「家」と「土地」の予算配分は?【実録】33歳、家を買う!③
家づくりの総予算が決まったら、それをさらに「家の予算」と「土地の予算」に分けるのが次のステップ。リアルで千葉県に新築中のモーリィ(33歳)の実録レポートです!
【これまでの流れ】
2018年2月の結婚を機に家づくりを考え、7月にクレバリーホームと契約したモーリィ。
まずは「いったいいくらかけられるか」総予算を出した→「家の総予算」を決める方法 【実録】33歳、家を買う!②
今回は総予算のあと、さらに細かく「家と土地にそれぞれどれくらいかけられるか」検討した時のレポート。
注文住宅を購入するメリット・デメリット、価格相場についてはこちらで紹介しているので参考にしてみてください。
→ 注文住宅とは?相場やメリット・デメリットをわかりやすく解説します
この記事でわかること
- 総予算=「家」と「土地」の合計金額
- 家の広さ(大きさ)を決める
- 外構の広さを決める
- 「家」の価格を「坪単価」「付帯工事費」「諸費用」から予想する
- まとめ~家と土地の予算が決まった!~
目次
総予算=「家」と「土地」の合計金額
僕のように、土地探しから家づくりをする場合は、「全体でいくら払えるか」の次に、「家」と「土地」とに分けた予算を考えます。
予算がわからないと土地探しができないからです。
考える順番は
「家の広さを決める(建坪でだいたいの予算感もつかめる)」
→「外構の広さを決める」
→「土地の広さが決まる」。
広さが決まると、まず家の価格がわかり、総予算からそれを引くことで土地の価格もわかる、ということです。
なぜ土地から決めないかというと、土地は立地や広さの違いで価格が大きく変動するためつかみどころがないから。
さらに経験上、先に土地の予算を決めたり買ったりしてしまうと、後で建てたかった家が建たない場合があることを知っているからです(これは絶対避けてくださいね!)。→土地選びで失敗しないためには「道路」「地盤」確認! 家づくり怖い話
家の広さ(大きさ)を決める
ということで、最初に自分たちの要望を叶えた建物がどれくらいの広さ、大きさになるかを検討しました。
家の広さは必要な部屋数を考えるとおのずと決まってきます。
ここでは細かな要望(内装をどうしたいとか)はまず置いておいて、必要な部屋数を大ざっぱに考え、建物が何坪になるのか予想するのが目的とします。
僕たちの希望は、ゆったりのんびり子育てしたいし、できれば趣味の楽器も気兼ねなく弾きたい(出会ったきっかけは音楽サークル)ということ。
そんなふうにいろいろお互いの意見を出し合い、まとめると
① LDK(できるだけ広く)
② 寝室(8帖)
③ 子ども部屋(6帖)
④ 練習室(8帖)
⑤ 畳コーナー(4帖~6帖)
という「4LDK」になりました。
要望のまとめかたはこちら→情報収集は「理想の家の条件」を固めてから!【家づくり最短コース①】
ということから、この4LDKだと「建物に35坪~40坪」が必要だとわかりました。
外構の広さを決める
次に建物以外の条件、「外構(がいこう)」を検討しました。
「外構」とは駐車場や庭、ガレージ、塀など玄関から門までの空間にある一切のこと。
家づくりをする方が忘れがち、後回しにしがちな部分です。
しかし家はこの「外構」も含めてのデザインが重要で、ここも忘れず最初に考えておかないと土地選びはうまくいきません。
最悪の場合、夢だったガレージやお庭をあきらめるとか、使い勝手の悪い門回りになってしまうとか、いろいろ起きてしまいます。
さて、僕たちの外構での希望は
① 駐車場は2台分(縦列不可)
② 庭も少しは欲しい
です。
まず、車は普通車で、目安として一台2.5×6mの広さが必要です。
庭は、ちょっとガーデニングできるくらいのイメージで考えました。
とすると、「外構に5坪」が必要だとわかりました。
これを考えあわせて「土地全体では40坪~45坪」が必要だろうと検討できました。
「家」の価格を「坪単価」「付帯工事費」「諸費用」から予想する
家の予想坪数がわかれば、それがどれくらいの価格になるか試算できます。
建物本体の額は、「坪単価」という考え方を使って概算します。
「坪単価」とは、建物の本体工事費を施工面積で割った金額のことで
●大手ハウスメーカーは60万円から80万円くらい
●中堅ハウスメーカーは40万円から60万円くらい
●ローコストメーカーは30万円から40万円くらい
という目安で考えるのが一般的です。
クレバリーホームの坪単価目安を50万円とすると、40坪の家なら建物の本体工事費が2,000万円ということになります。
しかし、この2,000万円だけで「住める家」になるわけではありません。
本体だけあっても、電気やガスが使えなかったら住めないですよね。
本体工事費の他には、水道や電気などの引き込み費用、土地の地盤が弱ければ地盤改良費、家具やカーテン、電化製品などを買うお金、土地や建物の登記に必要なお金…と、かなりの額がかかります。
目安としては、「付帯工事費+諸費用=本体工事費の3割」とされています→付帯工事費とは?|知っておきたい「本体工事費」以外に必要な費用①
僕の場合、2,000万円が本体工事費なので、その3割の600万円が別に必要になります。
ここで、総額2,600万円が家にかかる費用ということがわかりました!
ハウスメーカー勤務としてお客様に接していてわかったのは、家づくりの初期段階ではほぼ「本体工事費」=「家にかけられるお金」だと思われている、ということです。
家にかけられるお金が2,600万円だとしても、それを全部建物だけに使えるわけじゃないってこと、忘れないでくださいね!!!
まとめ~建物と土地の予算が決まった!~
僕の総予算は4,300万円なので(→「家の総予算」を決める方法 【実録】33歳、家を買う!②)、4300万円から家予算2,600万円を引くと1,700万円が土地代に回せる、ということがわかりました。
次回以降はいよいよモデルハウス訪問と土地選びに入っていきます。
ぜひ続けてお読みくださいね!
★これからのレポート予定★
【2018年3月:アクション開始】
【2018年4月・5月:土地検討期】
【2018年6月・7月:建物検討期】
【2018年8月:詳細仕様検討期】
【2018年9月~続きます!】
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