都市計画法で定められた準防火地域で木造建築物を建てる場合、2階建て住宅は延焼の恐れのある外壁や軒裏で30分以上の耐火性能を備えた防火構造であること、3階建て住宅は主要構造部も含め45分以上の耐火性能を備えた準耐火建築物であることが要求されます。クレバリーホームは外壁や主要構造部に耐火性能を重視した工法や防火認定部材を採用しているため、防火戸など政令で定められた防火設備を加えることで準耐火建築物にもオプションで対応できます。

クレバリーホームのタイル外壁は、下地材に防火仕様の窯業系タイルベースを採用しています。この窯業系タイルベースは表側が約800℃の高熱に20分さらされても、内壁側は手でさわれる程度の温度にしかならず、隣家火災による炎から住まいをガードします。万一外壁が破損しても、構造用合板、空気層、耐火性能の高い無機質繊維系断熱材、石膏ボードなどの複合壁構造が優れた耐火・防火性能を発揮し、類焼被害を最小限に食い止めます。さらに、屋根材にも陶器瓦や防火仕様のスレート瓦を使用することで飛来する火の粉による類焼も防ぎます。また、地震に伴って発生する火災では、外壁の損傷によって木部が露出し、耐火・防火性能が低下する場合がありますが、クレバリーホームは剛性の高いSPGモノコック構造で地震による建物の歪みを抑え、外壁損傷による類焼が起こりにくくなっています。
防火仕様の窯業系タイルベースは、約800℃の炎に20分さらされても、内壁側温度は30縲鰀35℃程度にしかなりません。



消防白書※によると、火災が覚知・通報されてから実際に消火活動が始まるまでの時間は約97%が15 分以内とされています。つまり、内部からの出火の場合でもこの15分間燃え広がりを抑えることができれば鎮火の可能性が高くなります。火災が起こった場合、火は空気の流れに沿って燃え広がっていく性質を持っています。一般的な在来工法の住宅では床下や壁内部のすき間、天井裏が火の通り道となる場合が多く見られますが、クレバリーホームでは根太レス工法の床など気密・断熱性の高い構造を採用しているため、床や壁を構成する部材が空気の流れを効果的に遮断して火災時の被害を最小限に抑えることができます。さらに、壁や天井の内装下地材には防火素材である石膏ボードを使用。石膏には結晶水と呼ばれる安定した状態の水分が約21%も含まれており、万一室内で火災が発生しても、この結晶水が水蒸気となって放出されることで温度の上昇を遅らせ、延焼防止に効果を発揮します。

① 根太のすき間を通って、炎が横に広がりやすい。
② 壁体と床との接合部にすき間があり、壁内部に炎が入り込み

①床梁と構造用床合板が密着した構造で、炎の広がりをブロック。
②壁体と構造用床合板をかみ合わせ、壁内部への炎の侵入を防止。

長く南北に延びる日本列島は気候の差が大きく、気候条件に応じた性能も求められます。クレバリーホームは、台風や積雪などの厳しい条件下でも強い耐久性 を発揮します。たとえば鹿児島など台風が上陸しやすい地域では、壁、屋根、床の構造全体で受け止めるモノコック構造がさまざまな角度から襲いかかる風圧をしっかりと受け止め、また、北海道など積雪が3縲鰀5ヵ月近くも続く豪雪地帯では、長期荷重による建物の変形をSPG構造が効果的に抑えます。さらに、地元を知り尽くした加盟店と最新の住宅技術を蓄積するFC本部が緊密に連携をとることで、その土地の気候に適した安全で快適な住まいを実現しています。
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