主寝室の広さは何帖が正解?6帖・8帖・10帖の間取り実例と失敗しない決め方

主寝室の広さは何帖が正解?6帖・8帖・10帖の間取り実例と失敗しない決め方

主寝室の広さを何帖(何畳)にするかは、間取りを考えるうえで迷いやすいポイントの1つです。

広さの目安は、ご夫婦2人で6〜8帖、1人なら4.5〜6帖、お子さまと一緒に寝るなら8〜10帖です。

しかし、ライフスタイルや用途、置きたいベッドのサイズや収納の取り方によって、主寝室の適切な広さは変わります。

そこでこの記事では、6帖・8帖・10帖それぞれの間取り実例を見ながら、主寝室に必要な広さを判断するためのチェックポイントを解説します。

【帖数別】主寝室の広さの目安と間取り実例

8帖の主寝室

ここからは、帖数別に主寝室の広さの目安を整理したうえで、実際の施工事例を見ていきましょう。

主寝室で採用されることが多い6~10帖の広さ別に、主な使い方をまとめます。

 

帖数 広さの目安 主な使い方
6帖 約9.7㎡ ご夫婦2人の就寝がメイン。収納は室外に確保
8帖 約13.0㎡ 就寝+室内収納、またはベビーベッドの追加に対応
10帖 約16.2㎡ 収納を室内に取り込み、カウンターなども併設

 

数字だけだとイメージしにくいため、それぞれの間取り図と写真を見ながら、帖数ごとのイメージを固めてみましょう。

6帖|収納を別に設け、就寝に用途を絞った主寝室

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6畳の主寝室がある 家の間取り図1F

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6畳の主寝室がある 家の間取り図2F

※本物件は構造計算を行った物件となります。

将来的にワンフロアで生活できるようにという考えから、6帖の主寝室を1階に配置した事例です。

主寝室にはクローゼットを設けず、就寝の場として用途を絞っているのが特徴です。

 

6畳の主寝室の間取り実例

収納を室内に取り込まなければ、6帖でもダブルベッドを置いて両側に通路を確保できます。

主寝室をコンパクトにまとめた分、吹き抜けのリビングや坪庭を眺めるタタミコーナーといった共有スペースに面積を振り向けており、面積配分の考え方が参考になる間取りです。

▼実例を見る⇒case170

 

8帖|ウォークスルークローゼットを室内に納めた主寝室

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8帖の主寝室があるの注文住宅の間取り図1F

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8帖の主寝室がある注文住宅の間取り図2F

2階に8帖の主寝室を設け、ウォークスルークローゼットを組み込んだ間取り実例です。

 

8帖の主寝室の間取り実例

8帖から収納部分を差し引くと居住スペースは6帖前後になりますが、扉をなくすことで圧迫感を抑え、着替えから移動までの動線も短くなっています。

収納を別室にせず、主寝室内で完結させたい場合の1つのアイデアです。

▼実例を見る⇒case166

 

10帖|収納と機能を室内に集約した主寝室

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10帖の主寝室がある家の間取り図1F

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10帖の主寝室がある家の間取り図2F

2階に、ウォークインクローゼットを含めた10帖の主寝室を設けた実例です。

 

10帖の主寝室

寝室部分は6帖の広さですが、収納を独立させているため圧迫感を覚えにくい空間です。

 

10帖の主寝室に設けたウォークインクローゼット

4帖のウォークインクローゼットはご夫婦それぞれの身長に合わせてポールの高さを変えられる設計としています。

▼実例を見る⇒case138

 

主寝室の広さを決めるためのチェックポイント

コンパクトな主寝室

主寝室の適切な広さを決めるためには、次のポイントをチェックする必要があります。

①主寝室の用途と過ごし方

広さやレイアウトについて具体的に考える前に、まずは主寝室での過ごし方を明確にしましょう。

就寝するだけであれば、ベッドと最低限の通路、収納を確保できれば十分です。

一方、就寝前に読書やご家族の時間を過ごしたい、日中はデスクを置いて書斎代わりに使いたい場合は、その分の面積が追加で必要になります。

目安として、読書チェアとサイドテーブルを置くなら約1帖、幅100〜120cmのデスクとチェアは約1.5〜2帖を上乗せして考えてください。

テレビを設置する場合は、画面の高さの約3倍の視聴距離が確保できるかもあわせて確認しましょう。

②家族構成とライフスタイルの変化

主寝室の使い方は年数の経過によって変わるため、建てる時点で必要な広さだけを基準にしないことが大切です。

例えば、ご夫婦2人で使う時期と、お子さまが生まれてベビーベッドを置く時期では、主寝室に必要な広さも変わります。

ご夫婦2人に必要な最小限の広さで主寝室をつくると、お子さまが生まれて手狭になってしまう可能性もあるのです。

長く続く使い方を基準に広さを決め、一時的な時期は家具の配置で乗り切る、という考え方をおすすめします。

③置きたいベッドのサイズを先に決める

主寝室に必要な広さは、ベッドのサイズに大きく左右されます。

まずは置きたいベッドのサイズを確認して、間取りを逆算するのが失敗しないコツです。

 

