平成30年度ZEH補助金はこうなる! 新築はZEH仕様がスタンダードに
徹底的な省エネ化と太陽光による創エネで、創るエネルギー-使うエネルギー≧0、という「ZEH」(ゼッチ)。
そもそもZEHとは?国が進めるZEH推進事業とは?30年度の補助金はいくら?など、素朴な疑問にサクッとお答えします。
この記事でわかること
- ZEHを建てると補助金が出るのはどうして?
- 30年度の補助金はいくら?
- いつごろどうやって申請する?
- まとめ~ZEH+、LCCM住宅…新しい家は省エネ、省CO2がキホン~
目次
ZEHを建てると補助金が出るのはどうして?
「ZEH(ゼッチ)」とはネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略で、年間での一次エネルギー消費量※注 が正味(ネット)で0(ゼロ)になる住まいのこと。
わかりやすく言えば、使うエネルギー量よりも創るエネルギー量が上回る住まいです。
※詳しくはこちらで解説、ぜひ合わせてお読みください→ZEH(ゼッチ)とは? 3つの要素で建てる「消費エネルギーゼロの家」
国は平成26年に成立したエネルギー基本計画において「2020年までに標準的な新築住宅で、また20130年までには新築住宅の平均でこのZEHの実現を目指す」との目標を打ち出しました。
その背景には、東日本大震災後のエネルギー問題など、日本のエネルギー供給のありかたを深く考えねばならなくなった状況があります。
いざという時も、国民それぞれが最低限のエネルギーを確保し、国としてもエネルギーという観点で自立していこうという流れの中「では、住宅でその考え方を実行したらどういう形か?」との答えの一つが、ZEHなのです。
30年度の補助金はいくら?
そんなわけで国を挙げて推進していきたい事業ですから、ZEHを建てると国から補助金が出ます。
補助金が出るなら、省エネルギーかつ創エネルギーもできるという上質な家を建てようという家庭も増えますよね。
気になる補助金額は以下の通り。
今年度はZEH事業で経済産業省、環境省、国土交通省の三省が連携しています。
なお、このZEHは誰でも建てられるわけではありません。
ZEHビルダーとして認定されたハウスメーカーで建てることが、補助金申請の必須条件となります。
いつごろどうやって申請する?
注文住宅におけるZEHを推進する「ZEH等による低酸素化促進事業」(環境省実施)では、募集開始が5月下旬で先着順となっています。
毎年そうですが事業は予算がなくなるまで公募が重ねられ、平成29年度の実績は第10次公募です。
→平成29年度 ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)支援事業 _ SII 一般社団法人 環境共創イニシアチブ https://sii.or.jp/zeh29/
もっとも予算額や応募状況はその年度で全く違いますので、あくまで参考としてご理解いただき、お早めの申請をおすすめします。
まとめ~ZEH+、LCCM住宅…新しい家は省エネ、省CO2がキホン~
今年度から三省体制となり「ZEH+」(ゼッチプラス)「LCCM住宅」(エルシーシーエムじゅうたく)などの聞き慣れない単語も出てきました。
しかし、これらの基本的な考え方は冒頭で説明したように、「住宅で使用するエネルギーを省エネ基準よりも抑えていく」「太陽光発電などによる創エネで、正味ゼロエネルギーを目指す」という点では変わりません。
住宅を建てて住むオーナーから見れば、快適かつ光熱費が段違いに抑えられる上質な住宅であり、大きな視点から見れば国全体のエネルギー危機管理にも貢献できるのが、ZEHや、ZEH+、LCCM住宅なのです。
補助金が出て、建てやすくなっている今、新築をお考えならZEHにすることをおすすめいたします。
クレバリーホームの各店では、ZEHや高性能住宅、そして地震にも強い構造の家について、いつでも皆様の疑問や要望にお答えできるよう整えて、お越しをお待ちしています。
ぜひ、どんなことでもお気軽にお尋ねくださいね!
クレバリーホームのZEH対応住宅はこちらです→SMART EVERY ZERO│商品ラインアップ│【公式】クレバリーホーム (cleverlyhome) 自由設計の住宅メーカー
2018/09/20 追記
平成30年度 ZEH支援事業は2018年8月実施の第三次公募で終了したとのことです。詳細はSII:一般社団法人 環境共創イニシアチブ公式サイトでご確認ください。
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