地盤改良の方法とは? 費用はどれくらいかかる?

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安心して住める家づくりに欠かせない「地盤改良」。
地盤を改良する場合はある程度まとまった額がかかりますが、当初の予算に組み込むことを忘れてしまいがち…。
そもそも、地盤改良にはどんな方法があるのかを解説します。

注文住宅を購入するメリット・デメリット、価格相場についてはこちらで紹介しているので参考にしてみてください。
→ 注文住宅とは?相場やメリット・デメリットをわかりやすく解説しま

マイホームに必要な相場や費用の内訳について徹底解説しております。
→ マイホームの相場は?費用の内訳や購入に必要な年収の目安を徹底解説

このコラムでわかること

  • 地盤調査から改良までの流れ
  • 地盤改良の方法
  • 地盤改良の目安金額
  • ボーリング標準貫入試験とは?

地盤調査から改良までの流れ

安心して住める家をつくるために地盤が強いことは非常に重要です。
その地盤がどれほど強いかについては、専門家による地盤調査で客観的に判断できます。
家づくりを考えはじめたあと、土地を選ぶところから地盤を改良するまでの一般的な流れは以下の通りです。

家を建てたい土地を決める

地盤調査の専門家に調査を依頼※ハウスメーカー経由の紹介が多い

地盤調査(地盤調査の方法について詳しくは→地盤調査はどうやって行う? 代表的な方法とは

調査の結果、軟弱地盤なら地盤改良(改良の方法は後述)

地盤改良後、建築に着手

地盤調査は非常に専門的なもので、結果によって建築工事の内容や総予算に影響を与えます。
調査に当たっては、実績があり信頼できる業者(仲介者)を選びましょう。

地盤改良の方法

地盤調査で「軟弱な地盤」だと判断された場合、改良にはどのような方法があるのでしょうか。
現在、一般的な戸建住宅で使われる方法には、主に下記の3つがあります。
【図】地盤改良の方法
1.表層改良
比較的浅い、地表から2m程度までを改良する方法。
土とセメント系の材料とを混ぜ合わせ、面で固める。

2.柱状改良
地表から6m程度までを改良。
土とセメント系材料を混ぜ合わせながら柱状の太い杭を作り、良好な地盤まで伸ばして家の重みを伝える。

3.鋼管杭打ち
地表から20メートル程度を改良。
鋼管やコンクリート製の杭を、真下の堅い地盤まで深く打って家を支える。

まとめ ~改良にはお金がかかります!~

改良が必要なのはわかったけれど、それにどれくらいお金がかかるのか…それが心配の種ですね。
改良が必要な土地の面積、また地盤そのものの特性に大きく左右されるため一概には言えませんが、心に余裕をもつために用意しておきたいと言われているのは、一般的な戸建住宅を建てるための土地に対して100万円前後から200万円程度。
または、総予算の5%程度とも。

家を建てる時には、土地代+家自体を建てるお金だけを総予算のように思ってしまいますが、付帯工事費、諸費用と言われるそのほかの費用の割合も見過ごしてはいけません。付帯工事費とは?|知っておきたい「本体工事費」以外に必要な費用①
特に地盤改良費は安全な暮らしのために、絶対に削ってはいけない支出。
あらかじめ見積もっておいて損はありません。

一方、建て替えなど土地を選べない場合は別として、この改良費は「地盤の良い土地」を選ぶことで不要になる費用でもあります。
家づくりにかけられる総予算が少なければ少ないほど、土地選びの段階から「地盤はしっかりしているか(改良の必要がない土地か)」というチェックをしておくことも大切なポイントなのですね。(自分でできるチェックについて詳しくは→「地盤」の強さ・弱さとは? 4つの見極めポイント

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