おしゃれで使いやすい玄関ポーチのつくり方|広さの目安と実例も紹介

おしゃれで使いやすい玄関ポーチのつくり方|広さの目安と実例も紹介

玄関ポーチには、外観デザインのアクセントや雨除けなど複数の役割があり、注文住宅の満足度を左右する場所の1つです。

おしゃれで使いやすい玄関ポーチをつくるためには、広さや動線、素材選びなど、複数のポイントについて考える必要があります。

そこでこの記事では、使いやすさとデザイン面の2つの視点から、玄関ポーチのつくり方について詳しく解説します。

おしゃれな玄関ポーチのある注文住宅実例も紹介しますので、デザインの参考にもご活用ください。

玄関ポーチの役割

木目調のおしゃれな玄関ポーチ

デザインや使いやすさについて考える前に、まずは玄関ポーチの基本的な役割を確認しておきましょう。

外観デザインの一部になる

玄関は住まいの顔となる部分であり、ポーチが外観デザインの一部として重要な役割を果たします。

特に玄関ポーチは住まいの正面(ファサード)に配置することが多いため、第一印象に大きな影響を与えます。

アクセントとして活用したり、シルエットに変化を与えたり、玄関ポーチで外観のイメージを変えることも可能です。

雨除けとして外出や帰宅時の一時スペースになる

玄関ポーチが雨を遮ることで、外出や帰宅時の一時スペースになるのも大切な役割の1つです。

鍵を開け閉めするときや、傘を開くときなど、玄関ポーチがあることで濡れるのを防ぐことができます。

日差しを遮って日焼けを防ぐ

ドアや外壁への直射日光を遮り、劣化や日焼けを防ぐのも玄関ポーチの役割です。

玄関ポーチがないと、強い日差しが直接ドアや外壁に当たり、劣化が早くなる可能性があります。

屋根や庇が日差しを遮ることで、建材の寿命を延ばし、きれいな外観デザインを維持しやすくなります。

使いやすい玄関ポーチのつくり方

使いやすい玄関ポーチ

玄関ポーチの使いやすさは、広さ・動線・段差など複数の要素で決まります。

毎日の出入りのしやすさを左右する、計画段階で押さえておきたいポイントを具体的に見ていきましょう。

使い方に合わせたちょうどいい広さを確保

玄関ポーチの広さは、使い方に合わせて奥行きや横幅を確保しつつ、アプローチや駐車場とのバランスも考えましょう。

ドアの開閉と手前に人が立つスペースを考え、雨に濡れずに出入りできる奥行きを確保する必要があります。

最低限の奥行きだと風が強い日に雨が吹き込んでしまうため、少し余裕を設けるのが理想的です。

左右に壁がない玄関ポーチの場合は、横幅も広めにしておくと雨が吹き込みにくくなります。

 

広さの目安 寸法(間口×奥行き) 使い方のイメージ
1帖 1,820×910mm 出入りのみ。ポストや宅配ボックスは門柱側へ
1.5帖 1,820×1,365mm 傘の開閉や、荷物の一時置きができる
2帖 1,820×1,820mm ベビーカーの出し入れ、手すりやスロープも設置しやすい

 

ただし、玄関ポーチを広くすると、その分アプローチや駐車場が狭くなってしまうこともあるため、敷地全体のバランスも踏まえて寸法を決めましょう。

使いやすい動線をつくる

使いやすい玄関ポーチをつくるためには、実際に出入りするシーンを想定して効率的な動線を確保するのも大切なポイントです。

例えば、車を使う機会が多いご家庭では、通りへの動線にくわえて駐車場にも行ける2パターンの動線を設けると暮らしやすくなります。

カーポートから玄関ポーチまで屋根続きだと、車から荷物を出し入れするときに傘を差す必要がなく便利です。

また、アプローチや駐車場から玄関ポーチへの段差の有無も、計画段階で意識したいポイントです。

階段の高さや段数、スロープにできるのかなど、外構計画を含めて玄関ポーチへの動線を考えてみましょう。

注文住宅の外構計画については、こちらのコラムもご覧ください。

 

照明計画で夜間も明るい空間にする

照明の種類や数、配置などを考え、夜でも明るく使いやすい玄関ポーチをつくりましょう。

例えば、壁面に付けるブラケットライトと、天井のダウンライトでは、光の広がり方が変わってきます。

夜間に帰宅したときに足元がしっかり見え、防犯面の不安を減らせるように玄関ポーチ全体を明るく照らす必要があります。

また、設定した時間に自動点灯するタイマーや、人の動きを察知するセンサーライトなどを使うと、スイッチ操作が不要で消し忘れもなくなるため便利です。

ポストや宅配ボックスを適切に配置する

郵便物や宅配便を受け取れるポストや宅配ボックスを、玄関ポーチから使いやすい場所に配置するのも大切なポイントです。

例えば、玄関ポーチからポストまで遠いと、郵便物を取りに行く動線が長くなり、雨の日に傘を差すのも不便です。

玄関ポーチから手が届く位置ならスムーズに使えて、体や郵便物が濡れるのも防げます。

おしゃれな玄関ポーチのつくり方

新築住宅のおしゃれな玄関ポーチ

ファサードの印象を左右する、玄関ポーチをおしゃれに仕上げるためのポイントもチェックしていきましょう。

外観全体とのコーディネート

デザインを具体的に考える前に、まずは外観全体の方向性を決めてトータルコーディネートしましょう。

玄関ポーチ単体をおしゃれにしても、外観とテイストが合わないとちぐはぐな印象になってしまいます。

モダン・ナチュラル・和モダンなどテイストを決めて、建物全体と玄関ポーチを1つの世界観で統一するとおしゃれな住まいになります。

こちらのコラムで注文住宅のデザインの種類や決め方について解説していますので、参考にしてみてください。

 

