならサイズや色味が変わらないのがメリット。正確に施工実例などのイメージを読み取ることができるため、要望に合う住宅会社選びに役立ちます。
また、紙のカタログなら、テーブルに広げて一度に複数の実例や住宅会社をチェック・比較できるのも特徴です。
このように、紙のカタログは現代の注文住宅づくりにも役立ちますので、WEBカタログと上手に併用してみましょう。
注文住宅のカタログの種類
一口に注文住宅のカタログと言っても、住宅会社によってさまざまな種類があり、得られる情報が異なります。どんなカタログがあるのか種類を把握して、ご要望に合うものを入手しましょう。
カタログの種類 | 主な内容 |
---|---|
総合カタログ | 住宅会社のコンセプトや強み、住宅商品のラインナップなど総合的な情報がまとめられている。 |
住宅商品カタログ | 平屋・2階建て・3階建てなど、個別の住宅商品ごとのプラン内容や特徴が詳しく記載されている。 |
構造/技術カタログ | 住宅会社が採用している構造や、気密性・断熱性などに関する技術情報がまとめられている。 |
施工実例集 | 実際に建てられた注文住宅の間取りやデザインなどの情報が記載されている。 |
注文住宅のカタログの主な種類は上記のようなものがあります。住宅会社の比較検討をしたいときは総合カタログ、注文住宅のイメージを固めたいなら施工実例集など、目的に合わせて資料請求しましょう。
また、家づくりの手順をまとめた資料や、お役立ちコラムなど、住宅会社のオリジナルカタログが用意されていることもあります。
クレバリーホームも注文住宅づくりに役立つカタログを複数用意していますので、ぜひチェックしてみてください。
注文住宅のカタログ入手方法
具体的に注文住宅のカタログを入手する方法は、大きく分けると次の3パターンです。
モデルハウスを見学する
ハウスメーカーや工務店のモデルハウスを見学すると、その会社のカタログを入手できます。
実際に間取りやデザイン、設備などを見ながら説明してもらえるため、より注文住宅づくりに役立つ情報を得られるのが大きなメリット。モデルハウスで説明を聞き、家に帰ってからカタログを見返すことで、より理解度も高まります。
1社ずつカタログを集めるのは少し大変ですが、時間に余裕があるなら積極的に取り組みたい方法です。
ハウスメーカーのホームページから請求
ほとんどのハウスメーカーや工務店は、ホームページからカタログや施工実例集などの資料請求ができます。
問い合わせフォームに必要な情報を入力するだけなので、簡単にカタログを入手できるのがメリット。ホームページで施工実例などもチェックできるので、要望にマッチする住宅会社を選びやすいのも特徴です。
お仕事や家事などの空き時間などを利用してホームページをチェックして、気になる住宅会社のカタログを取り寄せてみてください。
クレバリーホームも、ホームペ―ジからお送り先などの情報を入力するだけで、簡単にカタログ請求が可能です。ぜひご活用ください。
カタログ一括請求サイトを使う
最近は、複数のハウスメーカーや工務店からカタログを一度に取り寄せられる、一括請求サイトも便利です。
カタログ一括請求サイトは、掲載されているハウスメーカーや工務店を一覧で比較でき、気になった会社にまとめて資料請求できます。近くの会社を1つずつ調べてカタログを取り寄せる手間が無く、手軽に資料請求できるのがメリット。
ただし、一度にたくさんの会社に資料請求すると、いろいろ電話がかかってくるケースもあり、煩わしく感じる方も居るようです。また、一括請求サイトに掲載していないハウスメーカーや工務店もあるため、地域の優良会社を見逃してしまうリスクもあります。初期段階の情報収集やカタログ入手に活用して、ほかの方法とも組み合わせるのが良いかもしれません。
注文住宅のカタログ請求前にやるべき準備
気になる住宅会社のカタログをどんどん請求するのも間違いではありませんが、資料が大量になると情報の整理が大変になり効率が悪くなることも。
ある程度候補を絞り込んでから、予算や要望に近い住宅会社のカタログを取り寄せるのが効率的です。
理想のイメージや要望を固める
まずは注文住宅に求めることを整理して、理想に近い住宅会社のカタログを取り寄せるのがおすすめです。
最初に理想のイメージや要望を明確にしておくことで、カタログを見比べるときにも役立ちます。今の家に対する不満や、新しい住まいで叶えたいライフスタイルなど、ご家族で話し合ってみましょう。
注文住宅づくり初期段階における計画の立て方は、こちらのコラムでも詳しく解説しています。
ホームページで気になる住宅会社を絞り込む
カタログを請求する前に、ホームページを見て気になるハウスメーカーや工務店をある程度絞り込んでおくのもおすすめです。
ホームページでも、注文住宅のコンセプトやデザインの方向性はある程度分かります。そこで気になった住宅会社のカタログを取り寄せて、より具体的な情報を得ると効率的です。
予算の上限を把握する
注文住宅にいくらかけられるのか、予算の上限を把握してからカタログを請求するのも大切なポイントです。
カタログを取り寄せても、予算の範囲外だと意味がなく、比較検討の邪魔になってしまいます。
まずは年収や自己資金から、住宅ローンの借入などをシミュレーションして、予算の上限を把握しましょう。
こちらのコラムで注文住宅の費用シミュレーション方法を詳しく解説しています。
注文住宅のカタログを見るときのポイント
注文住宅のカタログは、普通に見るだけでも家づくりに役立つ情報をたくさん得られます。しかし、次のポイントに注目することで、よりご自身に合う住宅会社を見極めやすくなります。
コンセプトや強み
注文住宅のカタログを見るときは、まず住宅会社のコンセプトや強みをチェックしましょう。
一口に注文住宅と言っても、住宅会社によってコンセプトは異なります。デザインや間取りの自由度、耐震性や耐久性、快適&便利な設備など、どこに力を入れているのかチェックしてみてください。
得意なデザインの傾向
理想の注文住宅を建てられる会社をカタログで見極めるためには、得意なデザインの傾向をチェックするのも大切なポイントです。
施工実例集などに特定のデザインが多く掲載されている場合は、その住宅会社の得意分野と言えるでしょう。ご自身の好みと住宅会社の得意なデザインがマッチすれば、具体的なアドバイスが期待でき、よりおしゃれな注文住宅を建てやすくなります。
まとめ
注文住宅のカタログは、イメージづくりや住宅会社選びなどさまざまなシーンで役立ちます。デジタルカタログも便利ですが、イメージを正確に読み取りやすく、情報を整理しやすい紙のカタログも上手に活用しましょう。
クレバリーホームは、家づくりに役立つカタログを複数ご用意しています。家づくりスタートセットなどおすすめのカタログセットもございますので、迷わず選びやすくなっております。無料でご自宅までお届けいたしますので、ぜひ有効活用ください。