ハイドアとは?メリット・デメリットや後悔しない選び方を解説

おしゃれな注文住宅の施工実例やモデルハウスなどをチェックすると、天井までのハイドアを見かけることが多く、ご自宅の間取りに取り入れたいと考える方も少なくありません。
ハイドアはスタイリッシュで高級感のあるデザインをつくりやすく、縦のラインを強調して開放感のある空間になるなどさまざまなメリットや魅力があります。
一方、普通のドアより価格が高くなり、色選びなどのコーディネートに失敗すると圧迫感が出やすくなるなどのデメリットも。
そこでこの記事では、ハイドアのメリット・デメリット両面と、後悔を防ぐ選び方のポイントを詳しく解説します。
実際にハイドアを取り入れたおしゃれな注文住宅の施工実例も紹介しますので、ぜひマイホームづくりにお役立てください。
目次
ハイドアとは?標準仕様との違い

ハイドアとは、一般的なドアより背が高く、天井まですっきり納まるように設計されたドアのことです。
標準仕様のドアは高さ2000mm(2メートル)前後で、一般的な2400mmの天井高だと垂れ壁(下がり壁)が残ります。
一方、ハイドアは標準仕様より背が高い2400mm以上の物が多く、垂れ壁なしで天井までのすっきりとした印象になります。
垂れ壁がなくなることで壁と一体化したような印象になったり、天井高が強調されて開放的に見えたりするなど、ハイドアはデザイン面のメリットが多くおしゃれな注文住宅で採用されることが多いです。
玄関ホールやリビングなど住まいの印象に影響する場所に使ったり、収納の扉にハイドアを採用して利便性を高めたり、アイデア次第でさまざまな使い方もできます。
ハイドアのメリット

ハイドアは本体のデザイン性や見た目だけでなく、空間全体の印象を左右するなどさまざまなメリットがあります。
スタイリッシュ&高級感のあるデザイン
通常のドアより背が高いハイドアはスタイリッシュな印象があり、高級感のあるデザインをつくりやすいのがメリットです。
前述したように垂れ壁がなく、ドア本体の存在感が大きいため素材やカラー選びで高級感のある空間をつくることもできます。
ドア枠が目立たないように設計されたハイドアも多く、玄関やリビングなどをホテルライクな印象にして住まい全体のデザイン性や満足度を高められるのは大きな魅力です。
開放感のある空間になる
天井までの高さのハイドアは縦のラインが強調されて、開放感があり広く見える空間をつくりやすいのも特徴です。
同じ間取りや床面積でも、ハイドアで縦のラインを強調すると視線が誘導されて、広く見える効果が期待できます。
リビングや居室などにハイドアを組み合わせることで、開放的で居心地の良い空間をつくりやすくなります。
採光や通風を確保しやすい
開口部が大きいハイドアは、一般的な高さのドアより採光や通風を確保しやすいのもメリットの1つです。
例えば、ガラス窓が入った採光タイプのハイドアなら、通常のドアより隣の部屋の光を取り込みやすく明るい空間をつくることができます。
また、ドアを開けたときも開口部が広く取れるため、風通しが良く快適な室内空間づくりにもつながります。
背が高い家具などを搬入しやすい
ハイドアを取り入れることで、背が高い大型の家具や家電などを搬入しやすくなるのもうれしいポイントです。
一般的な高さ2000mmのドアだと、天井までの大きな本棚などは横にしないと通らず、間取りによっては窓などほかの場所から搬入する必要があることも多いです。
2400mm以上のハイドアなら立てたまま通せる可能性があり、搬入経路の自由度が高まるため引っ越しや模様替えの際に有利になります。
ハイドアのデメリット

さまざまなメリットがあるハイドアですが、注意すべきデメリットもあります。
次の章で具体的な対策や考え方を紹介しますので、ここではまずハイドアのデメリットを把握しておきましょう。
価格が高い
ハイドアは標準仕様の高さのドアより価格が高く、注文住宅の初期費用が多めにかかるのがデメリットです。
開口部の数が多い場合、通常のドアや引き戸とハイドアの価格差が大きくなり、予算オーバーするリスクが高くなります。
開閉が重く感じる可能性がある
一般的なサイズのドアと比べて、ハイドアは本体の重量が増すため開閉操作が重く感じることがあるのも注意すべきデメリットです。
また、開きドアの場合、扉の表面積が大きいと空気抵抗も増すため、開閉時に重さを感じる可能性が高くなります。
ドアの重さについては個人差がありますが、使用頻度が高い場所だと不便に感じるリスクもあります。
色によっては圧迫感が出やすい
ハイドアは存在感が大きいため、部屋の広さや色の組み合わせによっては圧迫感が出ることもあります。
寝室や子供部屋などあまり広くない場所で濃い色のハイドアを選ぶと、圧迫感が出て狭く見えてしまうリスクも考えられます。
ハイドアの後悔を防ぐ選び方・考え方のポイント

