「花粉レスの家」を手に入れる!ポイントは換気&気密にあり

お外は春の気配。心もウキウキ…するはずが逆に落ち込んでしまう?!そんなあなたはズバリ花粉症ですね。せめて家では花粉症をラクにしたい――それなら換気と気密性能に注目しましょう。

このコラムでわかること

家を花粉症対応にするには?


花粉症の人にはツラい季節になりました。せめて、家にいる時くらい症状を少なく抑えたいものですよね。
花粉症の原因は花粉。
ですから花粉をシャットアウトするための「家」の性能を上げれば症状が軽減できます。
家の性能とは、例えば地震や風水害に強い構造、換気性能、高い断熱・気密性能などを指しますが、花粉症軽減に関係するのはこの「気密性能」「換気性能」です。

換気機能で花粉を入れない!追い出す!

現在新築される家は「24時間換気機能」の設置が法律で義務付けられています。
この換気には四種類あり、ハウスメーカーによってその選択が違います。
そしてこの種別で換気性能が大きく変わってくるんです。

この四種類の換気法をまとめたのが下の図。

現在一般的な住宅で最も多く採用されているのは第三種換気です。
排出する(出る)空気を機械でコントロールし、出た分だけ、換気口から空気が自然と入ってくる方式です。
みなさまが現在お住まいのお宅はこのタイプではないでしょうか。

しかしこの第三種換気では換気口=外から入ってくる空気は管理しないので、給気口への意識が低いことが多いのが問題です。
給気口から入ってくる花粉を食い止めるフィルターがないことがほとんどです。
いわばただの「穴」ですから、ノンストップで花粉が入ってきますね。

ということで一般住宅で採用する最も花粉症に効く換気は、いちばん左の「第一種換気」です。
給気をフィルターなどで管理しているため花粉が入ってきにくいのです。
まずは第一種換気を採用して、家に花粉を入れないことが「花粉症に効く家」には必要なのです。

隙間をなくして気密性をアップ!

ところが、これだけではまだ足りません。
昔の家って、寒かったと思いませんか。これは、家に隙間がたくさん空いていたからです。
昔の話に限ったことではなく、今も気密性が低く寒い家には小さな隙間がたくさん空いているんですよ。
それで、この隙間が寒い(熱い)空気だけでなく、花粉の出入り口にもなってしまうのです。
第一種換気を採用し、換気口から入ってくる花粉を一生懸命減らしても、小さく空いている穴からたくさんの花粉が入ってきては元も子もありませんね。
なので、気密性が高い=隙間が少ない家を建てることが重要になってきます。

まとめ~花粉に対抗するお助けアイテムたち~


それでも、人間にくっついてきた花粉を100%家から追い出すことは難しいです。
ここでご紹介するアイテムが空気清浄機とナノイー発生器。
空気清浄機はみなさまご存知のように、いわば空気の掃除機で、家の中の空気から花粉を取り除いてくれます。
もう一つはナノイー発生装置。
除菌や花粉対策に有効なナノイーを発生させて、症状を和らげてくれます。
家を建てなおしたりリフォームしたりするほどではないけれど、という人には後付けで気軽に試せるこういったアイテムを積極活用されることをおすすめします。
そして、花粉症やアレルギー、空気中の有害物質を除去して健康になりたい、という方が新築やリフォームを検討されるなら、ぜひとも「第一種換気」で「気密性の高い」家を選択してください。
毎日がとても快適になりますよ!

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