注文住宅の家具はいつ買うべき?購入のタイミングや相談先について解説

注文住宅の家具はいつ買うべき?購入のタイミングや相談先について解説

注文住宅づくりでは、間取りや外観、設備の仕様などを決めることも大切ですが、家具選びも重要な要素の1つです。

マイホームは家具が入って初めて完成します。

理想の間取りができても、そこに置く家具が空間に合っていなければ、思い描いていた暮らしにはなりません。

実際に、リビングに希望のソファが置けなかった、引き渡しに間に合わなかったなど、注文住宅の家具にまつわる後悔例は多いです。

そこでこの記事では、注文住宅の家具を選ぶときに必要な基礎知識として、起こりやすい失敗例や購入するタイミングの考え方、誰に相談すべきかを順に分かりやすく解説します。

注文住宅の家具にまつわる失敗・後悔談は多い

家具選びに失敗した注文住宅

注文住宅は引き渡しがゴールではなく、家具が入って実際に暮らせる状態になって完成するものです。

どんなに暮らしやすい間取りや素敵なデザインの注文住宅を建てても、家具がマッチしないと後悔してしまう可能性があります。

実際、注文住宅の家具にまつわる失敗例や後悔談は少なくありません。

 

  • 家具を置いたら圧迫感が出て狭く見える
  • 窓やドアなどの開口部で家具の置き場所が限られた
  • 搬入経路が狭く希望のサイズの家具が入らない
  • コンセントやスイッチが家具の裏に隠れて使えない
  • テイストがちぐはぐでおしゃれに見えない
  • 土地と建物で予算を使い切り、家具を妥協せざるを得なくなった

 

上記はあくまで一例ですが、デザインやサイズ、予算など、さまざまなポイントで失敗する可能性があることが分かります。

失敗を防ぐために押さえておきたいのが、家具をいつ買うか、そして誰に相談するかという2つのポイントです。

家具を買うタイミングや相談先は複数あり、それぞれメリット・デメリットがあります。

ご自身に合う方法で家具を選び、購入することで、前述したような失敗を防ぎやすくなります。

注文住宅の家具は間取りと同時に選ぶべき

注文住宅の家具を選ぶ夫婦

前章のような失敗を防ぐうえで大切なのが、家具を選ぶタイミングです。

結論からいえば、注文住宅の家具は、間取りづくりと同時に選ぶことをおすすめします。

従来から多かったのが、間取りや仕様を確定させてから、家の引き渡しに間に合うタイミングで家具を購入する進め方です。

このパターンでは、間取りづくりを優先して進めることができ、部屋の広さや窓の配置などに合わせて家具を選べます。

ソファやテーブルなど大型の家具だけ先に購入しておいて、引き渡し後に実際の部屋を見てから、必要なものを追加で購入できるのも利点です。

一方で、置きたい家具に合わせて壁やコンセントの位置を変えることはできないため、限られた条件のなかから収まるものを探すことになり、希望のデザインやサイズを諦めるケースが出てきます。

もう1つのパターンは、注文住宅の設計と並行して家具を検討し、間取りが固まるタイミングで購入(注文)する進め方です。

理想の間取りと置きたい家具を同時に考えることで、前述した多くの失敗リスクを防ぎやすいのがメリットです。

 

よくある失敗 間取りが決まってから選ぶ場合 間取りと同時に考える場合
家具を置いたら圧迫感が出て狭くなった 収まるサイズを探すしかない 家具を前提に広さや動線を設計できる
開口部に家具を置けない 置ける場所や家具のサイズが限られる 家具の配置に合わせて窓や扉を計画できる
搬入経路が狭く家具が入らない 搬入できる範囲で選ぶ 搬入経路を含めて設計時に確認できる
コンセントが家具の裏に隠れる 位置は変更できない 家具配置から逆算して決められる
テイストがちぐはぐになる 内装決定から時間が空くと迷いやすい 内装と家具をトータルコーディネート
予算を使い切り家具を妥協 残った予算で選ぶことになる 家具代を含めた資金計画を立てられる

 