前述したデメリットに対策し、ハイドアの後悔を防ぐための選び方や間取りの考え方のポイントをチェックしましょう。
予算と要望の優先順位を明確にする
ハイドアによる予算オーバーを防ぐために、まずは注文住宅にかけられる予算の上限や住まいに対する要望を明確にしておくことが大切です。
例えば、無理のない返済計画を踏まえて予算の上限を決めておけば、ハイドアを選ぶべきかどうか判断しやすくなります。
また、間取り・設備・デザインなどの優先順位を明確にすることで、ハイドアとほかの要素どちらに費用をかけるべきか分かりやすくなり、満足度の高い住まいづくりにつながります。
デザインや居住性を優先するリビングはハイドアにして、ほかの間取りは標準仕様のドアにするなど、予算の調整も可能です。
こちらのコラムで注文住宅の予算の考え方について詳しく解説しています。
開き戸・引き戸どちらが使いやすいか考える
ハイドアを検討するときは、設置する場所の開閉スペース、開閉の重さなどを踏まえて開き戸と引き戸を選びましょう。
例えば、周囲に物が多い洗面所の場合、扉の開閉スペースが不要な引き戸の方が使い勝手が良くなることが多いです。
扉を引き込むスペースがない場所では開き戸になりますが、ハイドアだと開閉操作が重くなることもあるので、ソフトクローズ機能のある製品を選ぶのがおすすめです。
デザインだけでなく、実際に使うシーンを想定して、開き戸と引き戸どちらがマッチするのか考えてみてください。
部屋全体でトータルコーディネートする
内装のカラーや窓の配置など、ハイドアを含めて部屋全体をトータルコーディネートするのも失敗や後悔を防ぐポイントです。
ハイドア単体で好きなデザインや色を選んでしまうと、圧迫感や浮いた印象が出てしまう可能性があります。
部屋全体でトータルコーディネートすることで、内装とハイドアの親和性が高くなり、それぞれの魅力を引き立てることができます。
まずは内装のテイストを決めて、ハイドアを含めて素材や色をトータルコーディネートしてみましょう。
こちらのコラムで注文住宅の内装デザインについて詳しく解説しています。
ハイドアを取り入れたおしゃれな注文住宅実例
クレバリーホームが手がけた、ハイドアを取り入れたおしゃれな注文住宅の施工実例をピックアップしてご紹介します。
ハイドアをデザインの一部として活用した実例、天井高の工夫でハイドアのような雰囲気に仕上げた実例をピックアップしました。
各実例の詳細ページに、住まい全体の間取り図や写真を掲載していますので、そちらもぜひチェックしてみてください。
実例①

リビングのテレビの両脇に縦スリットガラスが入ったハイドアを配置し、デザインの一部のように活かした実例です。
ドア本体のシンプルなデザイン、内装とカラーを合わせたトータルコーディネートで、主張しすぎずさりげないアクセントに。
2つのハイドアはそれぞれ玄関ホールとシューズクロークにつながっていて、シーンに応じて効率の良い動線を選べる間取りになっています。
実例②

リビングの天井の一部を低くして、ハイドアのようなすっきりしたデザインをつくった実例です。
グレーのアクセントウォールに、ブラックのドアを組み合わせ、天井を下げて垂れ壁をなくすことで、空間を引き締めるアクセントとして活用しています。
ダウンフロアから見えるガレージのスタイリッシュな雰囲気に、アクセントウォールやハイドア風のデザインがマッチし、クオリティの高い空間に仕上がっています。
まとめ
スタイリッシュで高級感のあるデザインをつくりやすいハイドアは、おしゃれな注文住宅を目指すなら積極的に検討したい選択肢の1つです。
また、ハイドアを取り入れたおしゃれな注文住宅づくりでは、ハウスメーカーが採用している天井高にも注目してみてください。
例えばクレバリーホームでは、一般的な注文住宅で多い2400mmより高い、2600mmの天井高を標準仕様で採用しています。
高い天井による開放感のある空間を、ハイドアで広々とした印象に見せたり、存在感を活かしたアクセントにしたりすることも可能です。
全国にあるクレバリーホームのモデルハウスでは、間取りやデザインに関するご相談を受け付けています。
ぜひお近くのモデルハウスにご来場ください。