屋根のつくり方や素材

玄関ポーチの屋根は、外に付けるのか、2階やバルコニーの下に納めるのかで印象が変わる部分です。

外壁から屋根を張り出すと、玄関まわりに陰影が生まれ、ファサードのアクセントにしやすいです。

ただし、屋根を大きく張り出す場合は支える柱が必要になることもあります。

一方、2階やバルコニーの下に玄関を納めると、外壁のラインがそろい、シルエットがシンプルですっきりした印象になります。

箱型のシンプルな外観と相性が良く、屋根を別に設けない分、コストも抑えやすい方法です。

また、屋根を外に付ける場合は、素材によって玄関ポーチの印象や明るさが変わります。

例えば、半透明のポリカーボネートなら日中の光を取り込めて、金属はシャープな印象に仕上がります。

玄関ポーチのデザイン面の役割を考える

おしゃれな外観の住まいをつくるために、玄関ポーチを主役にするのか、引き立て役にするのか考えてみましょう。

ファサードをすべて目立たせるのではなく、主役となるアクセントを決めて、ほかの場所は引き立て役にするとまとまりのいい外観デザインになります。

例えば、玄関ポーチの壁だけカラーを変えてアクセントにする場合、ほかの場所はシンプルにした方が引き立ちます。

一方、玄関はあえて目立たせず、窓の配置や建物のシルエットでアクセントをつくるのも1つの考え方です。

面積の大きい床のタイルも、明るい色なら広く、暗いトーンなら落ち着いた雰囲気に見せられる要素です。

玄関を主役にするのか、ほかの部分へ役割を譲るのかは、素材やカラー選びの前に決めておきましょう。

おしゃれな玄関ポーチのある注文住宅実例

クレバリーホームが手がけた、おしゃれな玄関ポーチのある注文住宅実例をピックアップしてご紹介します。

実例①

おしゃれな玄関ポーチのある注文住宅

玄関ドアを外壁より奥まった場所に設け、ポーチのように仕上げた実例です。

屋根や庇を設けず、シンプルなシルエットのすっきりしたデザインに仕上げています。

▼実例を見る⇒case169

 

実例②

おしゃれな玄関ポーチの施工実例

玄関ドアを外壁のラインより奥に配置し、通りと駐車場の2方向に動線をつくったポーチです。

 

玄関ポーチのアップ

ブラックと木目調の外壁タイルを組み合わせ、玄関ポーチをおしゃれなアクセントとして活用しています。

▼実例を見る⇒case160

 

実例③

カーポート越しに見える玄関ポーチ

玄関ポーチの前にカーポートを設置し、雨の日でも濡れずに車に乗り降りできるようになっています。

また、ドアの正面に壁を設けて、家の中が見えずプライバシーを確保できるように工夫しています。

▼実例を見る⇒case150

 

実例④

おしゃれな玄関ポーチのある注文住宅の外観

玄関ポーチの庇を大きく出し、外観のアクセントにした実例です。

ポーチの上に設けた田の字型の窓や、外壁タイルの組み合わせなど外観全体のトータルコーディネートが光ります。

▼実例を見る⇒case145

 

実例⑤

おしゃれな玄関ポーチのある注文住宅のの外観

外壁のラインから玄関ポーチが飛び出した形状で、通り側に壁を設けることで外からの視線を遮っています。

機能性とデザイン性を両立させた玄関ポーチです。

▼実例を見る⇒case141

 

玄関ポーチに関してよくある質問

新築の玄関ポーチ

最後に、玄関ポーチに関してよくある質問にまとめてお答えします。

Q.玄関ポーチをなくすことはできる?

A.建築基準法上の設置義務はありませんが、庇だけは設けておくのがおすすめです

建築基準法などでは玄関ポーチの設置は義務付けられていないため、なくすこと自体は問題ありません。

ただし、ドアの上に何もないと雨が入り込み、玄関まわりの劣化が早くなるなどのデメリットもあります。

スペースの問題で大きな玄関ポーチをつくるのが難しい場合でも、庇だけは設けておくのがおすすめです。

Q.玄関ポーチを後付けできる?

A.庇を後付けする工事は可能です

住まいが完成した後で、アルミやガラス製の庇を外壁にビスで固定すれば後付けは可能です。

ただし、外壁の種類や構造によっては設置できない場合もあります。

また、外壁から1m以上張り出す庇や、柱で支える屋根は建築面積に算入される場合があります。

建ぺい率の上限近くで家を建てている場合は、後付けできないこともあるため、事前に確認が必要です。

まとめ

玄関ポーチは、ファサードの印象に大きく影響し、暮らしやすさにも関わる重要な部分です。

理想的な玄関ポーチをつくるためには、使い方をシミュレーションしたうえで、複数の要素のバランスを取る必要があります。

玄関の位置が決まったら屋根を付けるのではなく、間取りや外構計画と連動しながらトータルコーディネートするのがポイントです。

クレバリーホームは、全国のモデルハウスとWEBで、住まいづくりに関するご相談を受け付けています。

候補の土地の条件やライフスタイルをお伺いし、玄関ポーチを含めて住まい全体のアドバイスが可能です。

ぜひお気軽にご相談ください。

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