例えば、ソファのサイズを前提に動線を検討したり、家具の配置から逆算してコンセントの位置を決めたりできます。

また、床材や建具などの内装と家具をトータルコーディネートできるため、部屋全体のテイストもまとまります。

さらに、引き渡し日に合わせて納品できるように購入すれば、入居初日から家具がそろった状態で暮らし始められるのもメリットです。

住宅と家具を同じタイミングで計画することから、家具代金を住宅ローンに組み込んだ資金計画に対応できる場合もあります。

※金融機関や融資条件によります。

このように、家具を先に考えておくだけで防げる失敗は数多くあります。

もちろん、間取りが決まってから選ぶ方法が間違いというわけではありません。

ただ、せっかく自由に設計できる注文住宅であれば、建物と家具を切り離さずに考えたほうが、理想の住まいに近づける可能性が高いです。

間取りづくりは、住宅会社と契約する前後から着工までの数か月間に進むのが一般的です。

つまり、この時期には家具の検討も並行して始めておく必要があります。

ただし、間取りの打ち合わせと並行して家具まで検討するとなると、その分だけ考えることも増えます。

無理なくスムーズに検討を進めるためには、家具選びを誰に相談するかが大切なポイントです。

次章では、家具を選ぶ方法と相談先を見ていきましょう。

注文住宅の家具を選ぶ方法と相談先

注文住宅の家具を選ぶインテリアコーディネーター

家具と注文住宅の間取りを同時に検討するといっても、進め方は1つではなく、自分で選ぶ方法もあれば、専門家に相談する方法もあります。

ここでは代表的な4つの方法を、それぞれの特徴とあわせて見ていきます。

①相談せず自分で選んで購入する

家具店やインターネットなど、自分で探して好きな家具を購入する方法は、自由度の高さがメリットです。

好きなブランドやショップから、予算に合わせて自由に選べて、相談料などもかからないため、費用を抑えやすいのも利点です。

一方で、リビングから寝室までそろえるとなると、検討する家具の点数はかなりの数になります。

サイズの確認、内装との相性、納期の管理まですべて自分で行う必要があり、間取りの打ち合わせと並行して進めるには負担が大きくなる可能性があります。

インテリアにこだわりがあり、ある程度時間をかけられる方向けの方法です。

②インテリアショップのコーディネートサービスを利用する

大型のインテリアショップ(家具店)などでは、注文住宅の図面をもとに家具を提案してもらえるサービスを提供していることが多いです。

家具を購入する前提なら、無料または比較的少ない費用で利用できるのがメリットです。

インテリアショップでは実際に商品を見ながら相談でき、プロのアドバイスを受けることで、サイズやテイストによる失敗は起こりにくくなります。

ただし、提案してもらえるのは基本的にそのショップの取り扱い商品の範囲内です。

また、住宅会社とは別の窓口になるため、図面や仕様の共有、納期の調整などはご自身で行う必要があります。

③外部のインテリアコーディネーターに相談する

住宅会社やショップに属さない、独立したインテリアコーディネーターに注文住宅の家具選びを依頼する方法もあります。

特定の店やブランドに縛られないため、幅広い選択肢から中立的な立場で家具を提案してもらえるのがメリットです。

デザインにこだわりたい方や、既存の家具を活かしたい方にも柔軟に対応してもらえるでしょう。

一方で、コーディネート料が別途かかり、注文住宅全体の家具となるとまとまった費用が必要な点はデメリットです。

また、自分でインテリアコーディネーターを探して依頼する手間がかかり、納期の調整などもご自身で行う必要があります。

④住宅会社のインテリアコーディネーターに相談する

注文住宅を建てる住宅会社にインテリアコーディネーターが在籍している場合は、家具選びまで含めて相談できるケースもあります。

同じ会社内で設計担当と家具担当が連携するため、間取りの検討と家具選びをスムーズに同時進行しやすいのがメリットです。

窓口が一本化されることで手続きの負担が小さくなり、内装の打ち合わせと同じ流れで家具の話も進められます。

納品時期の調整や、家具代を含めた資金計画の相談ができる場合も多いです。

間取りと家具選びの同時進行は住宅会社がおすすめ

ここまで紹介した4つの方法の違いを、改めて表でまとめてみましょう。

 

①自分で選ぶ ②ショップのサービス ③外部の専門家 ④住宅会社
選べる家具の範囲 制限なし ショップの取扱商品 幅広い 会社による
プロの提案 なし あり あり あり
間取り・内装との連携 自分で調整 施主が情報共有 施主が情報共有 設計と同時に進む
検討の手間 大きい やや大きい やや大きい 小さい
費用 家具代のみ 無料〜低額が中心 コーディネート料が必要 サービスによる

