平屋のハウスメーカー選びのポイント｜実績・間取りの自由度・住宅性能などをチェック
クレバリーホーム
平屋を建てるとき、ハウスメーカー選びは重要なポイントです。
どのハウスメーカーに相談するかで、平屋の暮らしやすさや費用などさまざまな要素が変わってきます。
そこで今回は、平屋のハウスメーカー選びのポイントを1つずつ、分かりやすく解説します。
耐震等級や坪単価など、平屋のハウスメーカー選びで気になるポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
平屋づくりはハウスメーカー・工務店どちらがおすすめ？
平屋を検討するとき、ハウスメーカー・工務店どちらに相談すべきか迷う方も多いようです。
結論としては、ハウスメーカーと工務店どちらが良いかはケースバイケースです。
ハウスメーカーと工務店には明確な基準がなく、会社の規模や得意分野はさまざまです。
どちらが特別優れていることはありませんので、予算や要望に合わせて、理想の暮らしを実現できるハウスメーカー・工務店を選ぶことが大切です。
知名度や規模で選ぶのではなく、実績や強みなどをチェックして、理想の平屋を建てられる住宅会社を選びましょう。
平屋のハウスメーカー選びのポイント
実際にハウスメーカーを選ぶときにチェックすべきポイントを1つずつ紹介します。
平屋づくりが得意か？
まずは、平屋づくりに力を入れていて、得意としているハウスメーカーを選ぶことが大切です。
平屋づくりが得意なハウスメーカーを見分けるポイントとしては、平屋専用商品があるかチェックするのがおすすめです。
一般的なハウスメーカーは平屋・2階建て両方に対応していますが、平屋専用商品があるということは、それだけ力を入れているということの表れと言えるでしょう。
例えばクレバリーホームは、平屋商品「Granshare」をご用意し、センターリビングや家事ラク動線など暮らしやすい間取りアイデアをご提案しています。
平屋の施工実例があるか？
実際に施工した平屋の施工実例の数やバリエーションも、ハウスメーカー選びでチェックすべきポイントです。
施工実例の数だけでなく、広さや間取り、デザインのバリエーションにも注目してみましょう。
さまざまなバリエーションの平屋施工実例があるハウスメーカーは、プランの自由度や提案力が高く、理想の平屋を建てられる可能性が高いです。
また、いろいろな施工実例を見てライフスタイルに合う間取りを取り入れれば、理想の平屋づくりに近づきます。
こちらのコラムでさまざまな平屋の施工実例を紹介しています。
間取りプランの自由度が高いか？
ハウスメーカーによって間取りプランの自由度や選択肢は異なるため、必ずチェックしましょう。
プランの自由度が低いハウスメーカーだと、理想の間取りや希望する建材・設備を選べない可能性があります。
ご家族で理想の平屋に求める条件や要望をリストアップして、実現できるハウスメーカーを選びましょう。
また、注文住宅だけでなく、平屋の規格住宅プランを用意しているハウスメーカーだと、予算や要望に合わせて選べるため理想的です。
規格住宅は設計のプロが考えた複数の間取りを比較検討して選べて、プランごとの価格が明確なため予算オーバーを防ぎやすいなどさまざまなメリットがあります。
平屋を規格住宅で建てるメリットについては、こちらもご覧ください。
断熱性能にこだわっているか？
平屋の快適性や省エネ性に関わる断熱性能へのこだわりも、ハウスメーカー選びの重要なチェックポイントです。
平屋に使用する断熱材やサッシ、工法はハウスメーカーによって異なり、断熱性能にも差があります。
断熱性能が高いハウスメーカーを選ぶと、暑さ寒さの影響を受けにくく、快適な平屋を建てられる可能性が高くなります。
ハウスメーカーのホームページで、使用している建材や工法など断熱性能へのこだわりをチェックしてみてください。
予算内で建てられるか？
理想の平屋を予算内で建てられるハウスメーカーを選ぶことも大切です。
住宅性能や自由度が高いハウスメーカーでも、予算内に収まらなければ理想の平屋は建てられません。
なるべく早い段階で年収や貯蓄から住まいづくりの予算を決めて、その範囲内で建てられるハウスメーカーを選びましょう。
また、標準仕様では予算内に収まっても、要望を盛り込むとオプションで予算オーバーしてしまう可能性もあります。
同じハウスメーカーでも複数のプランを用意していることもあるため、実際に要望を盛り込んだ平屋を建てられるかチェックしましょう。
外壁・屋根の耐久性が高いか？
平屋は階段がなく長く暮らし続けられる可能性が高いため、建物の寿命に大きく影響する外壁や屋根の耐久性も重要です。
外壁や屋根に耐久性が低い建材を使っている平屋は、劣化や雨漏りなどのリスクが高くなり、建物の寿命が短くなったり、メンテナンスコストが多くかかったりする可能性が考えられます。
