人は加齢とともに体格や体力、身体機能が変化していきます。そのため働き盛りの方にとってはごく簡単に行えることが、小さなお子様や年配の方には困難なことだったり危険なことである場合があります。
ユニバーサルデザインの家づくりとは、住む方の年齢や身体的な条件を問わず、だれにとっても安全で過ごしやすい生活環境を実現することです。クレバリーホームの住宅設計には、このユニバーサルデザインの発想が積極的に採り入れられています。

クレバリーホームは設計基準寸法に1m刻みのメーターモジュールを採用しています。そのため、旧来の半間(約90.9cm)を基準とする一般の木造住宅に比べ長さで約10%、面積では約21%も広い、ゆったりとした空間を実現することができます。たとえば一般木造住宅では6畳の和室が、クレバリーホームでは約7.2畳に相当する広さへ。さらに、毎日の生活の中で頻繁に使われる廊下、階段、トイレなどのスペースもサイズアップとなるので、将来のことを考えて移動を補助する手すりを設置しても十分な広さを確保できます。今の暮らしの快適さも将来の住み心地も考えたユニバーサルデザインを達成するために、メーターモジュールは不可欠な条件なのです。
メーターモジュールのメリットはほかにもあります。構造材などメートル単位の建材を使用する場合、尺モジュールでは1mあたり約9cmのムダが生じて加工などのコストが余分にかかる上、廃材量も増えるため環境への負荷も高くなります。材料をフルに活かせるメーターモジュールならこれらの問題も発生せず、合理的な家づくりを実現できます。


階段もゆったり。踏面が広く勾配もゆるやかになるためスムーズに昇降できます。


クレバリーホームでは、家庭内で日常的に行われる生活行動を安全性と快適さの両面から検証し、だれもが安心して使用できる住宅の開発に取り組んできました。まず、家庭内での事故につながりやすい要因を極力排除し安全性を高めること。そして、使われる方の年齢、体格、体力にかかわらず住宅内の機能を快適にご使用いただけること。この2つの視点に立ってユニバーサルデザイン を追求し、いつまでも過ごしやすい住まいをお届けいたします。

わずかな段差によるつまずきや浴室、階段などでの転倒が思わぬ事故を招くことがあります。クレバリーホームでは住宅内の安全性を高めるため、和室と廊下、和室と洋室 の敷居との段差を解消。さらに玄関、階段、トイレ、浴室など、年配の方や小さなお子様にとって負担のかかる動作がある場所には標準で手摺りを設置しました。
ドアや水栓のノブを回したり、指でスイッチを押したりという操作も、体力が低下している年配の方には難しい場合が あります。クレバリーホームではドアや水栓にレバーハンドル、スイッチ類にはワイドスイッチを採用するなど、操作を簡単にする工夫を採用。また、電気スイッチやドアのハンドルは小さなお子様にも届きやすい高さに設定しています。
玄関や階段、トイレ、浴室に手摺りを設置して動作を補助
通路面の段差は3mm以下に。
浴室にも段差レス仕様をご用意。(オプション)

手を添えるだけで操作できるレバーハンドル。
電気スイッチや機器類も操作のしやすさを重視。

厚生労働省の人口動態統計調査によると、2007年の1年間に家庭内の事故で死亡した人の数は全国で12,415人、その内の約45%が住宅に起因する事故で亡くなっています。また、住宅に起因する事故死者の約84%を65 歳以上の高齢者が占めています。事故の多くは浴室での事故や同一平面での転倒など、住宅購入時には気にならなかった小さな障害が、加齢とともに予想以上に大きな障害になることで発生しています。こうした事故を防ぐためには、家づくりの段階で将来の安全性までしっかりと見据えておくことが大切です。

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