外壁タイル「丈夫で長持ち」は本当?
外壁タイルは「丈夫で長持ち!」と聞くけれど、本当のところはどうなのか。
そんな疑問をおもちのあなた…それは…本当です!
「丈夫=傷のつきにくさ」「長持ち=汚れのつきにくさ」と考えると、タイルは他の外壁材と比べてダントツに強いんです。
実験結果や画像で、その理由を見ていきましょう。
このコラムでわかること
- 「丈夫」=タイルは傷がつきにくい!
- 「長持ち」=タイルは汚れがつきにくい!
- 強いタイルの特性を活かすために
「丈夫」=タイルは傷がつきにくい!
「外壁タイルが丈夫で長持ちなのは本当?」と聞かれたら、「本当」と答えます。
その理由を「丈夫=傷のつきにくさ」「長持ち=汚れのつきにくさ」と考えて、ご説明します。
まず、そもそも外壁タイルに使われるタイルは、土や石、粘土などの自然素材を約1,300度という高温で焼き固めたものです。
このタイルは非常に硬く、傷にも強いという特徴を持ちます。
家の外壁は直接外気にさらされており、さまざまな傷がつくことがあります。
例えば、風で飛んできた砂でこすられたり、物で引っ掻いてしまったりなど、日々掛かっている負荷は私たちの想像以上です。
百聞は一見にしかず。
実際にどれくらい強いか、現代日本の一般住宅で最もポピュラーな外壁材サイディングと比べて実験してみましょう。
サイディングについては→外壁材「サイディング」とは? 外壁材の基礎知識
どうでしょうか。
サイディングは釘によるひっかきで傷がつきますが、タイルは力いっぱいひっかいても傷がつきません。
非常に硬い外壁タイルは、風で吹き付けられた砂や硬い物でこすっても、ほとんど傷がつかないのです。
「長持ち」=タイルは汚れがつきにくい!
また、タイルは日差しや雨、雪などの気象変化にも強く、色あせ・変色がほとんどないという特徴も持ちます。
実際の実験データでは、他の外壁材と比べてこのようなデータが出ています。
水や汚れがしみ込まないのも「長持ち」の理由です。
もう一つ言い添えると、タイルには「親水機能」があります。
タイルには空気中の水分による膜があり、これが汚れを寄せ付けません(=親水機能)。
だから雨水でもきれいになるし、定期的なメンテナンスだってラクになるわけなのです。
現在発見されている中で最も古いタイルはエジプトのピラミッドの内部に使われた宝石のような青いタイルですが、数千年もの時を経ても今なお形を保ち、美しいまま。
(もっとも古いタイルについてはこちら→美しき「タイル」、その歴史とは?)
「長期優良住宅」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、現在の一般住宅は、100年程度住み続けることを前提に「長持ち」する「良質の住宅」にしていこうという流れになっています。
(長期優良住宅についてはこちら→長期優良住宅とは?認定のメリット)
家自体が長持ちするなら、外壁も、ずーっと建てた当時のままであってほしいですよね。
しかも、できれば手入れも、メンテコストも少なく。
タイルはその理想が叶う外壁材なのです。
(メンテナンスコストについてはこちら→本当に「外壁タイルは高い」のか? 外装材の「トータルコスト」とは)
まとめ~強いタイルの特性を活かすために~
理想の外壁材と言われるタイルが「丈夫」で「長持ち」なことをお分かりいただけたでしょうか。
実際の家づくりでは、これまでご説明した素材としてのタイルが強いことはもちろん、
・その強さを損なわない適切な施工
・点検やメンテナンスなどのアフターフォロー
が必要になってきます。
新築はもちろん、建て替えやリフォームなどで外壁タイルを検討される場合は、実績と信頼のある「タイルの専門家」のハウスメーカーに依頼するようにしてくださいね。
クレバリーホームは「タイルの専門家」であることを自負しています。
自社で開発したコストパフォーマンスの高い「クレタイル」をご用意して、皆さまをお待ちしています。
タイルのことなら、どんなことでもお気軽にお尋ねくださいね!
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