ベッドサイズ 幅×長さ 主な用途
シングル 100×195cm 1人用
セミダブル 120×195cm ゆったり1人用
ダブル 140×195cm 2人用
クイーン 160×195cm ゆったり2人用
キング 180×195cm 2人+お子さま

 

ベッドのサイズとあわせて、周囲の通路幅も確保が必要です。

人が通るには60cm、すれ違わない場所であれば50cm、ベッドメイクのためには45cm、クローゼットの扉や引き出しの前には60cm以上の通路幅を確保します。

例えば6帖にダブルベッドを置く場合、壁付けにすれば残りは約120cmで、左右に振り分ければ両側に約60cmずつの通路が取れ、足元にも150cm以上の余裕が生まれます。

シングルベッド2台を並べる場合は、合計幅200cmで残りが約64cmとなり、通路は片側のみになる点に注意してください。

④動線と通路幅の確認

見落としやすいのが、図面の「6帖」に収納が含まれているかどうかです。

「6帖+ウォークインクローゼット2帖」と「収納込みで6帖」では、実際に使える居住スペースが大きく変わります。

壁面クローゼットは奥行き約60cmが必要で、壁一面に設ければその分だけ部屋が狭くなります。

ウォークインクローゼットは2帖から設置できますが、通路を挟んで両側に衣類を掛けるなら3帖は見ておきたいところです。

間取りを検討する際は、収納を寝室内に取り込むのか、独立させるのかを先に決めておきましょう。

⑤動線と開口部(窓・ドア・エアコン)の位置を確認する

帖数が足りていても、開口部の位置によってベッドが置けないことがあります。

ドアの開閉に必要なスペース、窓の位置と高さ、エアコンの設置場所は、必ず家具配置とセットで検討してください。

特に注意したいのが、窓際にベッドのヘッド部分を配置するケースです。

冬場の冷気や結露の影響を受けやすく、カーテンの開閉もしづらくなります。

また、エアコンの風が就寝中に直接身体へ当たらない配置になっているか、枕元にコンセントがあるかも確認しておく必要があります。

あわせて、ウォークインクローゼットや洗面室への動線がベッドでふさがれないかも見ておきましょう。

主寝室を広くする・狭くする場合の注意点

広い主寝室

目安の帖数がわかったうえで、あえて主寝室を「広くする」「狭くする」場合、それぞれに押さえておきたい点があります。

メリット・デメリット両面を把握したうえで、主寝室の広さを考えましょう。

主寝室を広くする場合

主寝室を広くすることで、家具配置の自由度が上がるのは大きなメリットです。

キングサイズのベッドを置いたり、ベビーベッドを追加したり、デスクやチェアを置いて多目的に使うなど、ライフスタイルの変化を吸収しやすくなります。

一方で、主寝室を広げた分だけ、LDKやお子さまの居室、収納スペースが削られる点は注意すべきデメリットです。

また、就寝するだけの用途で10帖以上を確保すると、空間が間延びして落ち着かないと感じるケースもあります。

主寝室を狭くする場合

主寝室を狭くすることで、浮いた面積をLDKや収納に回せるのは大きな利点です。

また、冷暖房が効きやすくなり、掃除の手間が少なくて済むのもメリットと言えます。

適度なこもり感が安眠につながるという声もあり、寝室は寝るだけという方であれば、広さの優先順位を下げる判断も十分に合理的です。

ただし、置けるベッドのサイズが限られ、ライフスタイルの変化に対応しづらくなる点は理解しておく必要があります。

特に6帖を下回る場合は、事前に家具配置まで具体的に検討しておきましょう。

主寝室の広さに関してよくある質問

主寝室のダブルベッド

最後に、主寝室の間取りづくりで、広さについて考えるときによくある質問にお答えします。

Q.主寝室が6帖だと後悔しますか?

A.就寝が主な用途であれば、6帖でも後悔するケースは多くありません

6帖の主寝室にダブルベッドを置いても、両側に約60cmの通路を確保できるため、就寝メインなら後悔するリスクは少ないです。

ただし、6帖の中で収納をつくる場合や、後からデスクを置きたくなった場合などは、ベッドの配置や狭さで後悔する可能性があります。

用途を先に整理しておくことが大切です。

Q.主寝室にウォークインクローゼットをつくるなら何帖必要ですか?

A.寝室部分とは別に、2〜3帖を確保しましょう

ウォークインクローゼットは2帖から設置できますが、通路を挟んで両側に衣類を掛けるなら3帖はほしいところです。

収納込みで8帖の場合、実際に使えるスペースは5~6帖前後まで減ります。

ウォークインクローゼットの収納量と、主寝室の広さのバランスを踏まえて検討しましょう。

ウォークインクローゼットの間取り実例や考え方をこちらのコラムで解説しています。

まとめ

主寝室の広さは、ご夫婦2人で6〜8帖、1人なら4.5〜6帖、お子さまと一緒に寝るなら8〜10帖が目安です。

ただし、実際は寝室での過ごし方や置きたいベッドのサイズ、収納の取り方、動線などを踏まえて広さを決める必要があります。

間取りを検討する際は、帖数だけで判断せず、家具を配置した状態をイメージしながら進めることが、後悔しない主寝室づくりにつながります。

クレバリーホームでは、全国のモデルハウスとWEBで、主寝室を含めた間取りづくりのご相談を受け付けています。

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