耐久性が高い外壁・屋根材を採用しているハウスメーカーを選ぶことで、平屋のメンテナンスや維持にかかるコストを抑えて長く暮らすことができます。
例えばクレバリーホームが採用している外壁タイル・陶器瓦は、塗装が不要でメンテナンス費用を抑えることができ、長く使える建材です。
モデルハウスが近くにあるか？
理想の平屋づくりでは、モデルハウスを見ながら間取りアイデアを取り入れたりイメージしたりすることが大切です。
なるべくお住まいや建築予定地の近くのモデルハウスがあり、打ち合わせしやすいハウスメーカーを選ぶのがおすすめです。
平屋のモデルハウスがあれば理想的ですが、2階建てのモデルハウスでも十分間取りやデザインの参考になります。
また、モデルハウス見学は、平屋を建てるハウスメーカー選びの参考にもなります。
こちらでモデルハウス見学のポイントを解説していますので、ぜひ参考にしてください。
土地探しから相談できるか？
これから土地を購入する方は、土地探しの段階から相談できるハウスメーカーを選ぶのがおすすめです。
平屋は同じ延床面積の2階建てより広い敷地面積が必要になるため、土地と建物の費用バランスが特に重要です。
ハウスメーカーで土地探しと間取りづくりを同時進行することで、費用バランスを考えやすくなり予算オーバーのリスクを軽減できます。
モデルハウスを見学するときに、土地探しから手伝ってもらえるか確認しましょう。
平屋のハウスメーカー選びでよくある質問
最後に、平屋のハウスメーカーを選ぶときに気になる方が多いポイントをまとめました。
鉄骨造と木造はどっちがいい？
ハウスメーカーによって得意な構造はさまざまですが、平屋を建てるなら価格と性能のバランスに優れる木造がおすすめです。
鉄骨造は地震に強く間取りの自由度が高いと言われますが、近年は木造も新しい技術で進化しており、耐震性や間取りづくりが課題になる可能性は少ないです。
また、平屋は重心が低く2階の荷重がかからないため、木造でも十分地震に強く自由度の高い住まいづくりができるでしょう。
ローコストハウスメーカーはあり？
ローコストハウスメーカーは相場より安く平屋を建てられるのが魅力ですが、コストダウンのために性能やプランの自由度を抑えていることもあるため注意しましょう。
例えば、断熱性や気密性が低いと、実際に暮らし始めてから暑さ寒さが気になったり、光熱費が余計にかかったりする可能性があります。
選べる間取りや建材が少ないと、プランづくりで妥協せざるを得なくなり、後悔するリスクも。
価格だけを見るのではなく、長く暮らすことを考え、予算内でなるべく多くの要望を実現できるハウスメーカーを選ぶのがポイントです。
平屋は耐震等級にこだわるべき？
地震が多い日本では、ハウスメーカー選びの際に耐震性を気にする方も多いです。
耐震等級は建物の耐震性能を表す基準で、3つのランクに分かれています。
| 耐震等級1 | 数百年に一度程度の地震（震度6強～7程度）で倒壊しない |
|---|---|
| 耐震等級2 | 耐震等級1の1.25倍の耐震性 |
| 耐震等級3 | 耐震等級1の1.5倍の耐震性 |
耐震等級は1～3の順に耐震性が高くなり、大きな地震が発生したときの倒壊・損壊リスクを軽減できます。
ただし、耐震等級を高めるほど建築費用は多くなるため、予算とのバランスも大切です。
平屋づくりで耐震性を重視する方は、耐震等級3に対応できるハウスメーカーを選んでおいて、予算に応じて性能を決めるのが理想的です。
平屋の耐震性の考え方についてはこちらのコラムもご覧ください。
ハウスメーカーの坪単価はいくら？
ハウスメーカー選びでは、建築費用に影響する坪単価をチェックする方も多いです。
坪単価とは、建築費用を延床面積で割り、1坪（約3.3㎡）の金額を計算したものです。
建てたい平屋の坪数に坪単価をかけると大まかな費用が分かるのは便利ですが、ハウスメーカーが公表している数字ではないのであくまで参考程度に活用しましょう。
また、坪単価は実際に建てる平屋の延床面積や仕様などさまざまな要素で変動します。
平屋にかかる費用相場を知るには、実際にモデルハウスを訪れてみて、ハウスメーカーの担当者に相談してみるのが確実です。
まとめ
理想の平屋を建てるためには、要望にマッチするハウスメーカーを選ぶことが大切です。
費用・プランの自由度・性能などさまざまなポイントをチェックして、予算内で満足度が高い平屋を建てられるハウスメーカーに相談しましょう。
クレバリーホームは平屋商品「Granshare」をご用意し、自由度の高い間取りプランで理想の平屋づくりをお手伝いしています。平屋の間取りづくりに役立つカタログセットもご用意していますので、ぜひ有効活用してください。