 

どの方法にもメリットがあり、こだわりや家づくりにかけられる時間によって適した選択肢は変わります。

ただ、間取りと家具を同時に、かつ無理なく検討したいのであれば、④の住宅会社に相談する方法がスムーズです。

ただし、家具まで含めて提案できるかは会社によって異なります。

この方法を希望する場合は、住宅会社を選ぶ段階で対応の有無を確認しておくとよいでしょう。

例えばクレバリーホームでは、2026年7月7日より「CLEKAG(クレカグ)」の提供を開始しました。

「注文住宅は、家具が入って完成する。」をコンセプトに、家づくりと家具選びを一体で進められるサービスです。

専任のファニチャーコーディネーターが、暮らし方のご希望をうかがいながら、1,000ブランド以上の家具・インテリアのなかから最適な組み合わせをご提案します。

間取りや内装と同時に家具を検討することで、サイズや動線、コンセントの位置まで含めて計画でき、引渡し日に合わせた納期調整も可能です。

また、住宅と家具を同時に計画することで、家具代金を住宅ローンに組み込んだ資金計画に対応しやすくなる場合もあります(※金融機関や融資条件によって異なり、組み込めない場合もございます)。

家具まで含めた家づくりにご興味のある方は、お近くの店舗までお気軽にご相談ください。

※対応状況は店舗により異なります。詳しくは各店舗へお問い合わせください

▼ CLEKAGの詳細はこちら

 

注文住宅の家具に関するよくある質問

家具がそろった注文住宅

最後に、注文住宅の家具を選ぶ際に、よくある質問にまとめてお答えします。

Q.今使っている家具をそのまま使う場合の注意点は?

A.寸法・テイスト・搬入経路の3点を確認しましょう

まずはお手持ちの家具の幅・奥行き・高さを測り、間取り図に書き込んでみてください。

今の住まいでちょうどよくても、新居の動線に合わないことがあります。

新しい床材や建具の色と、家具のテイストが合うかどうかも、あわせて確認しておきたいポイントです。

見落としやすいのが家具の搬入経路です。

玄関の幅や階段の曲がり角が原因で運び込めないケースもあるため、間取りプランの段階から確認しておきましょう。

Q.家具代は住宅ローンに組み込めますか?

A.金融機関や融資条件によって取り扱いが分かれます

注文住宅の契約と同じタイミングで家具の内容と金額が決まっている場合は、購入費用を住宅ローンに組み込めるケースもあります。

ただし、ローンを組む金融機関や融資条件によっては、家具は対象外となる可能性もあります。

また、引き渡し後に購入する家具を、後から住宅ローンに追加することは原則的にできません。

家具代を住宅ローンに含めたい場合は、家具の検討を間取りづくりと同時に進めつつ、金融機関にも事前確認しておきましょう。

Q.家具付きの状態で新築一戸建てを買う方法はある?

A.建売住宅やモデルハウス販売などが選択肢になります

家具付きで販売されている建売住宅や、ハウスメーカーのモデルハウス販売は、総額で判断でき、実物を見て選べるのが魅力です。

ただし、間取りも家具も基本的に選ぶことができず、注文住宅のようなカスタマイズ性はありません。

間取りにも家具にもこだわりたい方は、住宅会社にトータルで相談する方法が向いています。

まとめ

注文住宅の家具は、間取りづくりと同時に選び、引き渡し日に間に合うタイミングで購入するのがおすすめです。

家具のサイズや間取りの動線、コンセントの位置、内装との調和まで同時に考えることで、失敗や後悔のリスクを抑えておしゃれで暮らしやすい住まいをつくりやすくなります。

とはいえ、間取りの打ち合わせと並行してすべての家具を選ぶのは簡単ではありません。

だからこそ、誰に相談するかが大切なポイントになります。

クレバリーホームの「CLEKAG(クレカグ)」なら、専任のファニチャーコーディネーターが家づくりと家具選びを一体でサポートします。

これから注文住宅を検討される方は、間取りと一緒に家具のこともぜひ考えてみてください。

▼ CLEKAGの詳細はこちら

▼クレバリーホームのモデルハウス一覧

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