タイルメーカーの工場長を務める浩一(68)は
最愛の妻(百合子)亡き後、
家族の思い出の詰まった家に
ひとりで暮らしている。
一人娘・藍花(32)に「会わせたい人がいる」と言われ
渋々家に帰ると
藍花の彼氏・健太(36)が待っていた。
浩一は葛藤を感じながらも
「娘が選んだ人なら」と、健太に
あるメッセージを託して二人の結婚を許す。
数年後、あるきっかけで実家を訪れた藍花から
「家を建てることにしたから、
一緒に住まないか?」と話を持ちかけられ、
浩一は思い出の詰まった場所を
そう簡単に離れられないと断るが…
家族を想う気持ちが家になる。
人と人、そして家族のつながりを描いた
ヒューマンストーリー。
マドリード国際映画祭「外国語映画部門最優秀主演男優賞」
〜 受賞に際して 〜主演 奥田瑛二さんコメント