ランドリールームは必要?いらなかったと後悔しないための対策

最近はランドリールームのある家が増えていますが、実際に暮らし始めてからいらなかったと後悔したという声もあります。
洗濯物の量や家事スタイルによって、適切なランドリールームの間取りは変わり、よく考えずに採用すると使いづらく後悔する可能性もあるのです。
そこでこの記事では、ランドリールームを採用して後悔するケース、必要か判断するためのチェックポイントを分かりやすくまとめます。
ランドリールームはいらなかった、と感じる理由の例

ランドリールームを設置したものの、いらなかったと感じて後悔する理由は複数あります。
まずは代表的な後悔パターンを覚えておきましょう。
狭くて使いづらい・広すぎて持て余した
ランドリールームは狭すぎても広すぎても、いらなかったと後悔する原因になります。
用途に対してランドリールームが狭すぎると、作業効率が悪くなってしまいます。
逆に、作業台やスロップシンクを設けたのにアイロンがけや予洗いをする機会がなく、広さを持て余してしまうのも後悔パターンの1つです。
室内干しする機会があまりなかった
室内干しのためにランドリールームを設けたのに、いざ暮らしてみたらあまり使わなかったというのもよくある後悔パターンです。
洗濯物の量がそれほど多くない場合は、ドラム式洗濯機の乾燥機能や衣類乾燥機で足りてしまうこともあります。
また、屋根付きで広めのバルコニーを設ける場合は、外干しがメインになりランドリールームをあまり使わない可能性もあります。
動線が悪くて結局使わなくなった
ランドリールームの配置によっては、動線効率が悪く、結局使わなくなりいらなかったと感じるケースもあります。
例えば、洗濯を1か所でこなせても、各部屋のクローゼットが遠いと家事効率が低下しやすいです。
洗う→干す→しまうの動線が悪いと、使いづらいランドリールームになり後悔してしまうリスクも考えられます。
乾かない・湿気がこもる
ランドリールーム内の換気が不十分だと、洗濯物が乾かなかったり、湿気がこもったりしてカビの原因になる可能性があります。
除湿機やサーキュレーターなどで対策する方法もありますが、手間が増えてしまうため、ランドリールームはいらなかったと後悔する原因になりかねません。
窓や換気扇を設けても、レイアウトによっては換気がうまくいかないケースもあります。
ほかの部屋を優先すべきだった
ランドリールーム自体の使い勝手に不満はないものの、居住スペースや収納などほかの部屋を優先すべきだったと後悔するパターンもあります。
2~3帖の一般的なランドリールームの広さがあれば、大型のクローゼットや書斎などを設けることも難しくありません。
ランドリールームの優先度によっては、実際に暮らし始めてから、やっぱりほかの部屋にスペースを回せば良かったと感じる可能性があるのです。
ランドリールームが必要か判断するためのチェックポイント

ランドリールームの具体的な検討に入る前に、まずは必要性について考えることが後悔を防ぐ重要なポイントです。
ランドリールームが必要かどうか判断するための、4つのチェックポイントをご紹介します。
用途と洗濯スタイル
まずはランドリールームをどんな用途で使いたいのか、普段の洗濯スタイルとあわせて考えましょう。
| 用途 | 内容 |
|---|---|
| 洗う | 洗濯機を置く、スロップシンクで予洗いするなど |
| 干す | 物干しパイプで洗濯物を室内干しする |
| アイロンがけ | 作業台でアイロンをかける |
| たたむ・しまう | 干した洗濯物をたたんで収納棚や隣接するファミリークローゼットにしまう |
上記のように、ランドリールームにはさまざまな用途があり、家事効率を高めるのに役立ちます。
ただし、洗濯スタイルによってはほかの場所で代用できるケースもあり、ランドリールームの必要性がない可能性も考えられます。
例えば、仕事で使う作業着やお子さまのスポーツウエアなどを予洗いすることが多い場合は、スロップシンクのあるランドリールームがあると便利です。
しかし、予洗いする頻度が低い場合は、洗面台や浴室で代用してもそれほど不便には感じない可能性もあります。
ランドリールームでないとできないことなのか、あるとどのように便利になるのか、具体的にシミュレーションして必要性を判断してみましょう。
洗濯物の量や頻度
ランドリールームの必要性について考える際は、洗濯物の量や頻度も確認しましょう。
家族の人数が多く、洗濯物の量が多く頻度も高い場合は、ランドリールームをつくるメリットが大きくなります。
しかし、洗濯物の量が少ない場合は、乾燥機能を使えば事足りてしまうケースも多いです。
家を建てた直後だけでなく、お子さまの成長や巣立ちなど、ライフスタイルと洗濯物の量や頻度がどう変化するのかも見据えることが大切です。
室内干しスペースをほかで確保できないか
天候に左右されず室内干しできるのがランドリールームのメリットですが、ほかのスペースで代用できるケースもあります。
例えば、2階ホールに物干しパイプをつけて、室内干しスペースとして兼用するのも1つのアイデアです。
生活スペースから離れた2階ホールなら生活感が見えづらく、来客時も室内干ししやすいなどメリットも多いです。
ほかの場所で室内干しスペースを確保できるかを踏まえて、ランドリールームの必要性を判断してみてください。
ほかの間取りを含めた優先順位
収納や居住スペースを含めて間取り全体の優先順位を付けるのも、ランドリールームの必要性を正確に判断するためのポイントです。
例えば、ランドリールームより広い空間や居住性を重視するなら、LDKに床面積を回した方が満足度の高い住まいになる可能性があります。
また、床面積を収納に回して、パントリーやファミリークローゼットを設けた方が家事効率を高められるケースもあります。
敷地面積や予算から確保できる延床面積を割り出し、優先順位を付けてランドリールームを設けるべきかどうか判断しましょう。
ランドリールームの後悔を防ぐ対策

ランドリールームが必要だと判断した場合、使いづらさによる後悔を防ぐための対策をすることも大切です。
洗濯スタイルにマッチする、使いやすいランドリールームをつくるためのポイントを確認していきましょう。
独立型か洗面所との兼用型か
まずは、独立したランドリールームを設けるのか、洗面所と兼用するのか考えましょう。
独立型と兼用型のどちらが合うかは、洗面所の混雑具合と確保できる広さで決まります。
朝の身支度と洗濯の時間が重なる家庭や、室内干しを来客に見せたくない場合は、洗面所と分けた独立型が向いています。
一方、延床面積に余裕がない、あるいは乾燥機が中心で干す量が少ないといった家庭には、省スペースで採用しやすい兼用型がおすすめです。
独立型・兼用型それぞれの間取り実例は、以下のコラムで紹介しています。
過不足のない広さ
ランドリールームの広さは、家族の人数と「どこまでの作業をするか」で決めると過不足が出にくくなります。
目安は、少人数や乾燥機を併用する家庭なら2~3帖、家族が多くアイロンがけやたたむ作業まで行うなら4帖以上です。
毎日必ず行う作業と、たまにしか行わない用途を分けて書き出し、日常の工程に必要な分だけを基準にしましょう。
物干しパイプは、家族全員の1回分の洗濯物を一度に掛けられる長さを確保できるかもあわせて確認してください。
洗濯動線
ランドリールームは、「洗う→干す→しまう」までの洗濯動線が短い距離で完結する位置に配置すると、使わなくなる後悔を防ぎやすくなります。
例えば、ファミリークローゼットを隣接させ、乾いた衣類を移動せずにしまえる間取りにすると、洗濯動線が短くなります。
各部屋のクローゼットにしまう場合は、寝室や子ども部屋と同じ階に設けて、階段を通らず短い動線で完結する間取りを考えましょう。
収納量
ランドリールームの収納は、置く物を書き出してから量を決めると、物があふれて作業スペースが狭くなる失敗を防げます。
置く物の例は、洗剤や柔軟剤のストック、ハンガー、洗濯ネット、タオル類などです。
洗濯機の上に可動棚を設けると、床面積を増やさずに収納量を確保できます。
タオルや下着など乾いた衣類もしまうなら、扉付きの収納にして湿気が移るのを防ぎましょう。

クレバリーホームのオリジナルシステム収納「MONOプレイス」などを活用すると、限られたスペースでも無駄なくすっきり収納できます。
コンセント
コンセントは、ランドリールームで使う家電を想定して、数と高さを決めておく必要があります。
洗濯機用のアース付きコンセントに加えて、除湿機やサーキュレーター、アイロン用のコンセントもあると便利です。
床置きが多い除湿機やサーキュレーターは低い位置、アイロンは作業台の高さに合わせると、延長コードを使わずに済みます。
ガス衣類乾燥機を置く可能性があるなら、ガス栓や排湿用の穴も設計段階で確保しておきましょう。
湿気対策
湿気がこもらないランドリールームにするには、換気扇と窓の位置関係を計画段階で決めることが重要です。
空気は給気口から換気扇に向かって流れるため、物干しパイプを両者の間に配置すると、洗濯物のまわりの湿った空気が排出されやすくなります。
窓を設けるなら、換気扇の対角線上に配置すると室内に風の通り道ができます。
梅雨や冬場など乾きにくい時期に備えて、除湿機の置き場所も確保しておくのがおすすめです。
ランドリールームの間取りでよくある質問

ランドリールームの間取りを検討する際によくある質問に回答します。
Q.浴室乾燥機があればランドリールームはいらない?
A.洗濯物の量や生活時間帯によって異なります
洗濯物の量が少なく、浴室乾燥機で1回分を乾かしきれるなら、ランドリールームがなくても困らないケースがあります。
一方、家族が多く1回で干しきれない場合や、入浴と洗濯の時間が重なる家庭では、浴室が使えない時間ができて不便に感じやすくなります。
Q.ランドリールームにエアコンは必要?
A.必須ではありませんが、コンセントと配管穴を設けておくのがおすすめです
ランドリールームのエアコンは必須ではなく、換気扇と除湿機で乾かせる家庭も多いです。
夏場の作業が暑くてつらい、冬場でも短時間で乾かしたいといった希望があるなら、エアコンの設置を検討しましょう。
後から設置する場合に備えて、エアコン用のコンセントと配管穴の位置だけでも決めておくと選択肢が広がります。
まとめ
ランドリールームはいらなかったという後悔は、洗濯物の量や家事スタイルに合わない広さ・配置・設備で計画した場合に起こりがちです。
まずは用途や洗濯物の量、ほかの部屋との優先順位から必要性を判断し、つくるなら独立型か兼用型か、広さ、動線、収納、コンセント、湿気対策まで具体的に検討しましょう。
迷う場合は、間取り実例やモデルハウスで、家族の洗濯スタイルに合う使い方をイメージしてみてください。
クレバリーホームでは、全国のモデルハウスでランドリールームを含めた間取りのご相談を受け付けています。
ぜひお近くのモデルハウスにご来場ください。





